- 販売開始日: 2023/07/20
- 出版社: 光文社
- ISBN:978-4-334-91541-4
リラの花咲くけものみち
著者 藤岡陽子
幼い頃に母を亡くし、父が再婚した継母とうまくいかず不登校になった岸本聡里。愛犬だけが支えだった聡里は、祖母に引き取られペットと暮らすうちに獣医師を志す。北農大学獣医学類に...
リラの花咲くけものみち
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商品説明
幼い頃に母を亡くし、父が再婚した継母とうまくいかず不登校になった岸本聡里。愛犬だけが支えだった聡里は、祖母に引き取られペットと暮らすうちに獣医師を志す。北農大学獣医学類に入学すると、面倒見のよい先輩、志をともにする同級生らに囲まれ、学業やアルバイトに奮闘する日々。伴侶動物の専門医を目指していた聡里だが、馬や牛など経済動物の医師のあり方を目の当たりにし、「生きること」について考えさせられることに――
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生命の物語
2023/07/24 01:31
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼くして母を亡くし、継母との噛み合わない生活の中で、飼い犬に依存する少女。心を閉ざした少女を救ったのは、祖母とペットたち。言葉は通じなくても、温もりが伝え合う“命”の尊さ。両極端であり紙一重の「生と死」を、獣医師を目指す聡里を通し、シビアに描く生命の物語。
広大な北海道の地を感じられる珍しい鳥や動物たちの他にも、植物や食べ物が出てくるのも舞台を活かしていてとても良かった。
海と川の魚の違いを人間に当てはめた喩えなど、生物に無駄な線引きをせずにフラットな考え方を持っている登場人物が多いのも、作品の大きな魅力の一つ。
出来る事は出来る、出来ない事は出来ない、それぞれがその時に出来る精一杯をただやるだけ。“命”の前ではひたすらシンプルな事に、よりリアルさ感じた。
動物を通して学ぶ、人付き合いや家族の在り方。ままならない恋心。広大な地での壮大な物語の中での、繊細な心の変遷が、深くに沁みた。
リラの花咲くけものみち
2023/07/25 09:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
「やる気のない男よりも、やる気のある女のほうがずっといい。一番大切なのは本人のやる気だ」という言葉には正直驚きました。母が亡くなった後、新しい母とうまく馴染めず、愛犬パールと過ごすために不登校になった聡里。先輩にきついことを言われて東京に逃げ出しそうになった聡里。祖母との別れ、父との絶縁を通して聡里は獣医師として動物だけでなく畜産農家をも助ける存在として成長していく。人にはそれぞれ求められる居場所があることをつくづく感じましたね。
通勤時に読んでましたので、ちょっと涙目になってしまいました。藤岡作品は通勤時危険ですね。
北海道の爽やかな風が終始吹き続いていました
2024/08/13 17:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
不登校になった少女が獣医大学を目指す作品。ドロドロした人間模様は無くて、課題にコツコツ取り組んで行く聡里の獣医になる物語。努力する直向きな人間は救われるんですよね。良い作品でした。
獣医師への道
2024/05/11 16:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
獣医師への道を歩む主人公の成長物語。主人公は、10歳で母を亡くし、父の再婚に伴い孤立してしまい、母方祖母の心身両面の支えにより、獣医科大学へ進学し、獣医を目指す。引きこもり時期があったために、友達を得ることが苦手だったが、それおも克服していく。獣医学教育、獣医師としての仕事の内容が多岐にわたり、その苦しみも描かれ、面白かった。どのような学びの道を選んだとしても、時間をかけて力を尽くして築いたものだけが、最後に残るのだろう。
衝撃
2024/04/26 14:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
馬の出産シーンの描写は衝撃だった。
そんなことするの?って。
それが現実なんだな。
場所にもよるけど、獣医師も覚悟が必要なんだね。