海の変な生き物が教えてくれたこと
著者 清水浩史
サメやイルカ、ペンギンには迫力や愛らしさがあるが、地味、不格好、厄介者とされる海の生き物には、滋味深い魅力がある。日陰の路地裏に息づくものたちの虜になった著者が、長年の水...
海の変な生き物が教えてくれたこと
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商品説明
サメやイルカ、ペンギンには迫力や愛らしさがあるが、地味、不格好、厄介者とされる海の生き物には、滋味深い魅力がある。日陰の路地裏に息づくものたちの虜になった著者が、長年の水中観察を通じて、しみじみと不思議さ・面白さを感じさせる生き物を厳選。民俗学的・博物学的な視点も交えながら、豊富な写真と文章で紹介。ゴマモンガラ、オコゼ、コバンザメ、カイロウドウケツ、ガンガゼ、カイメン…などなど。オールカラー版。
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少し変わった海の生き物の生態。
2025/02/18 08:46
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投稿者:おじゃもんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
海の生物についての本で。
見た目が奇抜とい言うか、変な生き物についてですが。
筆者か海の生き物が好きで、擬人化していてクスッと笑えるところが多かったですね。
「穴あき貝」の海岸でのプロローグで始まり。
粗野を貫く生き方の「ゴマモンガラ」。
醜い顔(人から見て)でも、我が道を生きている姿に感動して。
醜悪な姿の「オコゼ」は、神事の対象で彼方此方で祀られていて。
食べると、とても美味しいとか。
「カイロウドウケツ」の中で住む、「ドウケツエビ」の生態は。
エビが小さい頃に入り込み、大きくなって出られなくなり一生を終えるとか。
穴があったら入りたい「カクレウオ」は、「ナマコ」の肛門から入り込み住み着く話しとか。
「コバンザメ」の生態は、ちゃっかり者で腰巾着で。
コバンザメの叡智についても詳しく語り。
真面目な会社員の様な「ホンソウワケベラ」の章では。
対比として「ニセクロスジギンポ」を出して違いを書き。
ウニで厄介者と言われる「ガンガゼ」の話では。
桜島のガンガゼ漁の話で、食文化を紹介して行き。
干潟に潜む「イシワケイソギンチャク」の生態を詳しく解説して。
食文化も紹介して。
スカスカの「カイメン」。
スカスカの「カブトガニ」。
海の生物好きには、楽しい一冊ですね。