座右のラテン語
古代ローマを描いてきた漫画家と、気鋭のラテン語研究者。ふたりが選びに選び抜き、語りに語り尽くしたラテン語格言の数々。偉人たちの残した言葉の中に、人生に効く至言がきっと見つ...
座右のラテン語
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商品説明
古代ローマを描いてきた漫画家と、気鋭のラテン語研究者。
ふたりが選びに選び抜き、語りに語り尽くしたラテン語格言の数々。
偉人たちの残した言葉の中に、人生に効く至言がきっと見つかる。
libenter homines id quod volunt credunt
人は自分の信じたいものを喜んで信じる
カエサル『ガリア戦記』
dimidium facti qui coepit habet
物事を始めた人は、その半分を達成している
ホラーティウス『書簡詩』
amicus certus in re incerta cernitur
確かな友情は不確かな状況で見分けられる
キケロー『友情論』(エンニウスの言葉)
……など65点を紹介。
※この対談は本書で初公開の語り下ろしです※
ホラーティウス、キケロー、ウェルギリウス、プリニウス、セネカ、カエサル……。
ローマ人の残した言葉を、二人が読み解いていく、スリリングな対談。
また、古代ローマ時代より後に生まれたラテン語も多数扱う。
二人はどんな時に、どんなラテン語に救われたのか。
創作の裏側にもつながるエピソードも多数明かされる。
※カバー画像が異なる場合があります。
目次
- はじめに ヤマザキマリ
- 第1章 人生と友情
- 第2章 芸術家のエネルギー
- 第3章 恋愛指南
- 第4章 ラテン語の表現世界
- 第5章 生き方について
- 第6章 為政者たちのラテン語
- 第7章 歴史の教訓
- おわりに ラテン語さん
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なんということでしょう
2025/07/30 15:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふたりのラテン格言の深い造詣を感じつつ、趣味について楽しく話せるのは羨ましいです。ラテン語は知らないが、単語だけ見ると英単語に繋がるので、なんとなく意味がわかって面白いです。
素晴らしきかなラテン語
2026/05/17 15:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヤマザキマリさんの『座右のラテン語』は、ラテン語の名句を紹介するだけの本ではなかった。むしろ、古代ローマの人々の思考や価値観を、現代の私たちの生活にまで引き寄せてくれる“人生の教養書”だと感じた。ラテン語というと難解で堅苦しい印象があったが、この本を読み進めるうちに、そのイメージは心地よく裏切られた。
特に印象に残ったのは、Carpe diem(今を生きよ)や Festina lente(ゆっくり急げ)といった短い言葉に、驚くほど深い人生哲学が詰まっていることだ。ヤマザキマリさんは、それらの言葉を単なる“名言”としてではなく、自分の経験や旅先でのエピソードと重ね合わせながら語る。その語り口が軽やかで、読んでいるこちらまで、まるでローマの街角でマリさんと散歩しながら話を聞いているような気持ちになる。
また、ラテン語の背景にあるローマ人の合理性やユーモア、時に皮肉さえ含んだ価値観が、現代の私たちにも驚くほど通じることに気づかされる。たとえば、物事を急ぎたい時ほど丁寧さが必要だという教えは、仕事や日常の焦りに振り回されがちな自分にとって、まさに“座右”に置きたい言葉だった。
この本の魅力は、ラテン語を知識として覚えるのではなく、“人生の姿勢”として受け取れるようにしてくれる点にある。短い言葉が、時代も文化も超えて、今の自分の背中をそっと押してくれる。読み終えた後には、心の中に小さな灯りがともったような、そんな温かい余韻が残った。
ヤマザキマリさんの視点を通して触れるラテン語は、古代の遺物ではなく、むしろ“これからの人生を軽やかにするための道具”だと感じられる。
この本は、忙しい日々の中で立ち止まり、自分の軸を見つめ直したい人にこそ響く一冊だ。
珠玉のラテン語集
2025/04/29 17:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:今井 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとなく知っているものから、聞いたことがないものまで、幅広いラテン語の格言がテーマ別に掲載。対談形式で、格言に対する二人の会話、アプローチの違いが面白い。昔は〇〇という意味だったけど、今では××という意味で使われているとか、歴史の流れを感じて興味深い。