シリコンバレーのドローン海賊 人新世SF傑作選
著者 ジョナサン・ストラーン(編) , 新井なゆり(訳) , 小野田和子(訳) , 金子浩(訳) , 佐田千織(訳) , 中原尚哉(訳) , 山岸真(訳) , メグ・エリソン(著) , テイド・トンプソン(著) , ダリル・グレゴリイ(著) , グレッグ・イーガン(著) , サラ・ゲイリー(著) , ジャスティナ・ロブソン(著) , 陳楸帆(著) , マルカ・オールダー(著) , サード・Z・フセイン(著) , ジェイムズ・ブラッドレー(著)
人新世とは、「人間の活動が地球環境に影響を及ぼし、それが明確な地質年代を構成していると考えられる時代」、すなわちまさに現代のことである。パンデミック、世界的な経済格差、人...
シリコンバレーのドローン海賊 人新世SF傑作選
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商品説明
人新世とは、「人間の活動が地球環境に影響を及ぼし、それが明確な地質年代を構成していると考えられる時代」、すなわちまさに現代のことである。パンデミック、世界的な経済格差、人権問題、資源問題、そして環境破壊や気候変動問題……未来が破滅的に思えるときこそ、サイエンス・フィクションというツールの出番だ。本書に収められた短編10編とインタビューで、不透明な未来を見通し、それが社会や家族や個人にどんな影響を与えるか、そして希望をもたらすにはどうしたらよいか、グレッグ・イーガンを始めとする気鋭の作家たちが探ってゆく。/【目次】序文――人新世におけるサイエンス・フィクション=ジョナサン・ストラーン/シリコンバレーのドローン海賊=メグ・エリソン/エグザイル・パークのどん底暮らし=テイド・トンプソン/未来のある日、西部で=ダリル・グレゴリイ/クライシス・アクターズ=グレッグ・イーガン/潮のさすとき=サラ・ゲイリー/お月さまをきみに=ジャスティナ・ロブソン/菌の歌=陳楸帆(チェン・チウファン)/〈軍団(レギオン)〉=マルカ・オールダー/渡し守=サード・Z・フセイン/嵐のあと=ジェイムズ・ブラッドレー/資本主義よりも科学――キム・スタンリー・ロビンスンは希望が必須と考えている=ジェイムズ・ブラッドレー/謝辞=ジョナサン・ストラーン/解説=渡邊利道/編者紹介/訳者紹介
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諦めてるのかなあ
2024/05/27 21:23
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投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この手のアンソロジーにしては、比較的「平均値」が高い。ただ「人新世」というくくりはどうなのかなあ。それにしても、ロビンスンはまだ建て前を喋ってるけど、どうも欧米作家は「世界は一旦破局してからちょっと良くなる」という作風が多く、もう諦めてるんだろうか。それはそれで怖い。集中ベストは「エグザイル・パークのどん底暮らし」と「渡し守」かな。