夢いっぱいなお話
2015/11/15 16:47
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投稿者:shizuzu - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は私が小学生の時に出会い、ずっと大好きな本でした。小学校を卒業してからまた読みたいと思ったのですが、探してみると絶版となっており、それからずっと復刊を待っていました。そして今年になってやっと復刊したと知り、すぐに買いました。前の出版社から出ていたものと表紙は少し異なりますが、中身は同じだったので安心しました。とにかく表紙から挿絵まで(もちろん内容も)とってもかわいいのです!久しぶりに読んだのですが、昔読んだときと変わらずわくわくしながら読めました。仲良しのアンネリとオンネリという2人の女の子が、バラの貴婦人という人から家を譲られ、2人だけですてきな生活を始めます。家の中には女の子が憧れるような物がいっぱい。私もこんな暮らしがしたいと、小学校の頃に憧れ募らせていたのを思い出しました。ぜひ他のシリーズの和訳版も発売してほしいです。
宙ぶらりんのバラ
2017/01/13 10:20
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
9人兄弟の真ん中ならではの孤独感が伝わってくる。フィンランドの児童書らしく、子供の自主性を重んじるところがよかった。
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オンネリとアンネリはとっても仲よし。だけど二人とも家族からはほっておかれて少し寂しい女の子。ある日大金を拾って、薔薇の木婦人という不思議な女性から女の子二人が住むのにぴったりなお家を買う。
女の子ならみんな胸が踊るんじゃないかというモチーフづくしで、狂喜乱舞した。
おうちには山程の可愛い洋服とお菓子と本と遊び場と小鳥。夢のようだ。大好きな大好きな本でした。
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なんてすがすがしい児童文学でしょう。無理に現実を見せたり、説教くさかったりということのまるでない、ステキなお話です。
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夏休みに自分たちの家を手に入れる…きゃあステキ!
幸せについてみんなで話し合うところ。胸が熱くなる。
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2017.1.31 この本も昔、読んだことがある。すごく読みたくなって思わず図書館で探したら見つかって読んだ本。 かわいいよね、この二人。
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とにかく可愛すぎて〜❤
うそうそ、こんなうまい話ある?夢でしょう?いつか覚めちゃうのよきっと!と、思いながら読めば読むほど、2人の夢のようなお家に魅了されてしまう。お料理の後片付けはこんなちいさな子にできるの?とか、お菓子を焼いたりできちゃうの?電気代は?ガス代は?なんてことは頭の片隅からけとばして、お隣の、風船を栽培するノッポティーナさんとプクティーナさんの素敵なお庭にうっとりし、反対側のお隣さん、ウメおば様との事件にハラハラ!
子どもたちが読んだら、どんなに楽しめることでしょう!バラやフリルやお人形が好きな全ての子どもたちに読んでほしいおはなしでした。
映画でどこまでこの薔薇屋敷が再現されてるのかとっても楽しみ✨
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映画化される要素満載なファンタジー。絶対可愛らしいと思います。が、大人目線で読む原作はちょっと切なさが残る。子どもの感想はどんなかな?子どもになって読んでみたい。
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基本図書なので借りた。
オンネリとアンネリは、7才の同級生で親友だ。
オンネリは九人兄弟のちょうどまん中、アンネリはお父さんとお母さんが別々の家に住んでいる。
夏休み、ふたりは、お札の束が入っているふうとうをひろい、「小さな女の子がふたりで住む」のにぴったりのおうちを買った。
装丁がとてもかわいい。
黒髪がオンネリ、金髪がアンネリ。
薔薇乃木夫人は良い魔女のような人で、お金持ちなんだろうな。
夢のようなおはなしで、「オンネリとアンネリのおうち」、絵に描けそうにわくわくする。(読書感想画や読書感想文向き)
ノッポティーナさんにプクティーナさん、リキネンおまわりさん、ウメ・ボーシュおばさん、登場人物とエピソードもおもしろい。
唐突なところもあるけれど、人生ってタイミングが大切だし、まぁいっか、という感じで読める。
物語はアンネリの視点と口調で語られるので、読み終わったあと、これがアンネリのさびしい夢のおはなしだったらどうしよう……と ぞくっとしたけれど、続編もあるし、そんなことないですよね?
あと、これはフィンランドのおはなし、原子爆弾とか出てくると複雑な気分になりました。
家のことをこんな小さな女の子たちがするなんて、頭が下がる。
オンネリとアンネリの境遇に考えるところがあり、社会派童話だなと思いました。
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かわいくって癒される北欧の児童文学。
両親が別居していて家が2つあるアンネリと、4人の姉兄と4人の妹弟のおかげで家に居場所のないオンネリ。ひょんなことから、「女の子ふたりが暮らすための家」を手に入れて2人暮らしをすることになる。
児童文学においては定番の家出ものですが、このお話の素敵なところはオンネリとアンネリが日々の暮らしを心から楽しんでいること。冬の長い北欧は家の中で過ごす時間が長いので丁寧な暮らしをとても大切にすると聞きますが、そういう文化の繁栄なんでしょうか。個性的なお隣さんとのやりとりもとても丁寧で上品で、ほっこりする。
家出をしてあらゆる冒険をした後は、普通は最後に家に戻るものだけれど、オンネリとアンネリの場合は違う。家が2つあっても、10人も家族がいても寂しかったオンネリとアンネリが家出をして手に入れたしあわせについて、ぜひ大人にも知ってほしい。
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2018.6月。
ふたりの女の子手に入れたおうち。ご近所さんたち。ちょっとした事件。子どもの世界ってキラキラしててこんな感じだったかなと女の子心が反応した。 .ああ、北欧って感じ。文化が違うとこんなこともありえそうだと思える。日本ではこんな夢みたいなこと起こるはずがないって思うのはなぜだろう。夢を見づらい国。かわいくてしっかりした子どもらしい女の子たち。子どもって傷つきながらもちゃんと強く生きている。大人はちゃんとしないと。
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アンネリとオンネリはとても仲良し。好きなこともおんなじで、ケンカなんかも一度もしたことない。だからいつも一緒。
ある時ぶ厚い茶色の封筒を拾ったことが発端となり、二人は薔薇乃木夫人から家を買うことになる。その家は、アンネリとオンネリのために建てられたかのようなとてもステキな家だった。
二人のためのお洋服、窓には真っ白いレースのカーテン、窓のそばには鳥籠があり、レモン色のインコが二羽さえずっている。
台所には美しい机と赤い木のイス、そして冷蔵庫の中には、ミルクやたまご、クリーム、バター…2人が住むために必要なものがなんでもそろってる。
アンネリは、お父さんとお母さんが離れて暮らし、二人ともアンネリのことは無関心。オンネリは、9人兄弟の真ん中。お母さんは他の兄弟のことで手がいっぱいで、オンネリのことまで気が回らない。
そこで、2人は気兼ねなく、この家で一緒に暮らしはじめる。
読んでいて、とても懐かしい気持ちになった。
こういう雰囲気のお話を、子どもの頃に読んでいたからなのか。
子ども心を目一杯満たしてくれるお話だと思った。
このお話、5年前にフィンランドで映画化されているらしい。
絶対かわいいだろうなぁ。
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アンネリちゃんによって語られて行くんだけど、まずね、全編通してその口調がすっごく可愛いんです。みんなの台詞も最高なのです。
物語の序盤。
拾った封筒の中身が札束だと知ってがっかりするふたり。
おまわりさんから、
「なにが入ってたらよかったんだい」?と尋ねられたときの、
「たとえばシールとか…」
っていう返答に心を巴投げされました。
そしてメインアイテム、ふたりが手に入れたおうち、ね。これはもう・・・夢!夢!女の子の夢そのもの!
ふかふかのバスローブとスリッパで歩き回ったり、夜更かししてサンドイッチ食べたり、”白くて軽い"ベッドカバーの下にするりともぐりこんで眠りたいよ。
お隣のノッポティーナさんとプクティーナさんのお庭もファンタジーそのもの!
あのにわとりのたまご・・・ひとつほしいな〜。
パパやママとの関係はすこーしせつない要素もあったり、大人の恋もチラッと描かれていたり。子どもの心をちゃーんとわかっていて、認めてくれている。
いやあ、本を閉じて現実世界に帰るのが名残惜しかった。です。
映画も、主演のふたりがむちむちキュートでとっても可愛かったのだけど、想像力をふくらませてよりファンタジーの世界に浸れるから、原作のほうがスキ。
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子供のときに読みたかった・・・!
おとなになってしまっている私のこころに一番のこったのは
「おまえはいつもいい子にしているし、おとなしいので、目立たないだけなの。おこってないわね?おこってないわね!?」というセリフでした。なんか残念・・・・
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すっごくおもしろかった!
オンネリとアンネリのおうちがかわいい。オウムがいて、お皿がそろってて、おもちゃがある家です。うらやましい。ぼくも、お母さんと住みたい。大事なノートと本を持っていきます。
ばらのきふじんが、家を買っても自分に合わなくて、すぐに売っちゃうのが、おもしろくてかわいそうでした。
オンネリとアンネリはたぶん美人。そんな気がする。どろぼうをつかまえたのがすごい。
1番すきなのは、けいさつかん。ゆうかんだったから。でも、すぐにじゅうをかまえるのがちょっとおもしろい。本当にいたら、けいさつかんだけどけいさつにつかまっちゃう。(小3)