龍ノ国幻想5 双飛の闇(新潮文庫nex)
著者 三川みり
日織(ひおり)が皇位を全うすることを願い、悠花(はるはな)は「妻」の座を捨て、龍ノ原(たつのはら)を出立した。女として生きた姿を護領衆・悠火(ゆうび)に変えて、龍ノ原の北...
龍ノ国幻想5 双飛の闇(新潮文庫nex)
商品説明
日織(ひおり)が皇位を全うすることを願い、悠花(はるはな)は「妻」の座を捨て、龍ノ原(たつのはら)を出立した。女として生きた姿を護領衆・悠火(ゆうび)に変えて、龍ノ原の北に隣接する逆封洲(さかのほうしゅう)へと潜入する。そこは若き国主・末和気(すえのわき)が治める豊かな国。だが、政(まつりごと)は、母の遠音(とおね)が牛耳っていた。日織が隣国との関係を築けるよう、知謀の才を尽くす悠火。しかしその頃、日織に不津王(ふつのおおきみ)が皇尊(すめらみこと)の譲位を迫る一触即発の危機が襲う!
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動乱
2024/03/13 18:50
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
幾人もが賽を投げ渡ってはならぬ河を渡る、そんな巻。
逆封州に行き少年国主の懐に入った悠花。
この行動で運命が大きく変わった…
軽い気持ちで我が子に罪を犯させる母親がなんとも恐ろしい。
自覚のない毒親ぶりは始末に負えないものがあった。
悠花の行方を探す夏井王。
本当にいい人。この物語の清涼剤。
不律王立つ。
そんなに彼は体よく神輿に乗せられただけの自分に愕然とする事に。
龍ノ原の皇族である自分を皆が敬うはずだという驕りと甘えが透けて見え、その結果の重さにため息が出た。
日織は越えてはいけない山を越えて旅立つ。
彼女と悠花は再会できるのか?
早く会える事を祈る!