背高泡立草
著者 古川真人
「別に良いやん、草が生えてたって。誰も使わんっちゃけん」大村奈美は、不機嫌だった。何故空き家である母の実家の納屋の草刈りをするために、これから長崎の島に行かなければならな...
背高泡立草
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商品説明
「別に良いやん、草が生えてたって。誰も使わんっちゃけん」大村奈美は、不機嫌だった。何故空き家である母の実家の納屋の草刈りをするために、これから長崎の島に行かなければならないのか。吉川家には〈古か家〉と〈新しい方の家〉があるものの、祖母が亡くなり、いずれも今は空き家に。奈美はふと気になって、伯父や祖母の姉にその経緯を聞くと、そこには〈家〉と〈島〉にまつわる時代を超えた壮大な物語があった――。第162回芥川龍之介賞受賞作。書き下ろし短編「即日帰郷」も収録。
目次
- 背高泡立草/即日帰郷
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意味はあるのか
2025/03/27 12:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
特にこれといった点のない作品。
でも、それがいいところなんだろう。
ページいっぱいに文章が載ってる感じ。
魚偏に養で「フカ」だと初めて知った。
可もなく不可もなく
2023/08/16 04:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K.ザムザ - この投稿者のレビュー一覧を見る
特筆すべきところはない。長崎のある納屋にまつわる記憶が語られていく連作短編集のような形式で、それぞれの話はちょっと愉快だったりハートフルだったりするが、いい話だなあというくらいの気持ちにしかならない。