文明の衝突 下
著者 サミュエル・ハンチントン(著) , 鈴木主税(翻訳)
文明の衝突こそが来るべき時代の世界平和にとって最大の脅威。世界戦争を防ぐための最も確実な安全装置は、文明に基づいた国際秩序にある――。世界を西欧・中国・日本・イスラム・ヒ...
文明の衝突 下
商品説明
文明の衝突こそが来るべき時代の世界平和にとって最大の脅威。世界戦争を防ぐための最も確実な安全装置は、文明に基づいた国際秩序にある――。世界を西欧・中国・日本・イスラム・ヒンドゥー・スラブ・ラテンアメリカ・アフリカの八つの文明に分け、様々な紛争を、異文化間の衝突と捉えた衝撃的仮説。西欧への挑戦を続ける「儒教―イスラム・コネクション」は核拡散の深刻な危機を招くのか? どちら側にも入れない日本は? 世界的な国際政治・戦略学者の著者が、激動する世界の針路を指し示す羅針盤は国際政治論の金字塔として輝き続ける!
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戦争の構造分析等
2019/06/30 22:56
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投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主にイスラムとそれ以外の文明という観点から、ユーゴスラビア紛争などを例に文明のフォルトラインで起こりうる戦争のあり方などを論じる。このような戦争に一次的、二次的、三次的な当事者がいるという見方は非常に説得力があると感じた。西洋人(アメリカ人)だな、というものの見方はある程度滲むものの、不必要に西洋文明を絶対視せず他の文明とどのような関係が生じうるかについて論じており、米中関係など現代に示唆的な部分も上巻に引き続き見られた