論破という病 「分断の時代」の日本人の使命
著者 倉本圭造 著
自分と異なる意見を持つ相手を「敵」と認定し、罵りあうだけでは何も解決しない。今必要とされているのは、「メタ正義感覚」だ――。日本に放置されているコミュニケーション不全に対...
論破という病 「分断の時代」の日本人の使命
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商品説明
自分と異なる意見を持つ相手を「敵」と認定し、罵りあうだけでは何も解決しない。今必要とされているのは、「メタ正義感覚」だ――。日本に放置されているコミュニケーション不全に対し、対立する色々な立場の間を繋いで成果を出してきた“経営コンサルタント”の視点と、さまざまな個人との文通を通じ、社会を複眼的に見てビジョンを作ってきた“思想家”の視点を共に駆使し、新しい活路を見いだす。
堀江貴文氏失脚に象徴される日本の「改革」失敗の本質的な理由や、日本アニメの海外人気が示唆するもの……などをひもとくことで、「グローバル」を目指して分断が深まった欧米とは異なる、日本ならではの勝ち筋を見つけ、この20年の停滞を乗り越える方策を提示する。
また、明治神宮外苑再開発問題、再エネvs原発の電力問題、川口市のクルド人問題、歴史認識問題――現代の具体的な課題を元に、解決に向かう考え方を示す。
あらゆる「絶対」が無効化し、混迷が深まる多極化時代の道しるべとなる1冊。
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これから取るべき「ものの考え方」を追求した内容です。
2025/03/16 22:09
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年流行っている「論破」という行為が、良好な話し合いを確立できなくさせている感があります。
当書はこれを「よくないこと」とした上で、では良好な話し合いを確立するためにはどういった「ものの考え方」を我々はすべきなのかを、著者が提案する内容になっています。
著者が挙げている新たな「ものの考え方」は、名付けて「メタ正義感覚」です。当書ではこの「メタ正義感覚」がいかに大切かを、著者が力説しています。
話し合いがケンカ腰になるのを、回避するためにも、「メタ正義感覚」の提案は意味あるものと思います。
批判する(論破する)だけでなく、、
2025/02/15 21:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:感謝 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和のように評論家が御高説を垂れ流すのでもなく、平成のようにただ論破して終わりでもなく、令和版の新しい問題解決方法(しかも日本人に適した)を提言しているのが良かった。読むと元気が出る本。