- 販売開始日: 2024/05/01
- 出版社: ケイオス出版
- レーベル: 折口信夫セレクション
- ISBN:978-4-909507-04-4
古代日本の魂信仰
著者 折口信夫
古代日本人にとって「魂」とは何だったのか?なぜ剣や玉を神聖なものとして扱い、海辺に漂着した大きな石に注目し、季節の鳥の声に耳を澄ませたのか。神々はどこから来て、魂はいかに...
古代日本の魂信仰
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商品説明
古代日本人にとって「魂」とは何だったのか?
なぜ剣や玉を神聖なものとして扱い、海辺に漂着した大きな石に注目し、季節の鳥の声に耳を澄ませたのか。
神々はどこから来て、魂はいかにして人に宿ると考えられていたか。
「古代の魂信仰」を深く知ることで、万葉集の歌の本来の意味も、大嘗祭、神楽、物忌みなどの神道儀式の本義も、正月やお盆などの年中行事の由来もおのずと解けてくる。そこから日本人にとって古来、何が大切だったのかも明らかになってくるだろう。
本書は「折口学」の中心テーマと言える「魂信仰」の論考を集めた。
現在、書店に流通している文庫・選集に未収録の作品から、講演録を中心に入門に適した七篇を厳選。
旧字・旧かなを新字・新かなに直し、ルビと注を多く入れ、読みやすいように編集した。
「昔の人々は霊魂信仰を深く信じていました。そのかたみとして、今日なお我々の生活の上に、いろんな形で印象されているわけです。そういう行事について、現在表面上の関係が認められないからと言って、知らないで過しているのは、あまり寂寥(せきりょう)な生活と言わねばなりません。(中略)それは、何も昔の生活をもう一度復興させようと言うのではありません。我々が今日、なぜこういう生活をしているのか。その理由を知る事なのです」(本書所収「鳥の声」より)
目次
- 神々と民俗
- 剣と玉
- 鳥の声
- 古代日本人の信仰生活
- 産霊の信仰
- 上代葬儀の精神
- 万葉集に現れた古代信仰
- 編集後記
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