月刊目の眼2023年 9月号(特集 珠洲と越前 日本海を渡った古窯)
著者 著者:目の眼編集部
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月刊目の眼2023年 9月号(特集 珠洲と越前 日本海を渡った古窯)
商品説明
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
《特集 珠洲と越前 日本海を渡った古窯》
六古窯のひとつ、福井県の越前窯と石川県能登半島の先端で焼かれた珠洲窯を取り上げます。
どちらも平安末の12世紀に始まった古窯で、壺や甕、すり鉢が日本海の舟運を使って北海道から南は兵庫あたりまで運ばれました。珠洲窯は中世陶器共通の形をした灰色のやきもので、素朴な形と刻文や??目文などの文様が魅力となっています。越前窯は常滑系の姿形に土に鉄分が多く含まれているため、表面の赤黒・赤褐色の焼き上がりのおもしろさが特色です。
日本海を利用して広く運ばれ、生活用具として使われた古窯を紹介します。
特集 Special Feature
珠洲と越前
日本海を渡った古窯
珠洲焼と越前焼刻画文壺に込められた祈り/荒川正明
能登に生まれた孤高の古窯、珠洲焼/大安尚寿・篠原 敬
愛壺家訪問 T氏/内田鋼一
自然釉の優美さに惹かれる越前焼/一瀬 諒
越前焼古窯を愛した水野九右衛門氏
古窯のねじ立て技法を今に生かす/近藤修康・早苗
古美術店めぐり
ロンドンギャラリー
冨江洗心堂
岡仙汲古堂
山法師
コラム
[雪山酔夢]近衞忠大
[骨董片々録]勝見充男
[京都女子ログ]永松仁美
[大英博物館]矢野明子
連載
佳風亭自酌録 酒器と酒と肴/潮田洋一郎
菓子皿考/内田風知
ほっとけない仏たち
浄慶寺の阿弥陀如来(大和郡山市)/青木 淳
美術史家むかし語り(最終回)
かけ橋 文化を育み、そして未来へ 村瀬実恵子/西田宏子
七つの海を渡る中国陶磁 献宝図のいろいろ(中)
― 胡人献宝から西洋人献宝へ/金 立言
仏教美術逍遥 個人蔵 菩薩立像について
―新出の「貞観彫刻」―/瀬谷貴之
舞台裏の辰星たち 浦上蒼穹堂 浦上 満(前編)
/平野龍一
美の仕事 飯田好日堂/茂木健一郎
トピックス&レポート
オークション情報
聖像・仏像・彫像 -柳 宗悦が見た「彫刻」[日本民藝館]
論語 for beginners [國學院大學博物館]
とちぎの勾玉展[栃木県埋蔵文化財センター]
新刊『風狂と遊戯』著者インタビュー
友情と信頼の障屏画[棟方志功記念館]
まだまだ続く棟方志功生誕120年を言祝ぐ展覧会
古美術イベント情報[大美正札会/名古屋骨董祭/沖縄骨董市]
美術店案内マップ
骨董市・骨董フェア情報
展覧会情報
書評
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