７７７　トリプルセブン

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投稿者：るう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「マリア・ビートル」の続編。
あの天道虫登場。

伊坂幸太郎さんは邪悪な人物を描くのが上手い。
そんな邪悪な人間が社会で如才なく生きている恐怖を描くのも。
そういう邪悪への怒りが滲んでいる作品。

相変わらず運のない天道虫、同じくらい運に恵まれない紙野さん。
不運×不運だけあって、事態はとことん混乱する。

今回登場の六人組にはあの王子を思い起こすものがあった。
一応仲間だった人間の死顔を「需要があるかも」と撮るあたりがとことんサイコパス。

藪をつついた形になった記者は気の毒だったがおばあさんが生還したのは良かった。

あの人たちがやり直して穏やかに過ごせるといいが。

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投稿者：じゃび　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

まさか今になって続編が読めるとは。やっぱりハリウッド映画化のおかげなんだろうか。ありがとうハリウッド。嬉しかったし面白かったです。
筋書きは「天道虫が再登場」「舞台はホテル」と聞いた時点で予想した通り。今度は出られなくなるのね。マリアビートルとの最大の違いは、敵が王子ほどくどくないところかなあ。良くも悪くも読み味があっさりめになった印象。マリアビートルは読み返していて一番楽しくないのが王子のパートなんだけど、あれがあるからこそ独特な作品になっていた面は確実にあるなと気づかされた。ただ、敵が王子ほどこってりしてない分スルスル読める良さもある。ハリウッド版が王子パートを大幅に削ったのも納得。

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投稿者：わかめ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

簡単な仕事を依頼されただけなのに、またまたトラブルに巻き込まれてしまった男。新幹線の中での話を随分前に読んでいたから、その続きかと思ったが、ほとんど関係なく読めた。ホテルの中での冒険という感じがして、おもしろい！

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投稿者：hid　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

新幹線の話、完全に忘れちゃってたからなあ。
でも、それでも関係なくおもしろい。
さすが。
サクサク読めるし。
七尾は超人的だね。

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投稿者：さくら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

父親の復讐を丹念に計画する乾を中心に現れる様々な殺し屋たち。それぞれ優秀でお人好し。紙野結花を巻き込んで展開するホテルでのストーリーは最高でした。１年後、天道虫が食べた柚子胡椒入のチーズケーキ。天道虫はやっぱり幸運の持ち主でした。

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投稿者：ぴこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

伊坂さんお馴染みの他の物語で登場した人物が出てくる小説です。「マリアビートル」を読んでいない方は先に読むと登場人物に愛着が湧き、さらに楽しめるかもしれません。初めて伊坂さんの小説を読む方は「マリアビートル」を先に読むことをお勧めします。今回の物語はそこまで暗い感じも無く、長さは長いですが、比較的読みやすい部類の小説だと思いました。また、伊坂さん特有のクセもそこまでないのでは、と思いました。お話はホテルの中で起こる出来事がメインですが、回想シーンもあり場面の切り替わりがあるため少し読み戻ることもありました。

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投稿者：びずん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

息を吸うようにってやつだな。息を吸うように殺す文章を書いている伊坂さんにも狂気を感じるよ。その時、その状況になることは、偶然だと思っている平和ボケ人間は、その状況になることが当然のことだと知った時に、こんなにも何も言えなくなってしまう。人間の脳は、ある程度みんな同じように造られているはずなのに、どんなふうに物事を考えて記憶していたら驚かなくなれるのだろうね。藤井聡太くらいじゃないと。とりあえずは、ハッピーエンドということでいいのかしらん。何はともあれ。

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投稿者：mk　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公はついてないにもほどがある！ところどころで出てくる新幹線の事件は、映画化もされて観に行ったなと懐かしく思い出しながら読みました。相変わらず残虐なシーンも多いので、そこだけは要注意です。

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投稿者：エムチャン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

運の悪い人間は、たやすそうな仕事でもこうなるンですかね……みたいな典型例です。人物像の書き分けがあまりない感じで、よんでいて、コレ誰だったっけ、みたいになってしまいました。じっくり集中しないと読みにくいです

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投稿者：AIZOU　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

殺し屋シリーズ　四冊目？
うーん
全然覚えてない（笑）
キャラがいっぱい出てきて、
誰に感情移入してよめばいいのやらとなってしまった
ころころと視点が変わるところも
私には読んでて疲れる感じで……