- 販売開始日: 2023/07/29
- 出版社: 論創社
- ISBN:978-4-8460-2041-5
疑惑の作家 「門田隆将」と門脇護
著者 柳原滋雄
人気作家のモラルを問う。映画『 Fukushima50』や書籍『疫病2020』で知られるベストセラー作家の《盗用》は、2015年最高裁で認定された『風にそよぐ墓標』事件だ...
疑惑の作家 「門田隆将」と門脇護
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商品説明
人気作家のモラルを問う。映画『 Fukushima50』や書籍『疫病2020』で知られるベストセラー作家の《盗用》は、2015年最高裁で認定された『風にそよぐ墓標』事件だけではなく、『この命、義に捧ぐ』でも行われていたことを立証する!
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こんなことが許されるのか
2024/11/11 16:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
池田知加恵氏の『雪解けの尾根』と門田隆将氏の『風にそよぐ墓標』は細かい部分を除けばほど同一内容だ。日航機墜落事故の遺族の手記を著名なノンフィクション作家が盗用する、そして、その作家は保守陣営に守られて大作家として仕事を続ける、こんなことが許されるのか
「『山友』ばりの『サイコパス』」に対する批判
2021/05/11 11:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝日新聞の一面に掲載されていた広告では盗用が「『この命、義に捧ぐ』でも行われていたことを立証する!」とあるが、最終章に付されている根本博の文章との対観表だけだ。「日本国紀」の南京事件の記述を批判しているところで、角川文庫版「この命、義に捧ぐ」で解説を書いている秦郁彦による批判を引用しているから、どうやら「この命、義に捧ぐ」批判は一旦、原稿を出稿してから追記したみたいだ。
大学では家永三郎のゼミを聴講し、本多勝一に憧れていた青年が新潮社に入社して、「週刊新潮」の編集部に配属されてから「週刊新潮」の色に染まっていく過程や門田本が取材対象者や書いている対象者が書き残した文章を元にして地の文にしている過程は興味深いものがある。「この命、義に捧ぐ」ならば根本博が書いたものをまとめて編集して本にして、門田隆将が解説でも書けば問題がなかっただろう。
秦郁彦は根本博陸軍中将が書いた文章は読んでいるだろうに、門田隆将が彼が書いたものを地の文にしている事に、「この命、義に捧ぐ」の解説を書く際に読んで、解説を書く時には気がつかなかったのだろうか?
しかし、この本には「週刊新潮」の創価学会批判に対する批判がある。元々が「第三文明」に連載されたものが元になっているから、創価学会による「週刊新潮」批判の一変種に見えてくる。
門田隆将を「サイコパス」呼ばわりしている個所があるが、創価学会が山崎正友元弁護士を「サイコパス」だと非難していた事を連想してしまう。つまり、門田隆将は「山友」ばりの「サイコパス」というわけだ。