- 販売開始日: 2023/03/10
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-901092-7
月印の御子への供物
おまえが嫌うとびきり淫乱な身体を俺達二人でたっぷり愛してやる―― 月印(げついん)の痣を持って生まれた赤子は、貧しい村に繁栄をもたらす――けれどその代償は、被虐と淫蕩に支...
月印の御子への供物
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商品説明
おまえが嫌うとびきり淫乱な身体を俺達二人でたっぷり愛してやる―― 月印(げついん)の痣を持って生まれた赤子は、貧しい村に繁栄をもたらす――けれどその代償は、被虐と淫蕩に支配された呪われた身体!! 村の宿命を担う絢都(あやと)は、代々の御子より特に淫乱な月印の持ち主だ。快楽を鎮めるため特例として佳孝(よしたか)と諒賀(りょうが)の二人の従者が付けられている。大事な幼馴染みを因習の巻き添えになんかしたくない――しかも18歳になれば、村人達の前で二人に抱かれる儀式が控えていて!?
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「では、散華の儀を執り行う」本文より。
2023/07/31 20:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
複数攻めと◯靡な因習が絡む「村BL」です。
ネタバレがあります。
●個人投資家で『夜者』の攻め・有島佳孝
●ECサイトを運営する『夜者』の攻め・吉井諒賀
●約八十年ぶりに『月印の者』として生まれた旅館を営む夜凪家の当主受け・夜凪絢都
○本編は受け視点、SSは三人による視点。
過疎化が進む『常師栄村』を治める夜凪家に、村と一族に繁栄をもたらす『月印の者』として生まれた絢都。そのため村の因習や村人からの期待と重圧、『月印の者』特有の体質に悩んでいました。そんな絢都の救いは「散華の儀」と呼ばれる儀式を、幼馴染みで気心の知れた二人が「夜者」として務めてくれることです。
そして高校を卒業した絢都は儀式に臨みますが・・・
村の繁栄を託された受けが役目を放棄し、因習を断ち切って攻めたちと自分らしく生きるお話です。
そして因習とBLとくればそう、不条理なエッチでしょう!
儀式のための開発、衆人環視3◯、モ◯レと二◯挿しと、シチュエーションの異なるエッチの数々。これだから「村BL」はやめられない(苦手な方はご注意を)。
笠井あゆみ先生の「信頼のエロさ&美し」いイラストも相性抜群でした。