王道かつ変化球な特殊設定ミステリ
2024/09/12 18:29
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投稿者:栄本勇人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一の事件には予想外の方向から殴られ、その後は本格ミステリとしてシンプルに楽しめた。ミステリ部分以外の物語的な要素も面白い。
まさかの異世界生物
2024/05/09 10:51
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
すべての条件がクリアにされてるのは確かだけど、軽く違和感。
なんでそんなことまで分かってるの?って疑問に思うし、
探偵役の青年が、あまりにも頭良すぎ。
そういうキャラとして書かれてないのに。
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投稿者:AIZOU - この投稿者のレビュー一覧を見る
特殊設定のミステリー
ずるいわけでもないんだけど、
なんか違和感があったのは私の趣味の問題だろう
そんなわけで入りきれなかった
あと、なんか読んだことあるきがしたのは
前作で触れられてるのかな?
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これは好き嫌いが分かれる作品かも知れません。
本作『孤島の来訪者』は竜泉家シリーズ2作目となる特殊設定ミステリになります。
前作との関連性はほぼない独立した作品ですので、クローズド・サークルが好きな方は楽しめると思いますが特殊設定ミステリの「特殊」が前作以上に奇抜過ぎて、今村昌弘さんの剣崎比留子シリーズと印象が被りました。とは言え、竜泉家シリーズの3作目の文庫化も私個人は楽しみにしています。
概要です。
竜泉佑樹は復讐のために1つの計画を実行に移すべく、テレビ制作会社のADとして孤島へ旅立つ。しかし同行していた復讐相手を殺害する計画は孤島の伝説によって阻まられ、竜泉佑樹は阻害要因の排除のために名推理を繰り広げていく。果たして竜泉佑樹は伝説に打ち勝ち、無事に島を脱出できるのか?
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正直、エピローグまでは★3〜4でした。
3人を幼馴染の復讐の対象とし、幽世島へロケにきた主人公と一行。しかし、マレヒトと呼ばれるこの地に伝わる異形の存在に対象が先取りされてしまう。復讐を自分の手で成し遂げるため、マレヒトの犯行をとめ、マレヒトは誰に化けているのかを追究していくストーリー。マレヒトという存在を扱った特殊設定ミステリで、その設定も緻密になされているため、本格ミステリとして十分楽しめる本作である。しかし、エピローグまで異形の存在の本能的な動機がミステリ好きとしては刺さらず、またマレヒトの蛮行というだけでは物足りなかった。
エピローグ、特殊設定を用いたミステリだけで終わらず余韻を味わえる最期は救われました。
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クローズド・サークル&特殊設定ミステリ。ミステリの犯人当てとSFようなスリルと面白さを同時に楽しむことができる作品でした!
剣崎比留子シリーズや某SF映画の名作を思い出しました、面白かったです。
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竜前家シリーズ第二作とのことで、前回のタイムトラベルの話がとても良かったのでこちらも読んでみました。特殊設定ミステリーですが、設定の特殊さが前作と全く異なります。
個人的には前作の方が好きでした。主人公のキャラが好きだったのと特殊設定とはいえタイムトラベルという割とメジャーな設定だったからかもしれないです。逆に今回は主人公のキャラに感情移入出来ないのと幼馴染(大切な人ではあったと思うがここ数年交流もあまりなく恋愛感情があった訳でもない)の復讐のために人生棒に振れるものなのか?というのが腑に落ちないからかもしれません.
ネタバレになるので書きませんが、設定が特殊すぎてキチンと読み込まないと推理が出来ないです。わたしはテキトーに読んでしまい、あれ??それ出来るんだっけ??となりました。今、改めて2周目読んでます。
ただ流石は方丈先生なので読みやすいですし、ストーリーは楽しいです。三作目も楽しみです。
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「遊星からの物体X」のクライマックスに、血と熱した針金で誰が怪物かを判定しようする悪夢めいた場面がある。この場に名探偵が現れて、「誰それは物体Xでは有り得ない、なんとなれば……故におまえが怪物だッ!」とやったとしたらというようなお話。怪物のできること/できないことについて厳密なルールブックを定めて、それに基づく論理で怪物を追い詰める。これもコロンブスの卵的な快作。前作との比較で言うと、良さを引き継いだ上で、前作にあった無理矢理感を解消している。ただホラーから設定を借りてるのに、すっきりしたハッピーエンドなので、ホラー好きは複雑かも知れない。
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前作【時空旅行者の砂時計】が面白かったですが、その続編が今作です!
『竜泉家の一族シリーズ』の第2弾作品です!
前作はSF要素があるミステリーで今回もそんな感じかと思い読み始めましたが全く思いも寄らない方向に・・・
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竜泉家シリーズ第二弾。ADとして無人島にやってきた竜泉祐樹。幼なじみの敵討ちとして連続殺人を目論むが、その前に狙った相手が何者かに殺されてしまう。果たして誰が殺したのか。またこの島の秘密とは…
前回とはまた違った特殊設定ミステリで、面白かった!そしてみんなの適応能力が前回と同じくすごすぎ笑
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食べた生き物に化ける事の出来るモンスターが登場する特殊設定ミステリー。
モンスターについての説明書きを見るとミステリー慣れしている人なら仕掛けに気がつくと思う。
主人公の復讐設定があってもなくてもという状況は惜しいな。
マレヒトは液体に弱いなら風呂に入れるじゃダメだったのかな?
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設定を受け入れるのに若干時間を要しました…というか登場人物たち特殊設定に順応するの早すぎない?特に主人公!なんてツッコミを入れつつ読みましたが、まあ竜泉家の一族は不思議な事への耐性が強いんでしょう。
暗号を解読して発見した文書により、マレヒトの能力が開示されていくシーンはワクワクしましたし、一見単純に見えた暗号がマレヒトには解読不可能なものだったこと、それが犯人当てに直結する点は非常に巧みだと思いました。
読者への挑戦付きの本格ミステリとのことで、論理によって犯人を導き出すことが十分に可能であり、フェアなミステリだと思います。私はマレヒトの仮死状態にするという能力を誤解していたせいで、見当違いの推理をしてしまい、犯人当ては失敗しましたが…
マレヒトが2人いる可能性も考えはしたのですが、わざわざ島に戻る理由なんてないよなぁと思っていました。しかし、生殖を目的に島へ戻ってきたという事実にゾッとしました。マレヒトの雄と雌が揃うことで、指数関数的に増殖してしまう未来は想像しただけで恐ろしいです。しかし、泳げないという弱点さえ知っていれば対処のしようはあると思います。竜泉家の財力を用いて、時空の裂け目をなんとかして封印して欲しいです。
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時空旅行者の砂時計に次ぎ、竜泉家の一族三部作の2冊目。題名から推測するに、無人島で起きる事件の解決だろうか?いずれにしてもクローズドサークルだろう。
三部作というくらいだから、竜泉家が関係する。そしてマイスター・ホラが案内役を務めると序文で書かれている。その後プロローグがある。
序文からすでに始まっている。
1974年無人島の「幽世島(かくりょじま)」で惨事があった。時はそれから45年後の2019年。
竜泉佑樹が幼馴染の続木菜穂子とその父親が不審死した事件の復讐を画策する。ターゲットは3人。しかし1人目が何者かに殺害される。
ここから少し予想外の展開が始まった。SFミステリーの様相となった。マレヒトとは何者か?それが犯人なのか?そしてそれは・・・
私は本格ミステリーマニアでもないし、SFミステリーマニアでもないが、マレヒトについての謎を解くことが、解答に繋がると読み取ることはできる。
また、本作も終盤にマイスター・ホラから読者への挑戦がある。佑樹の復讐は何処へ行ったのかと忘れてしまう場面が続く。この設定に意味があるのか?最後に全て回収された。
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The Thingとか寄生獣とか人狼の系統
途中から唖然としながら読んだ
もう少し緊張感緊迫感があると良い
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シリーズものですが2作目から読んでしまった。
あんまり問題なかったけど。
がっつり孤島ミステリーだった!満足。