そういった終活か
2025/03/20 08:11
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
断捨離話かと思ったら、自分のし残したことに挑戦する話。
懺悔ですっきりした人、鬱憤晴らしをした人、思い切った行動を始めることで自分の新たな道を見つけた人等々、人それぞれの自分軸を見つけて動き出した感じ。
人生は常に挑戦。改めて歳と関係なく挑む姿に感動した。
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内館牧子さんのこのシリーズは終わった人から
今回まで五作だが、全て読んだ。
また映画やテレビでも見た。
綺麗事に終わらせないところが良く、また話しの展開も面白い。
今回の作品もテレビ化してほしい。
印象に残った言葉
やり残したことをやるために活動する
自分軸
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このシリーズはとにかく楽しく読ませてもらっています。
終活=残された子供達が困らないように
ではなく
終活=自分のやり残したことをやって悔いを残さない
ということですね。
絶対そうしよう。
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75歳の主人公英太は妻礼子から終活をするようにうるさく言われるものの、生活に死をいれるのが嫌で終活を嫌がっていた。
そんな彼が、ある出来事をきっかけに終活を始めることに。
死を生活に取り入れることを嫌う彼が始めた終活とは?
そして、その終活の影響が思わぬ出来事を呼びあらぬ方向にいく。
コミカルなものの決して75歳ではない私も、リアルな現実が近づいているんだなと感じる高齢者達の物語です。
読んでいて、私も終活は嫌だなと思うくらいに、死を生活に取り入れたくないなと思うくらいに、なんであんなにエンディングノートとか流行ってるんだろうなぁと思いました。
もちろん、死後のことは大事なことはわかりますが、死後のことなんて私には関係ないしなぁと。
そして、本作品の終活には確かに私もこういう風な積極的な終活はありだなと思いました。
おそらく、終活とは「寝た子を起こす」こと。
本作品の登場人物達の眠っていたものが目覚めます。
今の私は75歳まであと約30年ほど。
その時の75歳の生活や蓄えがどうか不安はあるものの、残りどれだけ生きられるか分からない、なんなら75歳までそもそも生きられるかどうかもわからない。
残りの人生が短くなったときに、何をするのかもそうですが、何かしておきたいという思いが湧くこと自体が凄いなと思いました。
前世があるかもわからないし、来世があるかもわからない。
今の人生が1回きりなのかもしれない。
そんな分からないだらけの現世で、来世、前世があっても記憶やスキルは引き継げないのに、やりたいことをやれるうちにと思うのは、大体、体が動くうちに余命を告げられるか、もういつあの世にいくか分からない時だなと思います。
そして70代というのはまさにそういう時なのかもなと思いました。
終活もそうですが、生きていればいつか必ずくる70代。
どう表現して良いか分かりませんが、読んで良かったなと思える作品でした。
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成る程就活の中にはこういったものもあるのだな感心してしまった!しかし場合によっては人様に迷惑かけるかもな!話しの中の登場人物それぞれの就活が違っていて面白かった。会話の中では新潟弁もとても楽しかった!
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75歳になったら自分の好きな事をやると言う終活の話しです。今まで生きてきた中で後悔している事、やり残した事、もう一度会いたい人に会う事の終活。僕らの生きた時代は、終戦後ではなく、まだ日本が、成長している時代だった。今は今の時代の中で、老いて行く自分を見つめ直して、もう一度輝きたいと思う。
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今の自分というより、これからの自分にドンピシャ!
昨夜読み終え、難病を患っている相方と私の実家に向かう新幹線の中でこれを書いている。
待ってくれている老いた母、癌を患い終末期の独身の妹を思い、泣けて泣けて仕方なかった。
カタをつけなくちゃ、できたらいいカタをつけたい。心からそう思わせていただきました。
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巷に溢れる終活小説とは一味も二味も違い奇想天外で面白かった。
終活という言葉からイメージする悲愴感はゼロ。
数頁に一度、声を出して笑った。
新潟と横浜を舞台に繰り広げられる、それぞれの終活がとにかく楽しい。
75歳の主人公・英太が終活と称し、意気揚々と高校時代の純愛の相手と再会したくだりは最高に面白い。
60年の時を経て可憐な白い花の様だった彼女はいずこへ。
人生の荒波をくぐり抜け素材は旨味へと変化するとは言い得て妙。
英太の妻・礼子の自分軸を優先した決断には共感しかない。
私も自分軸を意識した終活をしたいと心に誓った。
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“老人文学”の旗手だな、ここまで来ると。しかも本人と同時進行。微妙な老人の心の機微、背伸びしないで書けるんだろうな。100歳まで書いてほしい。それにしてもノー天気ジジ、英太さん。楽しい人生だこと。このまま済ませていいのか。孫は…。「男は加齢とともに帰るところが昔しかなくなる。故郷と母親しかないのだ。女にはノスタルジーが希薄だ。常に『今だ』今をどう楽しみ、生きるか」性差あるかなぁ?終活とか、周りに左右されないで、今を楽しみ、去り際もスマートに。
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75歳を過ぎた人達がそれぞれの環境の中で生きる糧を見出していく、とってもハッピーなお話。現実にマッチしている内容とそのやりとりが面白く、誰もが暗くならない生き方をしていくのが心良い。
60歳を過ぎたら、年齢は客観的な年齢ではなく主観的な年齢だと思う。考え方次第でどんな生き方も出来るのだと感じられた。
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シリーズ化している高齢者問題の本の最新刊。もちろん登時人物は別々なのでどれからどう読んでも良いのだけれど。
高齢化社会を取り上げ不安や昂りを煽り、少し不安にさせ、問題提起をしながらも解決の一縷を与え笑わせ泣かせ、ちょっとイイ話しにして締める、詐欺師の手法だ。
とはいえ、グイグイと読み込んでしまう。
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内館牧子さんの 高齢者シリーズは本当におもしろいです。「迷惑な終活」タイトルもナイス!
確かに 世間は「終活」流行り。
今は70代でもまだまだ元気 それでも先が何十年もある訳ではない なのに もちろんそれも大切だけど 残る人の為に終活なんて考えてみたら 時間がもったいない。
いくつになっても 誰かの役に立ちたい 認めてもらいたいと思う事が 生きる気力ですね。
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とうに定年になり、妻と年金暮らしの原は75歳である。持ち家があり、最低限の暮らしは維持できている。
最近、妻の礼子が終活を熱心に勧めてくる。
生きているうちから死後を考えることなど生きる意欲を失うのでは…と英太は思っていたのだが。
英太が生きているうちにケリをつけようと思い立ったのは、高校時代のときの後悔であり、謝りたい人がいることだ。
英太は、どう「終活」したのか。
何かのきっかけで、あぁ、これが自分の終活だと感じるのだろうか。
暗い話ではなくて、生きるための前向きな話だと思った。
後期高齢者である75歳は、もちろん若くはないのだが、大年寄りでもない。
まだ現役で働いている人も少なからずいる。
だが、身体的にはあちこちガタがくる年齢でもある。
癌や認知症になり、延命治療のことや死後の事務処理等や墓のことなどを伝えておく必要があるのでは…と、今や高齢者のみならず「終活」や「エンディングノート」がここ数十年のうちに広がった。
確かにいろいろと書き残しておくことも必要かもしれないが、自分が親になると子どもには楽しく生きてほしいと思う。
そう考えると、やり残したことがないように最後まで人生を楽しむことが、親への孝行かもしれないと思った。
自分のお金は自分が幸せになるために使うこと。
そうかもしれない。お金があれば…の話だが。
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亡くなる前の準備だけではない終活の魅力を教えてくれる小説。
終活のイメージを覆してくれる元気のくれるシニア小説です。
終活は周りの人に迷惑が掛からないようにする為の活動だけではなかった。
自分のための終活をしていい。
これだけでは分からないだろうけど、だからこそこの小説を読んで欲しいです。
自分がシニアになった気持ちを疑似体験した気がして面白かったです。
シニアになって色々な考え方があるのだと知れたのも良かった。
あなたの終活概念が変わります。
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「終活」と聞けば、死後、残された人に迷惑をかけないよう、財産や身辺を整理し、延命治療に関する意思も示したエンディングノートを残すということだというのが普通の解釈。
だが、この小説の主人公で75歳の原英太は、妻の礼子が終活を熱心に勧めるのに対し、死後を考えるのは、生きる意欲を失うとして、断固、反対し、やろうとしない。そして、終活とは、自分がやり残したことに憂いなくケリをつけることだと考えるようになる。要するに自分本位で考え、活動することにこだわるのである。
英太は周囲にあきれられながら、新潟の高校時代に純愛心を抱いた女性に会って当時、傷つけるような行為をしたことの謝罪をしたいと動き始める。
この活動が相手の女性や別の同級生の女性、それに妻・礼子らが心の底に抱えてきた苦い思いを顕在化させる。寝た子を起こされたそれぞれが、思いきった自分のための終活を巻き起こすことになる。
奇想天外でユーモアも溢れるストーリーは著者の「終わった人」、「すぐ死ぬんだから」、「老害の人」など、「高齢者小説」の流れを汲んでいる。
増加する高齢層に共感を呼ぶかどうか、それはわからないが、ドラマ化されれば一つの提示として面白く見てしまうなと思った。