夢よ、夢 柳橋の桜(四)
著者 佐伯泰英
世界の広さを知った桜子が下す結論とは。シリーズ完結!波乱万丈の旅を経て新しい生き方を探す桜子と小龍太。魚河岸の老舗・江の浦屋5代目が仕掛ける異国交易の仕事の未来と大きさに...
夢よ、夢 柳橋の桜(四)
商品説明
世界の広さを知った桜子が下す結論とは。シリーズ完結!
波乱万丈の旅を経て新しい生き方を探す桜子と小龍太。
魚河岸の老舗・江の浦屋5代目が仕掛ける異国交易の仕事の未来と大きさに惹かれる小龍太。
小龍太との祝言を前に、船頭の道を進むべきか悩む桜子。
そんな中、オランダ人画家コウエルの「二枚の絵」がそれを見た人々を少しずつ変えてゆく――
早朝の柳橋・神木三本桜に願うのは、大きな儲けか、夢の実現か。
猪牙強盗の事件の謎の解明、そして未来への希望が詰まった最終巻。
四ヶ月連続刊行、壮大なスケールの全四巻がこれにて完結!
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素晴らしいです
2024/05/29 15:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
東南アジアからインドへの帆船航海を終えた桜子と小龍太にはもう江戸ではやることがないのではと思っていたら、意外と長崎から持ち帰った絵画で展覧会をすることに。これがあったか。
結婚してもそれぞれの道へ
2023/09/30 13:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ken - この投稿者のレビュー一覧を見る
桜子と小隆太は、「花びらを纏った娘」「チョキ舟を漕ぐ父と娘」の二枚の絵とともに1年半ぶりに江戸へ戻る。久しぶりに道場での稽古をみた老道場主立秋は、修羅場をくぐり変貌を遂げた子隆太の棒術に違和感を覚える。一方子隆太も自分の変貌から棒術道場は継げないと悟る。そんな中魚河岸の老舗が目論む異国交易に興味を持ち、手伝う決意を」する。桜子も結婚後船頭に戻るか苦悩する。二人の挙式には、二枚の絵が飾られ評判となる。二人は固い絆に結ばれながら、桜子は女船頭、子隆太は異国交易とそれぞれの夢へと歩き出した。