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投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルが切実すぎる。読んでみると。本当にそれがきっかけだったんだなとわかるので、釣りとかではないです。面白かったです。ドラッグストアの化粧品コーナーと書店の文庫本コーナーは同じ(前者はメーカー別、後者は出版社別。なぜか著者名順ではない)というところでめちゃくちゃ笑ってしまった。そうだね。「スキンケア製品とギターエフェクターのビジネスモデルはほぼ同一」の例えも秀逸。美容を突き詰めていくと結局は健康に辿り着くという点にもしみじみ頷いた。
スキンケア 始めて人生 変わったよ
2023/11/01 22:30
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投稿者:清高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1.内容
著者の伊藤聡(そう)によると、電車の中で自分の顔を見たら、亡くなった父親が映っているように見えたことがきっかけでスキンケアに目覚めたという。実際にどういうスキンケアをしてきたのか、スキンケアをどう学んだのか、スキンケアを始めたことをきっかけとして、大げさに表現すれば人生が変わった様を描いたものである(例えば「黒、グレー、白、ベージュ」(p.180)以外の服などにも目が行くようになったこと(p.185)、「黒い革靴から脱却し、カラフルなスニーカーを少しずつ試」(p.192)すようになったこと)。
2.評価
(1)筆者が1.で書いたように、著者の体験記と読んでも興味深い。スキンケアを始めることによってここまで物の見方が変わるとは。筆者はアフターシェーブローションから化粧水に代えたことはあるが(p.18参照)、伊藤が書いたような変化は起こらなかった。
(2)もちろん、化粧品の選び方、メーカーの特徴、はたまた美容家や美容雑誌の紹介まである。本書読了後に実践すれば、スキンケアについてより理解できそうに思えてきた(本書読了時に実践しているわけではないので、本書の実践は各自の責任で)。
(3)以上の通りであるから、5点とする。
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・面白かった。
・女性達の、いつも持っているあのポーチへの憧れを語る所に凄くグッときた。そうなんです。僕も彼女達の語るスキンケアやメイクの語り口に憧れを抱いていました。めっちゃ楽しそう。
・著者の方への共感も相まって、自分も同じ「スキンケア」への冒険をしている気持ちになった。追体験させてもらった。(何かやらせてばっかりで申し訳ない気持ちにもなった)
・後半に出てくる女性達の「色への解像度」の話も、そう!と声が出た。
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加齢と不摂生で自分が親の顔に見えた日からスキンケアを始めた中年男性。私自身もメイクは全然しないし、スキンケアを始めたのもここ数年。だからか、素人の著書の言葉がとても素直に入ってきた。いくつか試してみたいなー。
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タイトルと表紙に惹かれて読んだ。
コロナによって在宅ワークを余儀された著者が顔の衰えに気づきスキンケアに目覚めるお話。
ドラッグストアでも化粧品売り場にいるのも最初は恥ずかしがっていた著者がデパコスまで出を出すほどになっていく様子が面白い
スキンケアをすることが健康への意識も働くということに気づく
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自分の思うことが言語化されているし、面白いし、何度も強く頷いてしまう一冊だった。
中年男性がスキンケアを始めて、何が変わったのか、何をえられたのか、スキンケアとは何かのかを語り、かつスキンケアへの愛も語っている。キラキラした化粧品たちへの憧れはわかる~と読みながら唸ったし、スキンケアはエフェクターと同じようの考えられる点については目から鱗であり、女性の苦労や悩みなどを知るきっかけにもなる部分もあるよなと改めて感じた。
自分も本格的にスキンケアを始めてからまだ日が浅い。これからも楽しんで、そして健康と綺麗な肌を自分のために維持する努力を怠りないようにしようと読みながら思う。世の男性方、楽しいぞ、この世界は。
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感想
ただのカッコウツケでない。大袈裟だが、自分の内面を探りどうなりたいかを知ることができる。ふざけているわけではなく、本当に起こる。
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タイトルが面白い。
男性にむけてスキンケアや美容のことを語る。
具体的な商品名がでていたり、美容への心持ちなど、興味深かった。
作者が本当に楽しそう。自分ももうちょっと関心もってみようかな。
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絵がいいんですよw
知らないことが多くて楽しい。
男性向けの本かなと思ったけど、女性でも参考になる。
自分を丁寧に扱う、忘れがちだけど大切なことだと感じた。
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化粧品のことを全く知らない人がかいた化粧品の本。わかりやすい。例えか秀逸。
当たり前にみていたがこんなに複雑だったのか。化粧品初心者にはいいかも。
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自分のためにスキンケアをすることを楽しみながら、無理なく続けていきたいと思った。昨日の自分より少しよくなれるから。少しでもきれいになれば、日々の満足感は増えるし、気分よく過ごせると思う。
不調をほっとくのは自由だが、自分をいたわってスキンケアしてみたらこんな変化があったよという本。
化粧水、乳液など普段何気なく使っているアイテムの役割を再確認できて良かった。
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男性美容とスキンケアの世界への入門書としてだけでなく、筆者・伊藤聡さんの未知なる世界へのフロンティア精神と探究心が大変素晴らしく、刺激されるものが大いにあった。まずはドラッグストアで普段通らない順路を通ってみようと思います。
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新しい世界の扉を開けたときのワクワク感が伝わってきて、とても楽しかった!
美容液が、「スキンケアの娯楽性、エンターテイメントの部分を担う」というフレーズに、確かに…!となった。伊藤さんの文化系ならではの例え話もおもしろい。
伊藤さんの周りの方たちもとても素敵。人の「やりたい」とか興味をただ受け入れること。すぐに茶化したり揶揄ったりしてしまうけど、本当に「毒」だ。
男性の良くない同調圧力…。なぜ全員で地獄に進もうとするのか。人生をもっと楽しく自由に生きるヒントをもらえた。
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著者が自分の顔に絶望してからスキンケアにハマるまで一直線でおもしろい。
めちゃくちゃハマるやん、この人。
スキンケア用品をエフェクターに例えるのもおもしろいし、男性ならではの視点すぎてびっくりした。
なるほど、これで男性は一気に理解しやすくなるぞ。
男性に比べて女性は身体に意識が向きやすいのは、生理があるからではないですかね。
肌トラブルも男性に比べてホルモンの影響を受けやすいと思うし。
それが小学校高学年あたりから強制的に始まり、50代くらいまで永遠と続く。ある日突然、自分の意志とは関係なく。
強制的に身体が変化し、その波が男性に比べて激しいから、美容や健康への意識を高めざるを得ないんだと思う。どうだろう?
にしてもノーマルな男性が純粋にスキンケアに興味を持つと、こんなにおもしろいのか。
表紙のイラストで勝手に中年だと思っていたが、実際20代30代ではなさそうだ。
そういう年代の方がスキンケアを知ろうとし、あれこれ調べて勉強して試して偏見なく文章に興しているのが新鮮でおもしろい。なかなか稀有な本だと思う。
なぜ美容をするのか。「昨日の自分より少しよくなれるから」
声優の杉田智和さんと同じこと言っててゾワっとした。
男性でスキンケアをやり始めると、感じることは同じになるのかしら。
私は女性だけどメイクをやりたくなくて、スキンケアも冬場の乾燥した時だけクリームを塗る、夏の日差しが強い時だけ日焼け止めを塗る、という体たらくで過ごしてきた。
最近になってようやく自分の顔が思ってるより老けていることに気付いて、焦ってスキンケアをしている。
そう、女性だからメイクやスキンケアをするのは当たり前では無い。
そんなところにまで気がつくとは、この著者、すごいな。
この感想、読みながら書いてるけど
この本読めば読むほどおもしろくて本当に声を出して笑う。
今美容雑誌のところを読んでいるんだけど、著者の熱が高まってるのが伝わってきて、もうおもしろくて笑う。
1人読みながらニヤニヤしてて大変やばい奴だが、もうおもしろい。
読み終えた。
もうニヤニヤが止まらない。おもしろすぎる。
最後に左利きに触れられてドキッとした。
そうそう、ファミレスのスープのレードルもボタボタ零すし、昔のハサミは切れないことがあるし、小学校でやる書道の半紙の左下に自分の名前を右手で書くことの辛さよ。
右利きには一生分かるまい。
そういうことを、「分かるよ」ではなく「こうなんだろうなぁ」と思いを馳せてくれることが嬉しい。分かろうとする姿勢を見ただけでなんだか報われた気分。いや、言うてそんなに大変なことじゃないんだけど。
なんとなく軽く読める美容系の活字本を求めて手に取った時、正直表紙のデザインとタイトルが長すぎて中身ペラペラなんだろうな、と思っていた。ごめんなさい。
全くもってそんなことなくて、自分にとっては当たり前なことが別の世界では全く違っていて、それを嬉々として取り入れようとする著者の姿が嬉し��ておもしろかった。
中身を忘れた頃にまた読みたい。そうしたらまたニヤニヤ笑えるから。
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ガラスに映った自分に、亡き父親や兄の面影を見つけて、自分の年齢を実感することがある。
胸騒ぎがして、体調管理をしはじめた自分をなぞるような本のタイトルに、強く反応してしまった。
へぇ、と思えるスキンケア製品を試してみよう。
英語の諺で、「うさぎ穴に落ちる」の語源は何だろうと雑談したばかりで、ここに解説があった。あとでそのアメリカ人に蘊蓄を垂れてやる〜。