アマーリエと悪食公爵【電子限定特典付き】
【電子限定特典付き/電子限定に書き下ろされた番外編を追加収録!】私は決心した。悪食公爵にこの憎しみを食べてもらおうと──。アマーリエは人の感情を食べるという悪食公爵を訪れ...
アマーリエと悪食公爵【電子限定特典付き】
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商品説明
【電子限定特典付き/電子限定に書き下ろされた番外編を追加収録!】
私は決心した。悪食公爵にこの憎しみを食べてもらおうと──。
アマーリエは人の感情を食べるという悪食公爵を訪れる。
家族への感情を食べてもらいたくて。
現れたのは想像とは違う、不健康そうな美青年・サディアスだった。
彼は恐怖・憎しみを食べると体調を崩してしまうという。
「うーん、これは酒が飲みたくなる風味」
「人の感情を酒のお供にしないでください」
けれどアマーリエの感情はおいしいらしく、悪食公爵の手伝いをすることになって……!?
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とても好みの話だった。
2024/02/23 23:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
愛情深いが自分の物差しでしか考えない両親と、両親に特別愛される美人で病弱な妹に囲まれ、いろいろなことに我慢している伯爵令嬢ヒロイン。
人の感情を食べるという悪食公爵に自分の心を食べてもらえば、両親の望むままを受け入れる子になれるかもしれないとヒーローの家を訪れる。
初めて出会った彼は不健康そうで、つい心配して気遣うと、その感情が美味しいと言われて。
悪人が出てこない優しいファンタジーロマンス。
作者のあとがきに同意。
嫌な人と出会っても相手を変えることはできないから、自分が関わり方を変える、は確かにそう。
恩師の正論とアドバイスは大事。
でも、創作なら相手が変わってくれてもいいんじゃない?から悪食公爵に心を食べてもらう話が生まれたのは納得だし、すごく食べてもらいたい。わかるわぁ。
病弱でなくなった妹の方の恋の話も良かった。
ちょっと傲慢だったけど、王子も優しくて誠実ではあったんだろうね。
でもオルヴィアが王子を選ばなかったのも良かったし、神官との出会いも良かった。
特典短編の方で求婚と婚約式での王子のフォローも描かれていたのも良かった。
ヒーローが失恋した王子を見てこうはなるまいって思うの笑った。