紙の本
頭のいい人について
2023/09/01 23:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ライル - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者自身のコンサル経験で得た知見を纏めた本でとても為になる内容だった。7つの黄金法則を意識して、自分の仕事に役立てたいです。
紙の本
実用的で日々にも役立つ本
2023/07/03 09:03
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:狐狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
頭が良い人の話し方や思考の過程から結果までをまとめた書籍でした。序盤で頭が良い人と勉強が出来る頭の良い人の違いなども解説しており、丁寧で緻密な分析がなされている書籍です。
強いて言えば、内容が深く厚みがあり、レイアウトやデザインなど読みやすさに欠けているため、じっくりと読む時間を設けるのが良いかもしれません。
一気に読むより、一つ一つを理解しながら読むのに向いています。また、実用的でもあるため、思考法や対人関係にも役立つ書籍でした。
電子書籍
役立ちそう
2023/09/01 00:15
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
感情的になってはいけない……これは、兵庫のどこかの元、市長さんとか、元衆議院議員の「ちがうだろー」の女性に、読んでいただきたい部分です。その箇所だけではなく、人の心を動かすには、思考の高め方がポイントなど。
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・感情的になったらその時点で負け
・怒りや恐怖など強い感情にとらわれると、愚かな行動に走りやすい
・すぐに口を開かずに、自分の発言で相手がどう反応するかいくつかのシナリオを比較検討することで「遅い思考」を働かせる
・最初に発言した人は、発言が稚拙だったとしても、会議を活性化させ、最終的に新しい施策にたどり着くきっかけを作りました
・議論はしても、勝ち負けにこだわらず、議論を前に進め、仕事を進捗させることを意識する。人と闘うな、課題と戦え。
・ちゃんと考えて話すというのは、“相手のいっていることから、その奥に潜む思いを想像して話す”ということ
・話す前にちゃんと考えるということは、自分の知識の披露ではなく、“これから話すことは本当に相手のためになるのか”という視点を持つこと
・あえて自分に都合の悪い情報に当たることで思考を掘り下げ、話を深くすることができる
・相手が受け取る言葉の意味を想像し、できるだけ定義の齟齬が出ないように話す
・「結論から言え」というのは、本質的には、自分がしたい話ではなく、相手が聞きたい話を最初にしろということ
・人は、出された質問が難しいと、それを簡単な質問に置き換えてしまう
・「うまいことを言おう、悩みを解決してやろう」と思いながら聞くことは多くの場合おせっかいであり、相手からは自己中心的に見える
・コミュニケーションの醍醐味は、一緒に思考を掘り下げることで、一人では気づかなかったことに気づくこと
・会話が途切れそうになった時
- 何をしたんですか?(過去の行動)
- その時どんな状況だったんですか?(状況の深堀)
- その状況でどうしたんですか?(行動の深堀)
- その結果どうなったんですか?(成果・結果の深堀)
- 今度仮に、こういう状況になったらどうしますか?(仮定の状況における行動)
・ちゃんと考えて質問するというのは、質問する前に、相手の立場に立ち、仮説をもって質問すること(もし仮に私が●●の立場だったら…)
・教わり上手は一度に一つのことしか聞かない。逆に教わるのが下手な人は相手の都合を考えず、質問を畳みかけてしまう
・言語化するコストをだれが払っているかを意識せよ。言語化コストをこちらが負担することで、相手に「サービス精神があるな」と思ってもらえる
・再定義:○○ではなく、△△である という言葉で表現する
・よい○○、悪い○○
・提案より共感が大事
・本当に価値のあるものは100%の賛同は得られない
・課題は聴くのではなく、言い当てるもの。言い当てるには経験・知識がいる
・人はそんなに早く育たない。簡単に手に入るものに、人は重きを置かない
・小さな商品で、顧客と接触する頻度を高める
・常に継続、安定収入化を考えること。営業は不要にする
・仕入れ科目は、決算時に繰り越し商品とする
・リスク管理は、経験が何よりモノを言う領域
・知的な驚きを創り出すことが大事
・豊かさ、成功に伴うコストは意外に大きい
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考えることの本質をついた良書でした。
思考を整理してから話す。
なかなか、慣れるまでは難しいものです。
頭のいい人は、相手が何を知りたいのかを考えて話をします。自分が言いたいことではなく、相手が知りたいこと。
殊にビジネスの現場では、結論から話すことが求められますが、まさに結論は何かをまず考えて話す。
当たり前ですが、テンパると出来ていない人もちらほら。事実と意見も分けましょう。基本ですが大切です。
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・正義感からの行動でも冷静さを失ってはいけない。切れる人には理由はどうあれみな近寄りたくない。また怒っている時には頭が悪くなる。怒りや恐怖など強い感情にとらわれると愚かな行動に走りやすい。→だからとにかく反応しないこと。
・承認欲求をコントロールできるものがコミュニケーションの強者になれる。結果を出した上で他者に親切にできる人が信頼される。人が他人を承認したくなるのは親切にされた時だから。
・脳は勝手に都合よく置き換える。人は出された質問が難しいとそれを簡単な質問に置き換えてしまうから。《メモ》それを回避するためには一つ一つの言葉を正しく定義付けしていくことが必要?
・作者の体験談。学生時代の恩師に「もし今人生がそれほどうまくいっていないと思うなら人の話をよく聞くだけで人生好転するよ」と教わったそうだ。
・知的で慕われている人の聞く態度。
1否定も肯定もしない
2相手を評価しない
3意見を簡単に言わない
4沈黙はOK
5自分の好奇心を総動員する
・相手の話を引き出したい時、プライベートで会話を盛り上げたい時の万能質問5つ。
1何をしたんですか
2過去の行動その時どんな状況だったんですか
3状況の深掘りその状況でどうしたんですか。(行動の深掘り)
4その結果どうなったんですか(成果・結果の深掘り)
5今仮にこういう状況になったらどうしますか(仮定の状況における行動)
・「コミュニケーションコスト」を意識する。「言語化する」というコミュニケーションにおいて、相手にもコストを負担させない。例えば、「とりあえず電話」という人は相手に言語化のコミュニケーションにおけるコストを相手にも負担させている。そしてコストを相手に支払ってもらっている限り、頭のいい人として認識されることはない。逆に言語化コストをこちらが負担することで「サービス精神があるな、できる人だな」と思われる。
・プロフェッショナルは自分の思考回路を言語化できる。言語化なしには繰り返し高度な作品をアウトプットすることはできないから。たまたま言語化なしで、いいアウトプットができても、そういう人は一発屋と呼ばれる。
・アウトプットの質が高ければ人の心を動かす。「ちゃんと考える」とは人を動かすアウトプットを生み出すということ。
《感想》日常で何気なく行っている「話すこと」。少し工夫したり、立ち止まって考えるだけで仕事がしやすくなる。特に印象に残ったのは「コミュニケーションコスト」。誰かに相談するとき、打ち合わせするとき、こちらが準備万端で臨むと、確かに話が早くまとまる気がする。逆に漠然としかアイデアがなくて相談に持ち込んでも、お互いの時間を使ってしまうだけであまり話が進まない時が多い。
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第1部の「怒っているときは頭が悪くなる」は印象的だった。常に冷静でいられるよう気をつけよう。また最終章で言語化の重要性を改めて確認できた。
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ベストセラーとなっており、評判が高かったので購入。
ベーシックな考え方を起点にテクニカルな分もカバーされ、コミュニケーションのために大事な事柄が書かれている。
大変参考になるとともに、しっかり身に着けたいと思った。
本書のエッセンスを意識したアウトプットを習慣化したい。
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面白い、やすごい!など平易な言葉で感想をまとめただけでは何も残らない…
質問・・・「わからない」に至った経緯を話すことで、「何がわからないかわかる」につながり、的確な助言得られる
ちゃんと考えるとは、突き詰めれば、人を動かすアウトプットを生み出すということ
なかなか相手の立場に立って質問したり答えたりするのは容易ではないが、よく話を聞く、相手の言語化コストのことを考え、仕事中はなるべく電話を控え、自分が言語化コストを負担するメールを多用した方がいいのかなとか勉強になった。
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かねてより、自分の話には重みや説得力がないのかなあという思いがあり、また、コンサルに転職してからは職業柄、周りが何せよくしゃべるので、どう存在感を出すかヒントが欲しくて購読。
「他者は褒めつつ、自分は「なんでもない人間です」という顔をするのが、コミュニケーション強者の態度」「コンサルタントはアドバイスする職業ではなく、交通整理する職業」ということであれば、自分にもできるし、むしろ一線を画することができるかもしれないと励みになった。
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とてもわかりやすい。これを読むと自分を含め多くの人がいかに「考えずに」話しているかがわかります。
おすすめです。
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まさしく、「ちゃんと考えた?」と言われることがあるので読んでみた。
本当、上司に相談しようと思って話しても、うまいこと言葉がでてこなくて本当、ひどいなと自分で思う事がある。
全体的に読みやすかったし、納得感もあった。
当たり前なことだかもしれないけど、話す前にはちゃんと相手のことを考えるということが大事なんだろうなと。
ただ、「青の服と白い服どっちがいいと思う?」という質問にたいして、「それぞれ、どこがいいと思ったの?」と質問を質問で返すのは、個人的にはありだと思うけど、人によるんじゃないかと思う。
うちの母親は、質問を質問で返すと怒ることがあるし(その影響で、じゃっかん質問を質問で返すことにはじゃっかんのトラウマとなってる…)。
オウム返しのテクニックは、時に相手をバカにしているように思わせてしまうというのは本当にそうだよなと思う。これも、うちの母親との会話でやったら怒らせてしまったことがあるので…。
言葉の定義を正しく把握するのは確かに大事だと思うけど、これも難しいよね。自分が言葉の定義をはっきりさせようとしても、「そんなん言わなくても分かるやろ」とか言われてしまったりすることがある。
話を聞いているのに聞けない人というのは、自分もそういうことがあるので、何とかしたい。本当、人の話を聞いているのに、意識が別の方に行ってしまって聞いてなかった部分があるのだけど、本当、どうしたらいいのだろうかと思う。
最近は、意識をたもつために、頭の中で相手の会話を反芻するようにしたりしてるけど、これがいいのかは分からない。
5種類の質問の話は、覚えておきたいと思った。
導入質問の「過去に行った行動についての質問」と「仮定の判断状況に基づく質問」の2つと
深堀質問の「状況に関する質問」「行動に関する質問」「成果に関する質問」の3つ。
人と話すときに意識したい。
本題と関係ないけど、「小並感」という言葉が「小学生並みの感想」の略だということを初めて知った。なんとなく意味はしってたけど、てっきり「小並」という言葉があるのかと…。
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話し手・聞き手両方の立場で考えるべきことのエッセンスが書かれていて、みんながこれを実践したら、ビジネスに限らずもっと物事が円滑に進むんだろうなと思いました。
キャッチーにするために「頭のいい人」というワードが使われていますが、さらに言い換えると「信頼してもらえる人になるには」というところに重きを置かれているように感じました。
・他人は自分がわかる範囲でしかモノを聞いていない
・だから、相手のことを考えて、聞きやすく理解してもらえる言葉で伝える努力が必要
・自分がどう返すかを考えながら他人の話を聞かない
・安易にアドバイスしない
・とにかく分解&整理!
仕事をしていると、「え、なんで曲解されるの?そんな風に言ったつもりないのに」ということが多々ありますが、自分にも結構原因があったなと反省。
その反省を活かしてこの間後輩に指示出ししてみて良いリアクションをもらったので、「よしよし、いい感じに伝わったぞ」と思ったのですが、その後私の予想外の動きをされてしまったので、まだまだ鍛錬が足りないなとさらに反省しているところです。
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◆知性と信頼を同時にもたらす7つの黄金法則
①とにかく”反応”するな
②頭のよさは、”他人”が決める
③人はちゃんと考えて”くれてる”人を信頼する
④人と闘うな、”課題”と闘え
⑤伝わらないのは、話し方ではなく”考え”が足りないせい
⑥知識は”誰か”のために使って初めて知性となる
⑦承認欲求を”満たす”側に回れ
◆話が浅い人
・根拠が薄い
・言葉の意味・定義をよく考えずに使う
・成り立ちを知らない
↑
話を深くするには
・自分の意見と真逆の意見も調べる
・統計データを調べる
◆思い込みが強いと頭が悪く見える
→誰もが持つ認知バイアスに意識的になる
→確証バイアス : 見たい世界しか見ない
→後知恵バイアス : 「そうだと思ってた!」
◆結論から話す、とは
・なぜ結論を述べることができないのか?
→重要な情報とその他の雑多な情報を分けられていないから
→簡単な方法は、相手の求める「結論」を聞いてしまう
→自分のしたい話ではなく、相手が聞きたい話をする
・結論から話す=相手の聞くスイッチを入れる
◆整理しながら聞く
①ゴールの確認
②考えていることを聞く
③話を整理して相手の意思決定を助ける
◆構造化面接
《導入》
・何をしたか?(過去の行動)
・仮にこうなったらどうする?(仮定の状況における行動)
《深掘り》
・どんな状況?
・その状況でどうした?
・その結果、どうなった?
◆教わる技術
・一度にひとつのことだけ聞く
・目的を知らせる
・要素分解して具体的に聞く
・今までにやったことを全て伝える
◆”とりあえず電話”が失礼な理由
→「言語化」というコミュニケーションにおいて最も労力のかかるプロセスを、相手にも負担させている
→メールの場合、自分で話をまとめる必要がある
◆インパクトを残す言語化の型
=再定義(実は、お好み焼きは蒸し料理である)
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「アジャイルサムライ」を検索したのに、なぜかこの本が二番目の表示に(笑)表題は面白そうだけど、ある方の感想を聞くとあまり(新しい)内容はない当たり前のことしか書いていない印象だけれど、、、でも皆無ということはないはず!機会があったら借りて来よう。