斬新 THE どんでん返し

投稿元：

レビューを見る

タイトルどおり
どんでん返しを集めたアンソロジー。

「踏み台」芦沢央
「おれ以外の奴が」阿津川辰海
「遣唐使船は西へ」伊吹亜門
「雌雄七色」斜線堂有紀
「人喰館の殺人」白井智之

最初からどんでん返しがあるもの、という
前提で読み進めながらも楽しく読めました。

芦沢さん目当てで読んだので安定の面白さ。
しかし、主人公の顛末は自業自得にしか思えないので、
何を感傷に浸っているのだ、と思ってしまった。

「おれ以外」はハードボイルドで良かった。
主人公がやられてしまうのか？と
ヒヤヒヤしていたけれど、セーフ。
でも、最後はちょっと哀愁。

「遣唐使」は、今までみたことのない時代背景で
描かれたミステリー。犯人もこの話ならではの、でした。

「雌雄七色」
なるほどーと、なんとなく読み終えましたが、
改めて正しい順番で読んだり、最初のメールを
読み返してみたら、ああ…と思う…良作でした。

「人喰館」
よくできているけれど、エログロがきつくて
読み進めるのがきつかったです。最後まで。
復讐方法でぎょっとした時点で止めておけばよかったかも。展開は意外で面白い。でもえぐくてきつい。

投稿元：

レビューを見る

5話中3話のみ読破。
歴史小説とグロいのは苦手なので
パスしました。
芦沢央さん釣りで読んだけど
他の新しい作家さん開拓には
ならなかった。

投稿元：

レビューを見る

どんでん返しといえばどんでん返しだったけど、期待してたほどおお〜とはならなかった。
普通に面白く読めた。
「雌雄七色」は今っぽい感じだと思った。
「人喰館の殺人」はちょいエログロ要素を含みつつミステリーとしてしっかりしていたのが面白かった。

投稿元：

レビューを見る

好きな作家さん多めで良かった！
そこまでの斬新などんでん返しとはいかなかったけど、でも普通に短編ミステリ的には満足。
そしてやっぱり白井智之さんの作品好き。

投稿元：

レビューを見る

グロくてロジカルな多重推理…白井智之さん本領発揮の「人喰館の殺人」が抜けていた。次点で伊吹亜門さんの「遣唐使船は西へ」。あとはインパクト弱し。

投稿元：

レビューを見る

ジャンルの違う確かに斬新などんでん返しがあった。

ただ、作品によっては
読みづらい、きついと思うものもあるかもしれない。


雌雄七色は読み返してしまった。
短いのに1度では吸収できない内容、作りだと感じた。

投稿元：

レビューを見る

2023.05.02
どれも読み応えあり、コスパ良し。
私は白井智之に驚いた。初めて読んだ作家なので。

投稿元：

レビューを見る

阿津川辰海のおれ以外のやつがが良かったです。
白井智之の人喰館の殺人は相当グロテスクな作品ですが先が気になりサクサク読み進められました。

投稿元：

レビューを見る

タイトルにこれでもかという感じの修飾子でどんでん返しと付いていると、作家さん書きづらいのかなと思いましたが、
十分楽しめます。ちょっとエログロありますが。
雌雄七色は順番に並べられない私には少し難しかったです。

投稿元：

レビューを見る

「踏み台/芦沢央」
「おれ以外のやつが/阿津川辰海」
「遣唐使船は西へ/伊吹亜門」
「雌雄七色/斜線堂有紀」
「人喰館の殺人/白井智之」
どんでん返しをテーマに描いた五話収録のミステリーアンソロジー。

どんでん返しは大好物。
ましてタイトルに『斬斬』とあれば嫌でも期待値が上がる。

ただ時代物やエログロまで作家さん其々の個性は感じられたが、どんでんと言う程の衝撃はなかった。

一番面白かったのは芦沢さん。
人気アイドルグループに所属するみのりがストーカーへと変貌した元彼を陥れる策略を練るが、思わぬ所に落とし穴が。

上には上がいた。

投稿元：

レビューを見る

五つのどんでん返しの物語。
どんでん返し度はやや低めな印象。映像を思い浮かべたくないものもあり、個人的にはあまり好みではなかったかな。