掟上今日子の裏表紙(文庫版)
著者 西尾 維新
強盗殺人事件の容疑者として逮捕された忘却探偵・掟上今日子。現場で血まみれの凶器を握りしめて眠っていたところを発見された彼女は、事件の記憶を忘れていた。檻の中から事件の調査...
掟上今日子の裏表紙(文庫版)
商品説明
強盗殺人事件の容疑者として逮捕された忘却探偵・掟上今日子。
現場で血まみれの凶器を握りしめて眠っていたところを発見された彼女は、事件の記憶を忘れていた。
檻の中から事件の調査をしたいと申し出た今日子さんに対峙するのは、
「冤罪製造器」の異名をもつ強面の警察官・日怠井。
警察官の矜持と葛藤しながら彼が選択したのは、「忘却探偵の専門家」隠館厄介に協力を仰ぐことで…?
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☆掟上今日子の旅行記☆
2024/07/06 23:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
忘却探偵シリーズ第9弾
強盗殺人事件の容疑者として逮捕された忘却探偵の掟上今日子。現場で血まみれの凶器を握りしめて眠っていたところを発見された彼女は、事件の記憶を忘れていた。
檻の中から事件の調査をしたいと申し出た今日子に対峙するのは、「冤罪製造器」の異名をもつ強面の警察官の日怠井。警察官の矜持と葛藤しながら彼が選択したのは、「忘却探偵の専門家」隠館厄介に協力を仰ぐことだった・・・
長編作品だが、大きく二部構成のように感じた。
前半は、日怠井と今日子とのやり取り。事件の真相に辿り着くために、徐々に日怠井を手玉に取るところは、さすが今日子といったところである。
後半部分は、厄介が登場し、今日子は、この厄介と日怠井の2人を使い、2方面から事件の真相に辿り着かせる。
厄介と日怠井との視点が交互に展開され、密室のコレクションルームで何故被害者が刺されていたのかを徐々に解き明かしていく。
事件の真相については、相変わらずの西尾節というか、賛否が分かれそうだが、一応筋は通っているし、なるほどね、と思った。
裏表、右左といった一体となる関係性をうまく織り込ませた作品だと思った。