- 販売開始日: 2023/04/28
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-901097-2
死神と心中屋
誰もが匙を投げる質の悪い悪霊も、たった一晩で成仏させてしまう――霊を抱きしめて眠ることで除霊する、異端の霊能力者・伏原(ふしはら)。厄介な案件に限って現れるのは、現場から...
死神と心中屋
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商品説明
誰もが匙を投げる質の悪い悪霊も、たった一晩で成仏させてしまう――霊を抱きしめて眠ることで除霊する、異端の霊能力者・伏原(ふしはら)。厄介な案件に限って現れるのは、現場から遺品を収集する古物商の吉岡(よしおか)だ。「死人なんかと寝ないで、僕にしときなよ」と会うたび口説いてきて…!? 霊を誘惑して成仏させる「心中屋」と、現場で必ず死人が出る「死神」――災厄級のコンビが挑む、前代未聞の悪霊退治!! ※口絵・イラスト収録あり
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バディ萌え抜群な、オカルトBL
2023/05/15 10:42
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったーー!
キャラ・ストーリー全てが好みすぎて、めちゃくちゃ楽しめました。
「一緒に逝こう」と霊を誘惑して成仏させる≪心中屋≫こと死にたがりな除霊師・伏原(受)と、曰く付き物品を収集する≪死神≫の異名を持つ古物商の吉岡。
他の同業者が匙を投げるような質の悪い悪霊も、たった一晩で成仏させてしまう…性格も性質も正反対な最強バディに激しく萌える、オカルトBLです。
本格的なホラー描写にゾクッとしつつ、飄々として掴みどころのない吉岡さんと、そんな吉岡さんをツンツン態度で受け流す伏原君のコミカルなやり取りにクスッと笑えて、ホラー展開もそこまで怖くならずに楽しめました。
普段は飄々として気障な吉岡さんですが、実は世話焼きで無気力な伏原君を常に心配し、心中屋な伏原君を死なせまいと隠れて必死に手を打つスパダリ感が堪りません…!
一方、そんな吉岡さんを「うぜぇ…」と嫌う伏原くん。
吉岡さんには常にツンツン冷たい態度ですが、後半では形勢逆転!
死にかける吉岡さんへの怒りや、幽霊への嫉妬心を露にする様子に萌え転がりました……
ツンツンからのデレが凄い……
デレ全開で甘える伏原君は無自覚煽りの天才です…!
本格ホラーも楽しめるストーリーは申し分なく、除霊仕事を通してゆっくり距離を縮めていく凸凹バディな2人の関係性に大変萌える作品でした。
【バディ萌】な方に是非!
心中しようとする心持ち
2023/09/11 06:49
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
心中屋の二つ名を持つ拝み屋伏見と
死神と呼ばれる古物商の吉岡の物語
オカルトBLかと思いますが、あまり怖くないです。
オカルト要素と伏見の「霊と心中しよう」とする痛さを
あまり深追いせずに中庸に描いているなぁというのが感想
あとがき読んだら「少し不思議くらい」「そんな塩梅」と書いてあったのが
なるほどって思えるテイストでした。
個人的好みとしては、もう少し怖いのも痛いのも深くしても良かったのではと思います。
作者さんの作品だったので、という先入観があったための感想かもしれないですけれど。
二人が交歓するシーンが騒がしくなく読み手にじんわりとしみ込んでくるような様が
とても良かったです。
これは作品全体が中庸な効果かと思うので、加減って難しい
伏見の加護の件はちょっと唐突だったと思うのでここはやはりもう少し必要かと思う。
呪殺されかかって自分に目覚めた吉岡は、伏見に一目ぼれだったんだよね。
吉岡については最初から大型わんこの気配しかしなかったです
玄翁(この名称久々に見ました)持ち歩き振り回すのが良かったです。
(オカルトの世界に物理的打撃が加わる感じは好き)
☆3.5