読割 50
電子書籍
仮題・中学殺人事件
著者 辻真先(著)
推理小説の歴史をひもとけば、『黄色い部屋の謎』や『アクロイド殺害事件』のように、犯人の意外性で売り出した名作があまた存在する。ところがこれまで、どんな物語にも不可欠な人物...
仮題・中学殺人事件
仮題・中学殺人事件 新装新版 (創元推理文庫)
商品説明
推理小説の歴史をひもとけば、『黄色い部屋の謎』や『アクロイド殺害事件』のように、犯人の意外性で売り出した名作があまた存在する。ところがこれまで、どんな物語にも不可欠な人物であるのに、かつてこれを犯人に仕立てた推理小説というのは、ただの一編もなかった。読者=犯人である。そのことに気づいた、推理作家たらんと志すかけだしのぼくは、犯人を読者に求めようとしたのだ。そう、この推理小説中に伏在する真犯人は、きみなんです!――推理小説の仕掛け人・辻真先の出発点となった名作登場。/解説=桂真佐喜
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紙の本
犯人は読者!! 今なお瞠目のスーパー&ポテトシリーズ第1作
2023/12/20 08:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
何と言っても、発表から50年を経た今でも耳目を集める読者が犯人という趣向が素晴らしい。半世紀前には斬新だったアイデアや設定でも今は陳腐化しているものが殆どだというのに。
それだけこのアイデアの実現のハードルが高く、そして本作がその難関を鮮やかにクリアしている証左でしょう。
このメインアイデア以外の部分も、著者のミステリ愛が感じられるトリックとストーリーはミステリファンの琴線に触れること請け合いです。
電子書籍
推理
2023/11/21 16:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
一緒になって推理してみようと思いましたが、かもめの件とかもですが知識がないと難しくって結局最後読むときまで犯人わからなかったな・・・。