- 販売開始日: 2025/01/30
- 出版社: 実業之日本社
- ISBN:978-4-408-65131-6
脳は耳で感動する
養老孟司×久石譲 対談集!脳科学と音楽が織りなす驚きの世界へ、あなたを誘います!解剖学者・養老孟司と作曲家・久石譲が、脳と音楽の不思議な関係を紐解く画期的な一冊。なぜ人は...
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商品説明
養老孟司×久石譲 対談集!
脳科学と音楽が織りなす驚きの世界へ、あなたを誘います!
解剖学者・養老孟司と作曲家・久石譲が、脳と音楽の不思議な関係を紐解く画期的な一冊。
なぜ人は音楽に感動するのか? 映像と音楽のシンクロはどのように起こるのか? 脳科学の視点から音楽の魅力に迫ります。
- 脳と音楽の関係を、わかりやすく解説
- 久石譲の作曲秘話や、養老孟司の斬新な視点が満載
- 音楽の楽しみ方が変わる、新しい知見の数々
音楽ファンはもちろん、脳科学に興味がある方にもおすすめ。この一冊で、あなたの音楽体験が劇的に変わるかもしれません。
今すぐ手に取って、音楽と脳の深遠な世界を探検しませんか?
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音楽と脳の働きの雑学が絡み合って展開、まとまりないが面白い
2025/08/14 15:39
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投稿者:y0a - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体的には爺さん同士の気楽な与太話、と言うと口が悪いかな。もちろん博識な大解剖学者と大作曲家の対話だから、「お」と思う所はあるし、参考になるところも(たぶん人それぞれ)あるだろう。でも、楽~に、好きなよ~うに、あまり厳密には考えずに自由に語っている。その雰囲気が良いともこ言えるし、いい加減とも言える。読み物としては楽しい。
よもやま話の中で養老氏が繰り返し言っているのは、脳化(意識中心主義)ということ。「都会というのは 「意識」 なんです。 田舎は 「からだ」 なんです」とか。養老氏によると、生物が生きていく上で、遺伝子に書き込まれた判断や行動を超えるものとして「こっちで判断するから」ということで、脳ができた、と。その成れの果てが、人間が作った都会のような環境があって、chat-GPTのような道具もその一つだと。
しかし、都会の舗装された道の上には、(すでに意識化された世界なのだから)新しい発見はあんまりなくて、田舎や山の中に行って、道路から外れた場所に行かないと、興味深い虫や植物に触れることもできない。chat-GPTが役に立つ場面があるとしたら、それは脳化された空間の中にいるからに過ぎない。ふむ。
あと、解剖学者的な観点で、「感覚器というのは必ず二つある」と述べているのも興味深かった。松果体やヤコプソンの器官などは、それぞれが視覚・嗅覚の”体の内部に向けられている”ものだという。松果体は体調や性的成熟のようなものに関係しており、ヤコプソン器官はフェロモン(外部と内部のギリギリのところ)をチェックしている――と直にはは書いていないが、そのような意味のことを言っている。
興味深いのは、耳においてはまず前庭器官が出来て、後に聴覚が出来ること。つまり、前庭(体のバランスや運動)を司る方が先で、こちらの方が古い。つまり、耳の元(前庭器官)は体の中を聴き、聴覚は体の外を聞く、とも受け取れる。すると、耳の場合は古い機能がしっかり温存されているということになる。ここから、音楽は前頭葉よりも大脳辺縁系(古い脳)の情動に働きかける、という話も展開する。
その他、音楽と脳(および体)の働きの雑学が絡み合って展開するので、まとまりは期待しないで読めば面白い。