バイアスという思考の穴
2024/03/15 20:16
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
人がフェアであるために、よりバイアスにとらわれない思考をする必要がある。そのために、誰もが自分に対してフェアになること。自分を卑下すべきではないし、過信するのもフェアではない。その上で、他人に対してもフェアになれる。思考のすべてを完璧に思い通りにはできないし、する必要もない。その穴の存在に気づき、意識していれば。論理的思考力が少し向上して、思考の穴を意識するようになった気がする。
色んなバイアスを知る
2024/01/15 15:40
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投稿者:ごんざ - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々なバイアスが事例をもとに書かれています。
自分の行動を俯瞰的にみられるので「このバイアスに陥ってないか?」などに気付きやすくなります。
自分の行動や感情に対するフィードバックの参考、他人への理解、情報に惑わされない考え方などに役に立つと思います。
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思考の不具合となる認知バイアスについて、イェール大学の超人気講義である「シンキング」の内容をまとめた本。様々な具体的事例を上げて、認知バイアスを説明しており面白かった。
特に自分は「損したくない!」で間違える所でかなり思考の穴にハマっている傾向があり、とてもためになった。完全に認知バイアスを取り除くことは出来ないが、こう言う間違いが日常的に起こることは頭の片隅に置いて、今後は思考していきたい。
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人間が陥りがちな「考え方のクセ(バイアス)」を一章一話題形式で記している本。
「人は大きな出来事には大きな原因が、小さな出来事には小さな原因が潜んでいると考えてします」といった、膝を打つような内容がふんだんに散りばめられている。
変に考えすぎて周囲の人と摩擦が生じつつある人にもオススメ
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●読前#思考の穴
思い込みや勘違いに反省することがちょくちょくある。目次をみたところ、それらの落とし穴についていろいろと考えさせられる内容のよう。自分自身が気づいていない穴を知り、埋めることができるなら埋めたいので読んでみたい
https://mnkt.jp/blogm/b230913b/
●読後#思考の穴
翻訳本は相性悪く頭に入ってこないことが多いのだが、本書もそうだった。「確かにこれ気をつけないとね」「うん、まぁそりゃそうだろうね」「えー、そんなことあるかなぁ」と浅い感想がでる程度。目次はじっくり、中身は拾い読みで読了
https://mnkt.jp/blogm/b230913b/
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様々なパターンの「無意識な思い込み」が解説されている。
研究結果(実験)や実体験を交えた解説になっており、実際に読み手がバイアスを体験しながら理解できる構成になっている。
実例を2例以上用いることで人は納得感を感じやすくなるというバイアスがここにも活かされている。
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生きている以上、どうしても避けられないことはある。
分かったつもり、思い込むなどもそうだ。
「思考の穴」は、イエール大学の人気講義「Thinking(シンキング)」がきっかけで誕生した。
この本はハウツーものではなく、様々な科学的なリサーチを活用して、「思考の不具合」について説明している。
何かをやろうとしてうまくいかないのには理由がある。
うまくいかない原因を解決しようとして、どこかの教祖様の著書や壺を買っても、解決しない。
それどころか集金マシーン、集票マシーンとして吸い取られて用がなくなればポイ捨てされる。
物の見方、考え方、行動の仕方など、様々な要素が入り組んでいる。
悪い方向へズルズル進む場合、軌道修正するのは難しい。
改めて、「思考の穴」が大きいなあと思う今日このごろだ。
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バイアスについて、多くの事例を挙げ、わかりやすく説明している。ただ、その手の本を読んだことがある人にとっては、新しく得られることは少ないだろう。
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本の内容は日常的な思考の中で生じるバイアスと、それに対してどのように対抗・認識していくのか説明されているものです。
何か問題が起きた時、なぜこれが起こったのか原因を考えますが1つの原因がわかると他の原因となる要因については深くとらえない事があります。これは仕事でも私事でもある話だと思います。
しかし、それは確証バイアスによって生じた思い込みの可能性があると気づかされました。バイアスに対抗するには、行動や判断に対し『他に考えられることはないかな?』と考えていく事が必要だと書かれています。それを実践するには普段より考える事が多くなりそうではありますが、より深く考えるということでは価値のある方法だと思います。
1つの具体的事例のみで全体を判断する思考や先延ばしにする思考など、普段でもよく生じる思考について分かりやすく述べられています。
思考の傾向を知るには、入りやすい本だと思います。
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日々、仕事で起こる問題に対して、なぜあのような議論になるのか?そして、自分はあんな風に議論を進めてしまったのか?そこには思考の穴・罠があるという話。この本によって思考のトレーニングができた。ステークホルダーなどの調整に日々奔放しているビジネスマンに薦めたい
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いくつもの事例をもって心理学的行動を説明されているので、取っつきやすいといえばそうだが、その例じたいがあまり面白くないので強く惹かれることや関心することもあまりなかった。
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自分の都合のいいことばかり耳に入ってしまう確証バイアス、しなかったことよりしたことに対して批判してしまうバイアス、損失を過大に捉えてしまう問題、未来の報酬を不当に低く評価してしまう問題、、すべてが当てはまり嫌になったが、皆も同じということで少し救われる思いもあった。全体的に面白く読めたが、まぁそんなもんだよね以上の感想はなく、バイアスがある前提で日々気をつけて生きていこうというところは真新しさはなかった。
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様々な認知バイアスについて一通り学べる。
この手のバイアス系の本はイェール大学集中講義でなくてもたくさんありそう。
内容が盛りだくさんなので、定期的に読まないと覚えられず、いつでも思い出せないとこの内容は意味がほぼなくなってしまう。
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人の心理が、例を用いて説明されていて、とても分かりやすかった。なるほど、と思いながら読み進めた。
そして、本当に思考の穴、という表現がぴったりな内容だった。
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人の思考は、自らの視覚、触覚、嗅覚、味覚、聴覚で感じ取れるものに基づいて行われる。
そして、わかっていてもヒトは自分の信じたいことであれば、怪しい嘘にも飛びついてしまう...という行動経済学本。人間の判断は、合理的ではないにも拘わらず、なぜ合理的だと錯覚してしまうのかを客観的に理解できる。
ダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー|あなたの意思はどのように決まるか」をわかりやすく書いているような一冊であり、売れ行きにも納得。読みやすさで数段上回る。
誰しも、認知バイアスは完全にコントロールできない。だからこそ認知バイアスを知っておき、思考の穴に陥らないように注意できるヒトになっておくべき。