- 販売開始日: 2023/02/24
- 出版社: 幻冬舎メディアコンサルティング
- ISBN:978-4-344-94160-1
金融商品として考える不動産投資
著者 中山田明
長期的な資産形成を実現するインフレ時代の新しい不動産投資戦略------------------------------------------------------投...
金融商品として考える不動産投資
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
長期的な資産形成を実現するインフレ時代の新しい不動産投資戦略
------------------------------------------------------
投資を始める目的は人それぞれ違い、株式や投資信託、債券、外貨預金、FXなど
投資対象となる金融商品にもさまざまなものがあります。
さらに、30年近く続いてきた世界的な金利低下のトレンドが底打ちし、
インフレ時代に突入しました。このような状況のなかで、
どのような資産運用が自分に適しているのかを見定めるのは簡単なことではありません。
本書の著者は「不動産×ファイナンス×AI」を駆使した独自の不動産投資サービスを展開しており、
長期的な資産運用を検討している人にとって最適なものが不動産投資だと言います。
その理由は不動産の賃料や価格は物価に連動して上昇する可能性が高く
インフレ時代の資産防衛に有効である、という点です。
一般的にインフレ時には不動産価格は上昇し、土地、投資用不動産、マイホームに関わらず価値が上がります。
預金などの金融資産は目減りする一方で、不動産であれば大切な資産を守ることができます。
また不動産は少ない自己資金で長期にわたり安定して賃料が得られるため大きな資産をつくることが可能です。
さらに、借り入れるローンに団体信用生命保険という特別な保険が付帯していることが多く、
生活を防衛する手段としても魅力だと著者は言います。
このように不動産投資は“攻め”と“守り”が同時にできることから、
不動産投資が最適な資産運用だというのが著者の主張です。
一方で、二つとして同じものがない不動産において、その価格が適正なのか、
将来どのようなリスクがあるのかを見極めるのは容易ではありません。
その不透明性がネックとなり、株式や債券などの金融商品と比較したときに二の足を踏む人が多いのも事実です。
しかし、この点についても著者は個別性の高さや情報の少なさをリサーチや分析で補うことができれば、
将来一定のキャッシュフローを生み出す不動産は安全な金融商品として考えることができると断言しています。
そこで本書では不動産投資のメリットに加え、著者が独自に開発した適正利回りと賃料から
不動産の理論価格を計算するスコアリングモデルについて解説しています。
長期的に安定した資産形成を実現したい人は必読の一冊です。
目次
- 第1章 中長期的視点で確実に資産を増やす不動産投資のメリット
- 1.これから訪れるインフレ時代の家計防衛
- 先行きの読めない時代へ
- 2022年12月の「黒田ショック」とは?
- 長期金利の上昇がもたらすもの
- 良い金利上昇と悪い金利上昇
- 日本は大丈夫なのか?
- 「失われた30年」の次にくるもの
- 2%程度のマイルドなインフレが続く可能性が大
- インフレ対策の代表が不動産
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
入門者のみならず不動産投資をされる全ての方にお勧め出来る、とてもバランスの取れた教科書。
2023/05/19 09:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ノンノ - この投稿者のレビュー一覧を見る
不動産バブルの再燃もささやかれる昨今、資産形成や節税、相続税対策などのメリットをうたった投資の勧誘が氾濫しており、判断に迷う。
著者は30年以上外資系・日系企業で不動産ファイナンスを手掛けてきたベテラン。豊富な実務経験に基づき「不動産のリスクとリターンを可視化し、安心して不動産に投資できる環境を作り出す」ことを目指しているという。
戸建てやアパート・マンションの一棟もの、区分マンションなど物件タイプごとの投資のメリットや注意点を丁寧に解説した上で、結論として、新築・地区浅の都心部の投資を勧めている。日本の人口が減少する中で再開発の進んでいる魅力的なオフィス街を中心とした近隣エリアがなぜ良いのか、論理的に解説されており、納得できた。
口八丁手八丁の刺激的な解説本と異なるところは、後段で示される「INVASE Pスコア」(価格・利回りシミュレーター)の存在である。
筆者らが開発した、日本初の不動産リスクを可視化するスコアリングモデルである「Pスコア」はインターネット上に無償で公開されている。物件の住所と面積・想定家賃などを入力すると物件の利回りや賃料の安定性、適正価格などを自動で算出してくれる。金融機関や不動産事業者の話を鵜呑みにせず検証する上でも非常に有意義だ。