掟上今日子の旅行記(文庫版)
著者 西尾 維新
「エッフェル塔を頂戴します。――怪盗淑女」大胆不敵な犯行予告を阻止するため、パリに招かれた忘却探偵の掟上今日子。しかし怪盗の真のたくらみは、今日子さん自身にエッフェル塔を...
掟上今日子の旅行記(文庫版)
商品説明
「エッフェル塔を頂戴します。――怪盗淑女」
大胆不敵な犯行予告を阻止するため、パリに招かれた忘却探偵の掟上今日子。
しかし怪盗の真のたくらみは、今日子さん自身にエッフェル塔を盗ませることで……!?
奪われた記憶と華麗なる罠。
助手役を担う隠館厄介は、怪盗の魔手から今日子さんを救えるか!?
大人気「忘却探偵シリーズ」第8弾!
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☆掟上今日子の旅行記☆
2024/07/03 22:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
忘却探偵《掟上今日子》シリーズの第8弾です。
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隠館厄介は、勤め先である旅行代理店でまたしてもトラブルに巻き込まれ、仕事を馘首される。退職金代わりにもらったパリ行きの航空券、これを利用して、一人旅に出ることに・・・ ただ、その旅先のパリの空港で、今日子の姿を目にする。本人であることを確認しようと、今日子の後を追い始めた厄介は、逆に本人に見つかってしまい、成り行きで今日子の助手を務めることになった。彼女がパリに来た目的は、「エッフェル塔を盗む」という《怪盗淑女》の犯行予告を阻止してほしいとの依頼によるものだ。今日子は、自分がパリにいる間に眠って記憶を失うことがないようにと、厄介に協力を要請。しかし、厄介と離れて部屋に戻った隙に、今日子はベッドで眠り込んでしまう。案の定、厄介の前に姿を現した今日子は記憶を失っていた。厄介が助手であるという事実だけは、契約として体に書き残したメモにより理解していたが、今日子は、厄介に対して自分が怪盗であると名乗ったのだ! 不審に思った厄介が今日子の腕を確認すると、本来「探偵」と書かれているはずの部分が「怪盗」に書き換えられていた! 怪盗であると上書きされてしまった今日子は、エッフェル塔を盗むための策略を本気で考え始める・・・
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それにしても、掟上今日子、不思議な存在です。