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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2023/10/27
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-758702-4
一般書

わたしの渡世日記 上

著者 高峰秀子

昭和を代表する女優・高峰秀子。2024年は生誕100年。女優・高峰秀子は、いかにして生まれたか――複雑な家庭環境、義母との確執、映画デビュー、養父・東海林太郎との別れ、青...

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わたしの渡世日記 上

税込 880 8pt

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商品説明

昭和を代表する女優・高峰秀子。2024年は生誕100年。

女優・高峰秀子は、いかにして生まれたか――複雑な家庭環境、義母との確執、映画デビュー、養父・東海林太郎との別れ、青年・黒澤明との初恋など、波瀾の半生を常に明るく前向きに生きた著者が、ユーモアあふれる筆で綴った、日本エッセイスト・クラブ賞受賞の傑作自叙エッセイ!
上巻は北海道での誕生から、太平洋戦争期までを収録。

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みんなのレビュー20件

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評価内訳

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子役から戦争まで

2002/01/18 13:05

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:喫読家 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 世の中には、本人の意志に関係なく波瀾万丈な生涯に生まれついてしまう人があるようだ。高峰秀子さんも、どうやらそんな方のひとりらしい。
 4歳で実母に死にわかれ、叔母の養女となり5歳で映画の子役となる。役者へのきっかけは、松竹撮影所見学のとき、養父がいたずらで子役のオーディションに幼い彼女を紛れ込ませたのが発端だったという。それ以来、わき目もふらず仕事に追われる毎日。彼女は友達もいない孤独で暗い少女時代だったと回想するが、本書の豊富なモノクロ写真は、どれも輝くような笑顔であふれている。
 映画俳優の自伝なので、戦前の錚々たる映画人との交流が興味深く語られているのはもちろんだが、そのほかにも、東海林太郎、谷崎潤一郎、新村出などが登場する。谷崎潤一郎を「谷崎ライオン」などと書いてしまうのは、高峰秀子さんならではの親愛と敬意の示し方なのだが、つぎのように書いてしまうところが楽しい。

 谷崎ライオンは、まるで校長先生の前に出た優等生の如く、お行儀よく両手を膝に置いて四角く座ったまま、「ハイ、左様でございます」「ハハーッ、同感でございますな、ハイ」などと新村博士に相槌をうちながら、カッと見開いた大きな目玉を正眼に据えて身じろぎもしない。(中略)「新村出という人は、こりゃ余程の大人物なんだな、ライオンが借りてきた猫みたいになっちゃったんだから」。

 谷崎潤一郎とともに訪問した新村博士は、あの『広辞苑』で知られる新村出のことだ。話はさまざまに脱線しながら、やがて戦争の時代に突入していく。そんな中での、助監督時代の黒澤明との淡い恋愛は、やがて短くせつない幕切れを迎えることになる。

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ちゃんと観たのは「二十四の瞳」だけですが

2019/07/05 20:10

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

高峰秀子は戦前から戦後にかけて大活躍した大女優です。
代表作は数々あれど、私がちゃんと観たのは「二十四の瞳」だけですが。
この高峰秀子、女優引退後はエッセイストとして名をはせたそうです。
 『わたしの渡世日記』は、彼女の自伝的エッセイ。
自由闊達、融通無碍な文章で、全盛時代の映画界のことだけでなく、時代のようすもくわしく描かれます。
宮城道雄や谷崎潤一郎、梅原龍三郎に新村出などという超大物との交流も出て来て、当時の映画女優という存在の大きさがうかがえました。
まあそんなことより、読んでて面白いし、豊富に掲載されている往事の著者の写真がかわいい!
文庫本上下巻あわせて700ページ以上の分量を、楽しんで読めました。

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戦争時代の重みを感じました

2020/04/26 07:46

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

高峰さんの幼少期から戦争直後ぐらいまでの出来事がつづられていました。戦時中に撮影した映画、慰問のエピソード、戦地の兵士から送られてきた多くの手紙や贈り物のくだりが、戦争時代を生き抜いた人ならではの重みを感じました。今の薄っぺらい俳優さんたちとは背負っているものが桁違い。
戦時中には大真面目に行われていた日常生活の規制が、昨今のコロナ禍の日本において行われている規制と似ているようで寒気がしました。

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2011/04/04 22:30

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2011/07/10 09:08

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