ばけもの好む中将 十 因果はめぐる
著者 瀬川貴次(著)
「ばけもの好む中将」宣能の妹・初草は、文字に書き手の感情を読み取る〈共感覚〉を持つため読み書きができない。彼女のために、発明主婦である五の姉は便利道具の開発を始める。一方...
ばけもの好む中将 十 因果はめぐる
商品説明
「ばけもの好む中将」宣能の妹・初草は、文字に書き手の感情を読み取る〈共感覚〉を持つため読み書きができない。彼女のために、発明主婦である五の姉は便利道具の開発を始める。一方、宗孝は河原で瀕死の男を見つけ、宣能に知らせるわけにはいかない重大な秘密を知ってしまう。陰陽師の歳明とともに賊の目をかいくぐり都を右往左往する羽目になり・・・・・・。波瀾万丈の平安冒険譚、「ばけもの好む中将シリーズ」第10弾!
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怪異探しどころじゃなくなってきましたね…!
2021/02/23 03:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kurage - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらず十の姉上がヒーローのように登場して助けてくれるのがカッコよかったです…!
初草のざるかぶりエピソードも可愛くて面白かったです。
狗王と初草の関係ってもしかして…?と予想させるような描写もあって気になる…。
段々ばけもの探しどころじゃない展開になってきて、続きがますます楽しみです。
嵐のような展開
2021/01/03 20:59
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投稿者:まりも - この投稿者のレビュー一覧を見る
今巻はばけもの探しの怪奇譚よりも、物語の根幹が動く重要な回でした。さまざまなキャラクターに変化が起き、情報の多さに振り回されます。さらに、多情丸・狗王といった闇側の人物にもスポットが当たり、物語の深みが増す回でもありました。
宗孝と宣能の間に変化が起きましたね。宗孝は今回が一番大変な目に合っているのかも。ですが、宣能を思いやる優しさと守ろうとする強さに、彼の成長を感じました。一方で宣能が不安です。彼の決意が悪い方へ行かなければよいのですが…。どうか幸せになってほしい…。
春若と初草も、それぞれに進展がありますし、切なさ十二人の姉君たちも、物語の要所でしっかりと活躍します。中でも十郎太の謎が!
これからも目が離せません。次巻も楽しみにしています。
宣能と宗孝の深まる関係?
2020/12/20 16:48
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は宣能の心の傷を思いやる宗孝が、宣能を守りたくて一人奮闘する。ソコに、余りその力はアテにならない陰陽師・歳明や歳明の仲介で懇意になった稲荷山の専女衆の力添えを受けながら多情丸の刃から逃げる羽目となる。いつも常に宣能から守られてきた宗孝が、宣能を守る心得に成長しているところが目が離せない。
いつものようにどんちゃん騒ぎ!
2020/12/14 19:04
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投稿者:古墳ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎回お馴染みの化け物巡り。しかし、なかなか化け物はみつからず....
しかしその帰り道に孝宗は不運に巻き込まれて....!?
十の姉の正体も見放せません!
因果.......
2021/09/16 17:55
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
初草の君 五の姉上の協力で読み書きができるようになる可能性が!
やっと見えた希望の光。良かった!
十の姉上の事情がうっすらわかってきた。
血縁者から距離を置いているのは自らの出生が絡みで多情丸から逃げるためか。
次の巻では事情がわかってくるかも。楽しみ。