あつあつを召し上がれ(新潮文庫)
著者 小川糸
この味を忘れることは、決してないだろう――。10年以上つきあった恋人との、能登へのお別れ旅行で味わった最高の朝食。幼い頃に、今は亡き母から伝授された、おいしいおみそ汁のつ...
あつあつを召し上がれ(新潮文庫)
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商品説明
この味を忘れることは、決してないだろう――。10年以上つきあった恋人との、能登へのお別れ旅行で味わった最高の朝食。幼い頃に、今は亡き母から伝授された、おいしいおみそ汁のつくり方。何年か前に家族みんなで並んでやっとありついた、天然氷でつくった富士山みたいなかき氷……。ときにはほろ苦く、ときには甘く優しく、身も心も温めてくれる、食卓をめぐる7つの感動の物語。(解説・松田哲夫)
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おいしいものは、ゆっくり味わって
2020/02/17 09:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あつあつを召し上がれ」というタイトルのわりには、
最初の一篇は、かき氷。
でも、かき氷だけど、あたたかい。
7つある短篇は、どれも(風変わりなのがひとつあるけど)
あつあつの料理の味わい。
おいしいものは、ゆっくり味わっていただきましょう。
一日にひとつずつ。
舌の上でころがすように、じっくりいただきました。
ごちそうさま。
おいしゅうございました。
食卓が目に浮かぶよう
2015/02/01 22:29
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶろっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小川糸さんの料理にまつわる小説を集めた短編集。作者の描く食卓はどれもリアルで文章越しに美味しそうな料理の数々が目に浮かぶようだ。この本の中ではそれらの料理を囲んで、ときにほっこりと温かく、ときにほろりとさせられる7つの物語が繰り広げられる。
どの短編も面白かったが、中でも『こーちゃんのおみそ汁』は、旅行雑誌に掲載されていたときに偶然目にして涙してしまった一編。料理を教わることでこーちゃんが成長していく姿に心を打たれずにはいられない。
料理の裏には料理をつくる人が食べる人の健康を祈る気持ちがこもっていると知り、料理について深く考えさせられた一冊だった。
夜中に読んではいけません
2022/08/13 06:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
食事のシーンの割合が多くて、味だけじゃなく
見た目も、温度も、質感までも感じられる表現に、
食欲がグイグイ刺激されます。
夜中に読んではいけません。
おいしそう
2017/10/21 22:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
シチュエーションは様々だけど、どの料理もとてもおいしそうだった。どの料理もそれぞれの大事な瞬間に寄り添っているような優しさを感じた。
短編7つ
2024/11/15 23:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
死ぬためパリへ豚と…なんていうのもありましたが、だいたい、美味しいお話が多かったです。さよなら松茸、の恋人との別れは切なかったし、こーちゃんのおみそ汁では、父と娘のお話。そして、いとしのハートコロリットは、おばあさんの…どれも美味しい!
あつあつを召し上がれ
2022/04/14 06:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あつあつでは無い物も出て来ましたが、全般的には面白かったです。
ただ「ポルクの晩餐」はちょっと意味が分からなくて、他のお話の余韻も飛んでしまいました。
それが残念。
美味しそうだなあ
2021/08/12 14:36
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
料理が目に浮かぶよう。
松茸が特に美味しそうだな。
グジの頭の味噌漬けも気になる。
料理の食べ方に人が表れるんだね。
ほんわか
2019/06/10 20:11
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投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体的にほわっとあたたかい短編集で、安心して、ゆっくり読める。別れの食事とか、切ない話もあったけど、よかった。