- 販売開始日: 2023/12/11
- 出版社: 東京創元社
- ISBN:978-4-488-01130-7
お城の人々
著者 ジョーン・エイキン(著) , 三辺律子(訳)
人間の医者と呪いにかけられた妖精の王女の恋を描いたおとぎばなしのような表題作ほか、犬と少女の不思議な絆の物語「ロブの飼い主」、お城に住む伯爵夫人対音楽教師のちょっぴりずれ...
お城の人々
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商品説明
人間の医者と呪いにかけられた妖精の王女の恋を描いたおとぎばなしのような表題作ほか、犬と少女の不思議な絆の物語「ロブの飼い主」、お城に住む伯爵夫人対音楽教師のちょっぴりずれた攻防「よこしまな伯爵夫人に音楽を」、独特の皮肉と暖かさが同居する幽霊譚「ハーブと自転車のためのソナタ」など、恐ろしくもあり、優しくもある人外たちと人間の関わりをテーマにした短編全10編を収録。ガーディアン賞、エドガー賞を受賞した著者の傑作短編集、第3弾。/【目次】ロブの飼い主/携帯用エレファント/よこしまな伯爵夫人に音楽を/ハープと自転車のためのソナタ/冷たい炎/足の悪い王/最後の標本/ひみつの壁/お城の人々/ワトキン、コンマ/訳者あとがき
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さくっと読める短編集だった
2024/02/29 02:18
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人と人外の不思議な関わりを描いた10の短編集。
正直なんだかよくわからないものから、ちょっと怖いもの、ちょっと明るくなれるもの、泣けるものまで。
開幕いきなり涙腺に訴える話だったので、すごく気に入っていきなり二度読み返しちゃった。
その後の9編は表題作の作品がいわゆる禁忌ものの異類婚姻譚で、やってはいけない禁忌を犯したけどハッピーエンドっていう珍しい話で面白かった。
つるの恩返しをハッピーエンドにしたらこんな感じだろうか。
『ロブの飼い主』が一番好き。
『携帯用エレファント』なんかは原文のが楽しめるんだろうな。