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【幽霊屋敷に超能力者たちが集結! 傑作ホラーミステリ】ひなたと強力な念動力者である紗良は無二の親友同士。富豪から「幽霊屋敷」の謎解明のため様々な超能力者が招かれ、惨劇が始まった。
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ホラー100%。
怖かった。。
いや、面白かったですよ?
刑事物は少し物足りなくなってて、ホラー的要因がある方が読み応えあるので、軽い気持ちで読んだら思ったよりホラーで怖かったという。。笑
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ミステリー×ホラー×超能力の三重奏がうまく調和していた作品。怪奇現象が起きる彼岸荘という閉ざされた空間で
、殺人事件が発生する。それは目に見えない何者かの仕業なのか、それとも人による殺害なのか。そこに集められた者たちが常に見えないものに恐怖し疑心暗鬼になりながらストーリーが進んでいくのでドキドキしながら目が離せなかった。超能力を持つ者の悲しい過去や葛藤なども見れて、非常に心をつかまれた作品でした。
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主要の登場人物のほとんどが超能力者で、それぞれ特殊な能力を持っているという設定。
ホラーミステリーというだけあって、幽霊屋敷とうたわれる彼岸荘にて遭遇する怪異の数々は本当に恐ろしかった。加えてただ恐怖だけでは終わらず、そのメカニズムに対する裏付けもしっかり行われていて良かった。
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Amazonの紹介より
本年度最高のホラーミステリ登場!
洋館で繰り返された残虐な事件・・・・・・
うごめく恐怖、悲しい記憶から
私たちは逃れられるのか?
少女の頃に念動力で世間を騒がせて以来引きこもるようになった紗良を、幼馴染のひなたは見守ってきた。しかし紗良の噂を聞きつけた富豪から「幽霊屋敷」の謎を解き明かして欲しいとの依頼が入る。屋敷にはテレパス、サイコメトリストら超能力者が呼び寄せられていた。二人を待ち受ける恐怖の日々。書き下ろしホラーミステリ。
ホラーミステリーということなので、摩訶不思議な出来事が起きるので、犯人を当てるというよりは、今から起きる出来事を楽しむというのがこの作品の醍醐味かなと思いました。
もちろん、意外な真実が隠されているのですが、屋敷で起きる様々な怪事件を味わうことで、恐怖心がそそられるので、ホラー好きな人にはたまらないかなと思いました。
一応、いわくつきの洋館に閉じ込められるということで、クローズドサークルものではありますが、屋敷が擬人化して・・という展開なので、本格ミステリーとは違うかなと思いました。たしかに途中殺人事件⁉︎が発生するのですが、不可能殺人の要素があるので、ちょっと違うかなと思いました。
読みどころとしては、恐怖に怯える登場人物達の鬼気迫る精神状態が、とても表現されていて、世界観に引き込まれました。あたかも自分もいるかのようでした。
招待客が超能力者達ということで、次々と不可解な出来事が起きるのですが、単なるホラーだけでなく、登場人物達の隠された秘密も垣間見れて、面白かったです。
それぞれの登場人物にスポットを当て、その人視点で、今どのように思っているのかを描いているのですが、緊張感がこちらにまで伝わってくるので、恐かったです。
期限は3日間。その期間、屋敷から生き延びることができるのか?それぞれの登場人物の心理を利用して、追い詰めていくのですが、自分がこの洋館にいたらと思うと、精神状態はかなりヤバいと思います。
そこをついていく屋敷。所々、超能力が発揮されるのですが、屋敷との攻防戦は迫力がありました。
主役の紗良とひなたの2人が、いかにして脱出していくのか?恐怖に怯えながらも、サバイバルな日々を送る状況は、手に汗握る展開で、楽しめました。
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久しぶりの彩坂美月さん。
おもしろかったんだけど〜、、、、、、
怪奇現象が起こる謎の館で怖いシーンが続くものの正体が分からず。
で残り30ページくらいから突然謎解きが始まってちょいついていけなかった(^_^;)
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洋館で繰り返された残虐な事件・・・・・・
うごめく恐怖、悲しい記憶から私たちは逃れられるのか?
少女の頃に念動力で世間を騒がせて以来引きこもるようになった紗良を、幼馴染のひなたは見守ってきた。
しかし紗良の噂を聞きつけた富豪から「幽霊屋敷」の謎を解き明かして欲しいとの依頼が入る。
屋敷にはテレパス、サイコメトリストら超能力者が呼び寄せられていた。
二人を待ち受ける恐怖の日々。
(アマゾンより引用)
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ホラーやSFのガジェットを借りてクローズドサークルを形成するというのは、「屍人荘の殺人」以来、もはや定番になりつつあるけれど、これもその一つ。作中にも言及があるが、超能力者を集めて「幽霊屋敷」の謎に挑むという「たたり」や「ヘルハウス」を思わせる設定で、一行は超自然の力で屋敷に閉じ込められてしまう。それ以降、ホラー展開が続くが、ホラーでなくてあくまでホラーミステリなのがミソ。純粋なホラーとして見れば、正直、少し緩い感じであまり怖くない。逆に、ミステリとしてみれば特殊設定のフーダニットで、鮮やかに決まる。結末も爽やかで、ホラーらしくないというか、ホラーの人はこんな結末は大嫌いでしょうね(^0^)。
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念動力者の紗良、その友人のひなた、テレパスの上原俊子、自動書記の明、エレクトロキシネスの凪(子ども)、歳米とリストの瑞希、予知能力者の茂樹、依頼主の蓮、その従兄弟の和久、大学生アルバイトの悠人が集まった館は、自らその門を閉ざす。
オカルトありの世界だが、起きる事件はミステリ。
登場人物から想定内の真犯人。
魅力的な設定ながら、甘めの着地で、それなら誰も死なない結末もあったんじゃ、と思ってしまう。
好書好日
https://book.asahi.com/article/15198236?spMailingID=8475466&spUserID=Mzg0ODczNzE1MTk4S0&spJobID=2160210831&spReportId=MjE2MDIxMDgzMQS2
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ホラー?というか超常現象?系の小説を初めて読んだ。面白かった!
どんな話?
簡潔に言うと、霊というか超能力、異常現象がやばい家!!の話。
超能力持ってる方と主催者でなんか家の調査に行くんですけど、あれあれ?となってく話です。
色々、話の理屈通っててすごい!
ネタバレなんですが、
椅子に入って死んでたのは子供の動揺で電気分解事故死。女性投身自殺とワイン事件は、蓮の連れのあの人が社会的地位や評判を保つために、屋敷のせいにするために、ていう思いを屋敷に利用されて殺したって言う話。
その他ほとんどの現象は激ヤバ屋敷のせいだけど、ここの話は理屈通ってる気がして、はえすげえなーと思った。あと蓮の動機も、屋敷の中でしか屋敷の影響無いけど、蓮の両親は外で死んだ。つまり屋敷関係なく死んだ?いやそんなはずは無いそう考えたくは無い、で調査に行った、ていう考え方らしい。回収の仕方、理由の付け方が納得できるものになってて本当すごいと思う。
あとそういえばだけど、屋敷もなんか会社の奥さんが?なんか幽閉されて悪い思いが募って?それに屋敷が干渉して?で、今に繋がってるみたいな。これも一応話通ってるなすごいなーと思った。
→心霊!全部この家のせいです!!!だと思ってたから、こんなに理屈で説明してくれると思ってなかった。散々怖がらせてビビらせて、最後に解決してくれる展開、楽しかったぞ!!!
書き方うまい!
恐怖を煽るというか、意識を向けさせるというか、そういううまく集中させる文章の書き方が素敵だと思った。読みいってしまった。
↓
普通に結構怖かった
ホラー、とかこういう系読まないので、怖かった。幽霊なの?なんなの?のよくわからんやつに一々閉じ込められて。幻覚幻聴で誘導されて。人同士も少しづつ不安でギスり始めるし。正体が分からない、閉じ込められててどうしようもない、解決法ないかも、の状況で次々訳分からんこと起きて、ドキドキでした。人間怖い系でも無いし、幽霊超こわ!系でもない。超能力や超常現象+人の思い、意思のハーフみたいな感じだと思う。面白かった。
きになったとこ
・意外と死なないのね
基本1人のとき、屋敷に知人の声や姿で話しかけられたり、変な音がしたり、電気消えたり、ドアが急にしまって閉じ込められたりするんだけど、意外と生きたまま逃げられてて、そうなんだ、となった。閉じ込められた所、温室いったとことか、絶対死んだと思ったけど生きてた。そこで死なれても困るか。だし、みんな死ぬやつよりも後味、見てる雰囲気が良くていいと思う。
・明イライラ
違う価値観、能力の人を入れたいのは分かるけど、明がずっと不安で自分にいらいらしてて辛かった。最初の方のセクハラじじいはすぐ退場したのでいいです。
・基本なんでもあり
屋敷の力はなんでもありです。読んでて楽しかった。
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書評見て購入、もちろん初めての彩坂美月。
過去に不可解な自殺や死亡事故が続いた別荘を調査する目的で集められたサイキッカー達が、次々に起きる事態に翻弄されながら別荘の秘密に迫る様子を描いています。
ホラーミステリ、大分ホラー要素が強いですが(^_^;)伏線の回収は、なかなか良かったと感じます。私的に・・影山民夫「ボルネオ・ホテル」を思わせる感じでした!
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子どもの頃に「超能力美少女」として世間を騒がせ、ある事件以来引きこもるようになってしまった紗良を、幼馴染のひなたはずっと見守っていた。
ある日、紗良のうわさを聞き付けた富豪から幽霊屋敷の謎を解き明かして欲しいとの依頼が入る。
テレパスや予知能力者など、何人もの超能力者が呼び寄せられた屋敷で、惨劇が二人を待ち受ける。
超能力者の集まった幽霊屋敷で起こる事件を描いたホラー×ミステリ小説です。
クローズドサークルものではあるのですが、お約束の屋敷の外に出られないとか外部と電話が通じないとかの理由が、嵐などではなく「幽霊屋敷の怪奇現象の為」になっているのが少し珍しい所。
登場する超能力者も全て本物で、事件の証拠集めなども超能力ありきで進んだりもするので、『彼岸荘の殺人』というタイトルの印象よりはホラー寄りかもしれません。
屋敷が次々に登場人物に見せる、恐ろしい幻覚の数々も、幻想文学のようで好きでした。読者も一緒に幻惑されているような気分になります。
とはいえ、ホラーだけというわけでもなく、事件や犯人にはきちんとミステリー的なアプローチで推理を進めているのも良かったです。
ラストシーンも、寂しさもありつつ爽やかでした。
なんとなく、ほんのりシスターフッド的雰囲気も感じる。
あと、表紙の右側の女の子が、どの角度から見ても目が合う気がして卓上に置いておくと気になります(笑
***
超能力者(霊能力者)の集まる館でのホラーミステリはこんなのも
『涜神館殺人事件』手代木正太郎 (星海社FICTIONS)
※面白いけどエログロ描写苦手な方はご注意ください。
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ホラータッチの特殊設定ミステリ。
設定としては今や古典ホラーの傑作映画「ヘルハウス」と酷似している。
次々に人が死んでいく山間にある豪邸。その謎を解くべく集められた超能力者…。次々と起こる異変、その真相は?
設定はすごくそそられるのだが、話が長い。詳しい描写も悪くは無いが、それがダラダラと続きすぎで、豪邸に到着した時点で既に100ページ。本格的な異変が始まるのは半分も過ぎたころ。異変(も描写)も月並みでこけおどしの感が強いため、緊張感もさほど盛り上がらない。謎解きはなかなか良いだのがそこに行くまでがやや単調だし、どうしても先行する「シャイニング」等には遠く及ばない。
設定はいいので、映像化向けだろう。
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おもしろいよ
だけの口コミでストーリー知らずにに読み始めました
序盤から面白そうだなの雰囲気で、尻窄みにならなければなぁと思いながら読み進めましたがとにかく読みやすいのであっという間
超常現象がどこまで真実なのか?を疑いながら読んでしまっていたのでもちろん殺人は人なんだろうなと思っていただけに、そうか、凪が、と少しせつない結末
まぁそうだわなー
じゃなきゃ6歳をメンバーに持ってこんわな…
そしてひなたがいてこその紗良の能力というのがなんともまぁこれまたせつなく、しかも二度と会わないのか、そうかといった凪に続き二度にわたるせつない幕引きだった
サイコメトリストのミステリーってどうなんだろ?と思ってたこともあったけど、これは面白かったなというのが素直な感想
それにしてもどうしてこうもミステリーの根本的な原因というかきっかけは性的なことが多いのかね
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幼少時にサイキックが発動し引きこもりになった少女とその親友が、
曰く付きの館の調査に協力したら色々起こるホラーミステリ。
最初の感想は「小野不由美のゴーストハントだ!」です。
いや、決してパクリとかではなく、
ホラーって往々にしてパターンがあるんですよ。
大事なのは、そのパターンのさじ加減と組み合わせなんです。
そしてこの本のパターンは、ゴーストハントにあった要素が再現なく出てくる。
ウィンチェスターハウス、科学的な機材、はすっぱだけど情に厚い女、
強力なサイキックと、第六感が強い一般人、高い所に書かれた文字
なぜか壊れないガラスの窓、などなど
読んでいると、全然似てないのに枝葉にその要素があって
どんどん小骨のように突き刺さってきます。
あと、館の死んだ女主人が宮間(みやま)なんだけど、
これスウィートホームの間宮(まみや)なんじゃ……。
そして、肝心の内容なんだけど、こちらもなんとも……。
ホラーミステリって、大体はホラーかミステリのどちらかに偏るんですよ。
だけどこの作品「両方取り」なんですね。
例えるなら「剣と魔法の世界で、魔法で密室を作る」みたいな感じ。
個人的にこういうのはアンフェアとか全然思わないので良いんですけど、
シンプルに使い方あんまり魅力的ではない。
あくまで例えですが「幽霊に閉じられた開かずの部屋で死体が見つかったが、
犯人はロザリオを持っていたので部屋に入れた」みたいな。
理解はするけど、納得は程遠いみたいな展開が目白押しで、いまいち乗り切れず。
サイキック少女が主人公に独占欲発揮するのに、主人公は勝手に離れるし、
少女は参加者の子供にべったりだし。
あー、そう、つまり、設定が活かせてない。これだ。
ただ、癖があって読みにくいとかではないし、
最後のオチも綺麗だったので、ホラーミステリ初心者にはおすすめかもです。