紙の本
二周目って…
2023/07/15 07:26
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投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
どれも読み応えがありました。
そして共感するところ満載でかなれのスピードで読み切ってしまいました。
個人的には最後の物が1番好きです。
紙の本
他人の恋愛
2023/09/14 07:54
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投稿者:みずたまり - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛小説の面白さって、滑稽さだったり痛々しさだったりすると思う。その点で遠田潤子さんの『道具屋筋の旅立ち』は、互いに不慣れな男女の関係が、男たるものこうであらねばと言い募る男のムカつき具合も、それにかわいいと言われてよろこぶ女心も、とてもよかった。けっこう意外な結末もまた。
ナンバーワンは、綿矢りささんの『深夜のスパチュラ』
バレンタインのチョコレートをどうするかという、さんざありふれた話を、こんなにコミカルに、キュートに、ちょっぴり毒も入れて書けるなんて、さすがです。読んでてとにかく楽しかった!
紙の本
二周目の恋
2023/10/17 17:06
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投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
波木銅さんは初読み作家さん『フェイクファー』面白かったので他の作品も気になります。
桜木さん、窪さんの話は自信のなさと傲慢さを感じ、恋ね…
『カーマンライン』は他の登場人物にも興味が出て『深夜のスパチュラ』は可愛い面白くて、この兄妹もっと読みたいとすぐに読み返してました。
タイプ違いで楽しく読了。
電子書籍
恋愛7人競作集
2023/07/10 22:18
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれの個性的なお話が7つなので、読みくらべるのもよし、又は、キライな作家さんは後回しにして、好きな作家さんから読むのもよし。個人的には、一穂ミチさんの、カーマンラインが一オシ。 双子のケントとアサミが19歳で再会。
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人気作家さんということでどの作品もその作家さんの
世界観が広がっているのを楽しめました。
短編集なのでもう少し読み込みたいと思う前に
完結してしまうので寂しい気もしますが、
気楽に読めてしまうのが良いです。
印象的だった作品は綿矢りささんの「深夜のスパチュラ」、
バレンタインの手作りチョコレートを前夜に作る奮闘劇が
まるでコメディドラマでも見ているかのようにコミカルに描かれていて
チョコレート作りに奮闘しているのが面白くてたまりませんでした。
最後のオチも面白くてさすがだなと思いました。
一穂ミチさんの「カーマンライン」は日米で分かれて育った
男女の双子が久しぶりに再会をした物語が描かれていますが、
双子といっても置かれた環境がこれ程違うと双子とは違った
間柄になってしまうのかなと想像してしまいました。
双子という特別な関係をまた違った環境の視点からユニークに
描かれているのも面白く切なかったです。
遠田潤子さんの「道具屋筋の旅立ち」は優美の彼氏の誠がやたら
容姿に対して干渉しすぎたり、他のことでも束縛しすぎていたので、
読んでいるだけでも腹が立ってしまいました。
容姿にコンプレックスのある優美の壮絶な過去も読んでいるだけで
胸が苦しくなりそうでしたが、最後には自分を奮い立てて頑張ったのが
凄いなと思います。けれどまだ誠との仲が切れていないようにも思うのに驚きでした。
窪美澄さんの「海なりの遠くに」は夫と亡くして海辺に住んでいた女性が
新しい出会いに辿り着くという物語ですが、今の時代に合っているというか、
新たな出会いが異性ではなく同性というのに意外性がありました。
あまり女性同士の恋愛を読んだことが無いので新鮮さもあり、
本当に好きな人と巡り合うことの大切さというのを知れた気がしました。
ちょっと変わった視点から
波木銅さんの「フェイクファー」は大学の手芸サークルで出会った人達の
その後が描かれテいた物語ですが、着ぐるみをこんな風な思いをしながら
着たり作ったりしているのかなと思うと特別な気持ちになり、
今までと違った視点で着ぐるみを見てしまいそうになりました。
切ない思いを着ぐるみ馳せているようにも思いました。
島本理生さんの「最悪よりは平凡」はタイトルと同様に内容も安定した面白さでした。
二度目の恋ではなく、二周目の恋だから
特別ということはなく、一度目よりも少し深い恋だから
こういった恋愛模様にもなるのかなと思いました。
けれど特にタイトルに拘ったという内容でも無かったようにも
思えますが、それぞれの恋愛模様の面白さや切なさが楽しめた短編集でした。
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短編アンソロジー作品。大人な内容でした。恋にも色々なカタチや想いや愛情がある。作家さん達の個性や魅力が溢れていました。
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職場の後輩に借りて。
ドラマも本も、恋愛ものはもういいなと思っているほうだけど、これは違った。
短編というのもいい。
終わったり、始まったり、予感したり、想像したり。
そういう余白のあるところがいい。
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すごい豪華な作家陣。そしてすべて文庫オリジナルだからワクワクした。特に好きだったのは綿矢りささんの深夜のスパチュラ。夜中にてんやわんやしながらバレンタインのガトーショコラを作ってなんとか告白してカップルになるも相手もまさかのバレンタインを用意してくれてて、それがまぁなんといちごとマンゴーと洋梨のタルトフリュイたいうパティシエ顔負けの完成度の高さっていうオチ、好き!!
あと窪美澄さんの海鳴り遠くにの女性同士の恋愛もすごく好きだった。
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島本理生さんの「最悪よりは平凡」が良かったです。年齢を重ねて恋愛に臆病になってしまうところとか、そうだよね、と思いながら読みました。相手の言葉や行動を深読みしてしまって、実際はただ何でもなかった、ただ遊ばれていただけとか、強がってみてもちょっとショックだな、やっぱり。
仕事においても「不満だけになっていた自分が恥ずかしくなる」というのはわかるよ!と思う。
私も誰にも話した事ないけど、同じようなモヤモヤを現在進行形で抱えているから。
一穂ミチさんの「カーマンライン」もよかったです。
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初めてでもなくて、2度目でも最後でもなくて「2周目」。ひと通りの経験を積むとこういう大人になるのかな。
普段、恋愛小説は読まないけれど、人気作家が色々な角度から描く恋愛小説は面白かった。
特に「カーマンライン」が好きだなと思った。
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好きな作家さんが 何人も入ってて 豪華なメンバーのアンソロジー。テーマが決まってて 書くって言うのは 難しそう。でも どれも面白かった。
窪美澄さん 一穂ミチさん 島本理生さん 綿谷りささん 遠田潤子さんが良かった。
遠田さん 波木さんは初めましての作家さん
短編集は 初めての作家さんに 出会える楽しみもあります。
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窪美澄目当てで読了。
同性同志の恋愛、未知の世界だけど興味深く読む。
思いの外、一穂ミチの「カーマンライン」が良かった。
相性の合わない島本理生はまた相変わらずのビッチな感じ。
綿矢りさ、バレンタインのチョコの準備を巡る心の逡巡、
読んでいて疲れたけど面白かった。両想いで良かったね。
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タイトルも作家さんもいい感じでしたが、一話読んで「お、当たり!」と思ったのも束の間、最後まで不完全燃焼。企画倒れ感あって、ちょっと残念でした。
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【現代人気作家7人の豪華恋愛アンソロジー】唯一無二になれない私はどうすれば?夕暮れのバーで、勝負のバレンタイン前夜のデパートで、海辺の別荘地で。鮮やかな恋愛短編集。
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女性作家による様々な恋のカタチ7編♪
「最悪よりは平凡」島本理生
37歳の悩み、不満、年下の男との一晩だけのセックス…ラストの出会いまでがリアルだった。
「深夜のスパチュラ」綿矢りさ
大学生の主人公…バレンタインのチョコをどうするか?考えるところから闘いは始まる笑
「フェイクファー」波来銅
ストーリーは面白いけど、恋の話?着ぐるみに恋?
ん〜よくわからなかった笑
「カーマンライン」一穂ミチ
10年ぶりに再会する19歳の男女の双子…
心の欠けた部分がピタリと合わさる感覚は恋なのか?ひと夏の再会が切なくて暖かい。
「道具屋筋の旅立ち」遠田潤子
遠田さんらしい毒を含んだ年下の大学生彼氏との恋愛。ラストの彼女の変化が素晴らしい!
「無事に、行きなさい」桜木紫乃
アイヌの女性と年上の男…
アイヌの強さと中年男の弱さ…
「海鳴り遠くに」窪美澄
海辺の別荘で暮らす女性が出会ったのは若く美しい画家の女性。偽りの人生を送ってきた女の結末は…
話題の女性作家さん達ですが、読んだことのない方がかなりいたので良かったです♪
たまにはアンソロジーも良いな!
綿矢りさのコメディ?は爆笑だった(●︎´艸`)ムフフ