魔法を描くひと
著者 白尾悠(著者)
「私の人生の主は私。何ものにも、簡単に委ねてやるもんか」20世紀初頭にアメリカで創業し、世界中から愛されるアニメーション会社となったスタジオ・ウォレス社。1937年、レベ...
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商品説明
「私の人生の主は私。何ものにも、簡単に委ねてやるもんか」20世紀初頭にアメリカで創業し、世界中から愛されるアニメーション会社となったスタジオ・ウォレス社。1937年、レベッカは類稀な画力でウォレス社に入社を認められたものの男性ばかりの社内で実力を評価されない日々が続く。それでも仲間と協力し作品創りに励むが、第2次大戦の影が忍び寄ってくる・・・・・・。時を隔てた現在、ウォレス日本支社で働く契約社員の真琴は、偶然見つけたデザイン画から、素晴らしい才能を持ちながら歴史から忘れ去られた「彼女」たちの人生を知る――。
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実話に基づく作品
2025/02/19 13:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1937年、アメリカで初めて女性アニメーターとなったレベッカが、時代に翻弄されながらも生きた証を遺そうと奮闘する。眠るその力強い光を、現代の日本で、同じく女性が働く事の困難さと直面した真琴が見出し、くだらないしがらみを無くすべく立ち上がる、希望溢れる作品。
今もまだ続く、働く女性に向けられる心無い言葉や偏見。男性社会を築いたのは果たして男性だけなのか?動かない理由ばかり考えて足踏みして、今に甘んじているすべての人に向けたエールを感じた。時代を超えて繋がる二人の想いが、次第に強くシンクロし、未来を切り拓いていく勇敢な姿にとても励まされた。困難な時こそ手を取り合う事の大切さ、曲げる所と曲げてはいけない所の見極めなど、生き辛い今を生き抜くヒントをもらえた気がした。
少しずつ解き明かされる絵に隠された謎を追う過程は、ミステリのような昂揚感もあり、色んな角度から作品を満喫する事が出来た。
ディズニー?
2025/03/02 10:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
バンビだったりファンタジアだったり。
何人も女性が登場してて、焦点が定まってない感もあるけど、
それだけ、女性がフルで働くってことの大変さを書きたかったんだろうな。