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メメンとモリ
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メメンとモリ
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紙の本
自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな
2023/09/02 15:21
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
メメントモリの直訳は
「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」
「死を想え」
となっていて、とても複雑で深い言葉です。
しかし、ヨシタケシンスケさんは、この難しい言葉を
とてもわかりやすく、子供でもわかるような絵本にしています。
モリが、メメンの大切なお皿を割ってしまったことから始まり、
メメンは少し悲しそうな顔をしますが
"「いいのよ!だってどんなものでも、いつかはこわれたりなくなったりするんだから。」"
と、モリに言います。
"「ずっとそこにある」ってことよりも、
「いっしょに何かをした」ってことのほうが大事じゃない?"
ずっと生きられるわけでもない、
明日死ぬかもしれない
けれど、今日、今をどう生きるかは自分しだい。
"つまりは「自分では選べないことと、
自分で選べることがある」ってことよね。
それを、みわけられるようになりたいわよね。"
優しくモリに言っていますが、
こんなに深いことを、人はつい忘れて過ごしているのではないか…と問いかけてくるような感じがしました。
死はいつもそばにある。
どうしようもないこともありますが、
自分で選択して、その先を進むことができる。
一枚のお皿から、こんなにも深い内容が含まれていて
大人も読んでいて、深く頷ける内容でした。
紙の本
心の栄養源
2023/11/13 17:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:熊っち - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヨシタケシンスケの世界観満載の1冊です。絵のタッチの優しさと文がピッタリ合ってて心が温かくなります。
今回購入した物は夫婦で共有し、結婚した娘にはクリスマスプレゼントで贈りたいです。
紙の本
そっと薦めたくなります
2023/10/22 23:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あびしぃにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
両親の看病中、そして看取りの後も、何冊も死について書かれた本を読み漁りました。メメンとモリとちいさいおさらは、答え探しに必死だった私の肩の荷を下ろしてくれました。余白のある表現が、深刻なテーマをそうと思わせず、死について考える悩む人に、そっと薦めたくなる本だと思います。
紙の本
こんなふうに
2023/06/22 19:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
メメンちゃん、なんでこんなにオトナなんだろう。
自分をきちんと持っていながら、違う考えの人のことも受け入れられるなんて、師匠と呼びたい。
紙の本
死生観を絵と文で。
2023/06/28 18:58
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
生まれてきて、必ず死ぬ。「メメントモリ」をテーマにした、ヨシタケシンスケさんの新作。
ヨシタケさんの死生観を姉のメメンと弟のモリが語り合っている。
「哲学」をこんなふうに表現できるなんて、さすが。子どもだけでなく、大人が読んでも考えさせられる一冊だ。