オードリー・タン 私はこう思考する
2024/12/18 18:17
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投稿者:わたし - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな人に、日本のIT大臣になってほしいと思います。IT学識だけではなく、価値観の持ち方が、知識の応用に生かされていることを知ります。
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2024年11月25日、八王子・くまざわ書店。帯の「天才になれなくても近づくことはできる」というフレーズに惹かれて開いた。今年の宅建試験に向けてポモドーロタイマーを買ったので、「ポモドーロ式で何とか」という章をみて、「やはりいいのだな!」と思って、次のページをめくったら今度は、「タッチペンでデバイス依存を防ぐ」という言葉を読んで、先月タッチペンを購入して実感があったので、もっと読みたくなった。
●2025年5月26日、東京大学・書籍部にあった。セッションで寄った日。
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最近YouTubeでインタビューを受けられているのを拝見して興味を持ち読んでみました。
コロナ禍で「天才デジタル相」と注目を浴びていたこともあり、帯に書いてある「誰もが真似できる人生の質を高める方法」を「いや、誰でも、ってわけにはいかないのでは…」と懐疑的に思っていました。
読んでみると、オードリーさんの穏やかな雰囲気に触れられて、全てを真似するのは難しそうでも一つ一つずつなら実践できるかなぁとホッとしました。特に学ぶべきは実行力ですね。頭脳もすごいですが、実行力が素晴らしい。
最新の技術を扱われるのが、このように倫理的な方で良かったと思うこの頃です。
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独自の視点で問題解決に挑む思考法を示した一冊です。多様性を尊重し、柔軟かつ創造的に考える重要性を実感しました。リーダーシップや未来へのヒントに満ちた内容です。
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本書は何気なく買った中で、私の中では「大当たり」の本であった。現在や近い未来の状況に関する記載が多いが、案外その内容は古くならないのでは。
IQがめちゃくちゃ高い、もと台湾デジタル庁のオードリー・タンさん。彼女の考え方は高度かもしれないが、大変学ぶことが多かった。
特に印象に残るのは、「独学をする場合、孤独にならないように」という教え。オードリー氏こそ頭がめちゃくちゃいいので、一人で学んだりできそうだし、このような人が一人いれば社会が回るような気がするのだが、そのような意見を言うことが意外だった。
独学をする人ほど何らかのコミュニティに属したほうがいい。モチベーションも維持できるし、間違いにも気づくことができる。
研究会や勉強会というものは理にかなった仕組みだということだ。
オードリー氏の考え方の随所に「共同で何々をする」という思想が垣間見える。
もう一つ印象に残ったのは「目的をもって学びすぎるな」という考え方。「実学」ということも一方では流行っていて、特定の技術や技能が重視されがちだが、この変化が早い社会ですぐにテクノロジーは要らなくなってしまう。オードリー氏は、何らかの目的・用途に沿うように教育をすることは「人間を道具として扱うこと」として批判する。
教師も「学生を監督する」という役割に固執しないほうがよく、むしろその場でスマホで調べたりできるようにした方が集中力が増すというのがオードリー氏の意見だ。この点は反省。その他「間違っても大丈夫」という空気が重要で、生徒や子供が自主的に勉強するように仕向けることが重要である。
その他、集中力や睡眠のこと、子育てのこと等、結構内容は盛りだくさん。本書で引用された本は次々と注文して、順次読む。
第2章で、良質なSFは未来を予知しているので、SFを読みなさいとオードリー氏は述べるが、原作は内容がものすごく面白そうだ(すでに全部購入)。
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n=1
n=オードリータン
成功する人は、与える人。
与えれば必ず成功するわけではないけれど。
与える余裕が、人を魅了する。
オードリータンは、ギバーの頂点。
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すごく良かった!
リーダーとして責任は取るけど、管理しないこと。命令を下す代わりにみんなが自主的に考えて行動する環境を作ることなど参考になりました。
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オードリー・タンに関する本を読むのは6冊目だが、これはがっかり。オードリーは変わらず素晴らしいが、取材が甘い。2024年11月初版にもかかわらず、オードリーがポモドーロ・テクニックを活用していることや睡眠記憶法などを書いている。もう私たちが知りたいのはそんなことでは無い。コロナ収束の時代を迎え、今、オードリーがどんなことを考え、台湾や世界のためにどんなことに取り組んでいるのか、そこが知りたいのだ。このような本の内容のためにオードリーは貴重な時間を割いてインタビューを受けたと思うと、本当に残念でもったいない。もっと身のある内容書いてくれ〜!と切に願う。
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⚠️ネタバレ、乱文注意
本書が一貫して伝えたいことは、個人で物事を捉えるのではなく、社会やコミュニティとして見ることが重要ということであり、経験や能力は所有するのでなく社会に対して解放して共有するべきと言うことでした。
IQ160であるオードリーは所謂”悟っている”状態であるなあと思いました。
競争社会や能力主義というのは要約すれば個人主義という枠組みに押し込まれるわけであって、それでは社会全体はまるで仕切られた個室同士の空間になり、そこに各々にアドバイザーとしてのAIがいて、それを盲信する社会になるという未来予想の警鐘を鳴らす作品でもあった。ひとつの教科書だけではなく複数の教科書がある社会、つまるところの”多様性”のある、”可能性”の多い社会を目指しましょうという話。
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自分がどんな人間、存在なのか。
そこが、大事だと思いました。
彼女の考えは、やはり子供時代の過ごし方がとても大きいと思います。
頭では分かっている、自分の凸凹、他人と比べないということ。この2つを深く理解し、行動できた時に、自分の道は拓けるのだと感じました。
今の自分とこれから大人になる子供に必要な本だと思いました。
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彼女の一貫した「共創」と「共好」の考え方は自身が日々考えていることの「小ささ」を考えさせられました。定期的に読み返したい一冊です。
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『いま陥っている状況は、過去の知識体系には組み込まれておらず、既存の対処法で処理することはできない。模範解答は存在しない。』正に、こういう状況の中で事例とか有識者に頼りがちだと振り返らされる。
他にも、就寝前の習慣として実用書を、批判的な態度を捨てて超高速で読む、それによって睡眠時間すら知識を吸収できてしまうとか、、、真似してみたいものの多分すぐに寝落ちするか、起きて何も覚えていないかだろうな。
こんなにすごい人で、こんなに嫌味がない人がいることが知れただけでも勉強になりました。
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コロナ禍のマスク不足の折、在庫管理アプリを開発した台湾のデジタル担当大臣というニュースで彼女を知った。
当時観たいくつかのインタビューを通じて、天才、という印象を持っていた。
そんなオードリーの思考法、仕事法を紹介している本著は、天才の頭の中を覗かせてもらっているようで、興味深く読みやすかった。
自分にとっては新鮮、斬新な考え方が多く、刺激になった。
特に印象的だったのは以下3つ。意識していきたい。
1.大人になって他人と自分を比べることがなくなった理由
このめぐるましく変化する社会の中で、絶対的な正解は存在しない。
1つの正解を一部の権力者や能力保持者が導きだすのではなく、みんなで協力してピースを持ち寄りパズルを解いていくように問題に対処する方が時代の流れに合っている。そこでは自分が誰かより劣っているかどうかよりも、その問題に対してどう対処すべきか、だれがどの部分に向いているのかを考えることが必要になってくる。
また、ピグマリオン効果。指示者に従うのみの縦割り組織でなく横並びの組織の方が、自分はどんな役割なのか、どう動くのが全体にとって得策なのか、メンバーに主体性を持たせることが可能になる。
リモートワークで離れた場所でそれぞれ働くことが可能になった現在は、組織を管理しやすいという点も頷けた。
お互いの能力を認め合い、協力して問題を解決していく。
そこには世界へ貢献している達成感、肯定されている満足感がある。
他人と力を比べて得る喜びよりも、競争よりも共創して得る喜びを、彼女は得たのだ。
2.時間の主人になる
自分の時間の主人は私。
そりゃろうだろと思っていたけれど、スマホを無意味に弄っている時間や突然のメールへの対応など、時間がコントロール出来ず溶けていくことは確かによく起こる。
彼女はポモドーロ・テクニックや食材配達サービスなどを使って時間のメリハリをつけていたが、言及されている中で一番残ったのは「まずは自分を知ること」。
オンオフ切り替えに時間がいるタイプなのであれば、それを助けてくれる勤務スタイルにしたり、アプリを使う。
「自分の感情・認識・注意力のバランスを把握し、自分にもっともなじむ方法を見つけ出す」
時短とかタイパの良さとか、つい頓服に目が向いてしまうが、まずは自分がどんな状態の時に調子よく日々のタスクをこなせるのか、イレギュラーに対応できるのかを、日々の暮らしから見つめなおしたい。
3.学習するための本の読み方
まずはすべて肯定して受け入れて読むこと。
知識の吸収を目的としている読書では、まずはいったんすべてインプットする。いちいち批判していたら時間がかかってしまい非効率だし、自分の考えが凝り固まる原因になる。
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語り下ろしですが,彼女の思想体系が垣間見える。ギフテッドならではの苦悩と,それを救ったインターネット上のコミュニティ。「共好」(「共同で仕事をする」という意味のネイティブアメリカンの"Gung Ho"の中国語訳。)がキーワードか。競争よりも共創。
スラッシュワーカーの時代にこそ,ひとつのテーマを徹底的に追求することに価値が出る。「数年も経てば,職業や肩書きではなく,探求するテーマそのものがアイデンティティになる時代が来ると考えられる。」
「役に立たない人」になるために学ぶ,というのは,平井先生の言っていた,「知識は陳腐化する」という金言と通じるものがある。
「人が「モノ」のように扱われ,特定の機能のみで判断される場面は多い。その機能が時代の変化によって淘汰されたり,自動化されたりすれば,大きな挫折を味わうことになる。学びの動機が自分のなかから湧き上がる興味ではなく,外から押しつけられたものだからだ。」
Q 人類の未来はどうなると思いますか?
A SF小説を読みましょう。
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現代の聖人君子を一人上げるとしたらこの人かもしれないな。
「デジタルとAIの未来を語る」でも語られたように、寝る前に事実を記した文書を読み込んで(1ページあたり数秒!)寝ている間に知識として取り込むという睡眠学習というのが成り立つというのが信じられないが、将棋のプロが何十手先を読むように、そういうことができる人間もいるのだろうか。
冒頭からオードリーのことを「彼女」を読んでいることにちょっとびっくりしたのだが(自分の中では男性のイメージだった)、「オードリー」は女性名であるし、本人もトランスジェンダーを公言しているし、現在は女性なんだなと認識を改めた。