ヨシタケシンスケ氏の本 シリーズ
2025/05/24 10:25
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
弱音を吐くな!なんてよく先輩や教師、親から言われたものです。
けれども、そういう人たちをじっくり観察していると意外と弱音を吐いているってことがあります。ここにはいろいろな種類の弱音や言い訳がどっさり載っています。思わず「そうそう、そういうときってあるな」と相槌を打ってしまいます。中には「?」のもありますが、分かる分からないのも人それぞれってことですかね。
(紙の本で読み終えましたが、電子版でも同じだと思うのでレビューを投稿しました。やっぱり、自分は紙の本の方が好きです)
一応、こっちが下巻。
2025/06/07 21:50
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投稿者:silva21jp - この投稿者のレビュー一覧を見る
モノクロ線画の世界にハマれる人だけにおススメ。
いくつか絵本の元ネタが見つかるのが、ヒジョーに楽しい。
時には開き直りも大切
2025/05/31 21:30
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
あおむけ編に続き、こちらはうつぶせ編。
弱音を吐くということは、ある意味、開き直ることでもある、のだと気づかせてくれる。
悪い意味ではなく、開き直ることで心が強くなりそう。
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あーわかる!
と思った所に付箋紙を貼っていたら、
こんなにあるの?
私には ひとつだけ
得意なことがある。
人前で 元気そうに
ふるまうことだ
から、あるあるヨワネ。
息を吸って、
弱音をはいて
フフフ。吐いてやる。
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14年ぶり新作スケッチ集、読むというよりつれづれなるままに手にとって眺める本。
とりとめのないメモ的イラストが延々と見られるだけだけれど、本のネタや下絵あり、日々のぼやきあり、まさに弱音ばかりではあるけれど、同世代であることもあって「あるある」「ほんとそうだよね〜」率が異様に高い。
これはあの本の構想中かな、プランBかな、と想像するのも楽しい。
おでかけに持ち歩いて2冊一通り目を通してみて、あちこちにお宝のような言葉がみつかっておもしろかったけど、より病み(闇)がみえるこっちのうつぶせ編が好きかも。
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いやはや自分の中身を見せられてるようで、なんとも共感の嵐。身に覚えがありすぎて疑問に思うこともなくサラッと読んでしまった。
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こちらは下巻扱いかな?
あおむけ編とちょっと違い、1ページに1つのイラストです。
なんとなく詩集というか、日めくりカレンダー的な印象でこれもまた気軽に読めていい。
『あおむけ編』『うつぶせ編』どちらにしても弱い自分を肯定してくれている、励ましにも似たとらえ方で読めて気持ちがちょっと楽になる心のサプリメント的な1冊でした。
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ヨシタケさんの作品を初めて読みました。
新生活でネガティブ寄りになっている今の自分に刺さる刺さる。
・「不安ですかー?!」「オー!!」
・身体はいつも事後報告
・さぐりさぐり、やすみやすみ、だましだまし
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パラパラとめくりながらクスッと笑いつつ楽しめた!共感する弱音、ユニークな弱音、さらにはハッとさせられる教訓のような一言もあったりと、様々なメッセージが描かれていて、何度も読みたくなるような作品でした。
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この本はいわばイラスト集です。
イラストと一言二言の色んな弱音が描いてあるだけです。
文章ではなく、脈絡もない。
LINEのスタンプのようにそれ一つだけで完結するイラスト集。
ただ、「今の自分ってこれかも」という共感を見つける。
「分かるわー(だって今の私これだもん)」を探す作業。
探したからと言ってどうにかなるわけでもなし。
解決もなければ進展もなし。
「私にはひとつだけ得意なことがある。人前で元気そうにふるまうことだ。」これとイラストが書いてあるだけ。
そうなんだよな。。。
元気がないことを隠しちゃうんだよな。。。と、改めて自分思う時間がこの本。
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この本を手に取った時、新しい責任ある役割をまかせられて、弱っていた時だった。
今はその時よりもずっと遥かに弱っている。この本を読んで、スッキリしたとも前向きになったとも楽しかったとも言えない。ただ、辛い状況でもペラペラとめくれた。
なんとなくスラスラ読めた。
しんどくなかった。
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あおむけ編に続くうつぶせ編
こちらはあおむけ編よりもイラストが大人。
描かれる人物も大人だし、スケッチも写実に近いながらもヨシタケシンスケさんらしい暖かみが感じられる大人テイスト。
そうか…
ヨシタケシンスケさんも更年期でこんなに苦しんで、弱音を吐きながら生きてるんだ…
と、更年期真っ只中の自分ももっと弱音を吐いてもいいんだ!と思わせてくれる。
何の言葉も添えられていないたくさんのスケッチ
そこに、ヨシタケシンスケさんが上手くいかない今日を描くことでなんとか乗り越えていることを感じさせる。
「不安や弱音を外に出すことで気持ちが楽になる人」と「言語化することで逆に不安がより強化されてしまう人」がいること。
そして、自分がどっちなのか…と
ヨシタケシンスケさんは心配している。
でも、ほとんどの人は弱音を吐いたほうが気持ちが楽になるんじゃないかな。
「弱音を吐いても大丈夫」とこの本を読めば楽になる人はきっと多いはずだ。
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10分ほどで読み終わるが、クスッと笑えたりグッと共感したりうーんとなんとも言えない気持ちになったり気持ちが揺さぶられる。
個人的には、心地よい揺さぶりを得られた。
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「うつぶせ編」は、しんどさを受け入れ、自分と折り合いをつけるための一冊。
こちらの方が「あおむけ編」よりも共感することが多いように感じた。
以下、一部抜粋。
↓
作業は早いですよ。雑ですけど。
気を使われるくらいなら気を使ってやる。
身体のしんどさと気持ちのしんどさの見分けがつかない。
疲れやすさがすごい。
今決めなくていいことはけっこうたくさんある。
日々、「できなさ」にむきあうつらさ。
そんなもの、できなくたっていいはずなのに。
「わからない人にわかってもらおうとしない」
今日じゃなくていい。決めるのもはじめるのもやめるのも。
身体が衰えていろいろわかってきて、ひと言でいうと「さみしい」ってことなんです。
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本当に疲れてるときは、文字が多いものは読めないし、ポジティブなのも読めない。
その時の私は、できない、と、無理、と、つらい、で出来ている。
ヨシタケシンスケさんは、たぶんそういう気持ちをわかっている人だと思う。
そこに、ほんのり嫌味にならない程度のポジティブを、努力で足せるようになった人なんだと思う。
だから、底に入った状態から、少し上がりたいとき、このシリーズを手に取りたいと思う。
私のお守りの処方箋になりそうな一冊。