ばけもの好む中将 九 真夏の夜の夢まぼろし
著者 瀬川貴次(著)
夏の離宮での宴に招かれた宣能と宗孝。父の右大臣の存在もあり気乗りしない様子の宣能だったが、離宮に現れる怪異の噂を知って色めき立つ。以前この場所で惨劇が起き、その怨念が甦っ...
ばけもの好む中将 九 真夏の夜の夢まぼろし
商品説明
夏の離宮での宴に招かれた宣能と宗孝。父の右大臣の存在もあり気乗りしない様子の宣能だったが、離宮に現れる怪異の噂を知って色めき立つ。以前この場所で惨劇が起き、その怨念が甦っているのだという。意気込む宣能は霊との遭遇を狙い、宗孝とともに離宮内の探索を計画する。一方、春若こと東宮は恋する真白と思わぬ再会を果たし、さらに逢引の約束を交わして有頂天で・・・・・・!? 恋の花咲く夏の離宮で、思いが交錯する「ばけもの好む中将シリーズ」第9弾!
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久しぶりの作品!
2020/12/14 19:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:古墳ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
1年ぶりの作品の今回は春若君の純情さが分かって本当に好きです!
真白の君と東宮くっついてほしいな....
孝宗と宣能は不運なことにびしょ濡れ状態に....
十の姉上の目的が気になる…!
2020/09/29 15:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kurage - この投稿者のレビュー一覧を見る
十の姉上が相変わらず神出鬼没な活躍っぷりで、何のために動いているのか気になりました…!
色好みの宰相の中将の雅平、少しは痛い目を見た方がいいという宣能の言い分もわかるけど、恋した相手の正体を(宣能たちは知っているのに)知らないままだったのでちょっと可哀そうな気も。そこが面白くもありましたが(笑)
春若と真白や、初草の今後とか、続きもますます気になる展開でした。
宗孝の活躍ぶり
2020/08/05 15:15
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も貴族社会の煌びやかさを堪能出来る作品です。宣能の親友、三人の中将達も沢山出て来る。そして素敵な隠密十の姉も、今回は沢山出て来る。宣能の無邪気さに磨きが掛かり、宗孝が振り回されながらも怪談話追う気持ちには、作品が進むごとに、身分違いの遠慮が減り、ぐっと身近に感じてきた。東宮と真白姉様の今後は結ばれるのかしら。怪談話は日本古来の風習を折り込み、自分関係は深みがあり、文章は品があり、素晴らし過ぎる作品です。日本の歴史や下々の生活と貴族の違いも垣間見る勉強にもなります。早く続きを出して下さい!お願いします
決壊も近い?
2020/09/01 12:51
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
初草の君に対して親身になっている九の姉上 これが彼女の本質なんでしょうね。
初草の君 文字を読めるようになるといいけど。
十の姉上 鮮やかなお手並みでした! 薄暗い何かに係わっているであろう彼女の今後がちょっと心配。
そして何か機を窺っているかのような宣能様。都の闇、相容れない父親との間に何かをしでかしそう。
宣能様の鬱屈、そろそろ決壊も近いのかもしれない。
宣能様にはいつものように楽しげに怪異を探していて欲しいけど。
そうはいかない雲行き。不安。
今巻もにぎやかで楽しいお話ですが…
2020/08/27 20:35
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投稿者:まりも - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつものようにドタバタコメディかと思いきや、闇の部分が次第に濃くなっているようで、なんとも不穏な感じが。宣能はどうなってしまうのか…。一方で宗孝&お姉さん達は相変わらずの元気の良さ。春若君の暴走っぷりも相変わらずで読んでいて楽しいです。今巻もおもしろかったのですが、そろそろ話が動いて欲しい気も。次巻も楽しみ。