- 販売開始日: 2023/06/02
- 出版社: 慶應義塾大学出版会
- ISBN:978-4-7664-2881-0
『ドライブ・マイ・カー』論
世界はなぜ『ドライブ・マイ・カー』に熱狂したのか?アカデミー賞国際長編映画賞、カンヌ国際映画祭脚本賞、全米批評家協会賞4冠などに輝いた濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー...
『ドライブ・マイ・カー』論
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商品説明
世界はなぜ『ドライブ・マイ・カー』に熱狂したのか?
アカデミー賞国際長編映画賞、カンヌ国際映画祭脚本賞、全米批評家協会賞4冠などに輝いた濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』。世界を席巻した本作について、アメリカ、日本、香港、台湾、韓国の研究者が徹底分析。
『ドライブ・マイ・カー』はなぜ世界的な評価を得ることができたのか。アメリカ、日本、香港、台湾、韓国の研究者が論考を寄せた国際シンポジウムDrive My Car : A Symposium on Hamaguchi’s Cross-Media Vehicleの内容に加え、西崎智子氏(広島フィルム・コミッション)、文化庁参事官(芸術文化担当)、そして濱口竜介監督への特別インタビューを追加収録。
目次
- はじめに(佐藤元状)
- 『ドライブ・マイ・カー』のせいで気が狂いそうだ(D・A・ミラー)
- 『ドライブ・マイ・カー』を斜めから読む(斉藤綾子)
- インタビュー(1) 『ドライブ・マイ・カー』と広島(西崎智子氏)
- バザンへの回帰──『ドライブ・マイ・カー』における「ワーニャ伯父さん」(ロバート・チェン)
- 越境する赤いサーブ──濱口竜介の『ドライブ・マイ・カー』論(ファン・ギュンミン)
- 『ドライブ・マイ・カー』、あるいは悲しみと過ぎ去った世界について(メアリー・ウォン)
- インタビュー(2) 『ドライブ・マイ・カー』と映画振興事業(文化庁参事官[芸術文化担当])
- 他者の声を聴け──『ドライブ・マイ・カー』における他者性の構築と受容(藤城孝輔)
- 世界の循環と生の反復──映画『ドライブ・マイ・カー』における水の主題系と音を伴う回転のモチーフ(伊藤弘了)
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ラストの雪のシーン、私もそう思った
2023/09/04 13:15
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
濱口竜介監督の「ドライブマイカー」、オスカーで国際長編映画賞を獲得した作品、その作品のシンポジウムを一冊の本にまとめた、斎藤綾子氏(映画研究者)が考察したラストの雪のシーン、まさに我が意を得たり