かなりのスモールステップ方式で、読み進めやすかったです。
2025/05/13 12:28
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
たいそうなタイトルがついた当書ですが、優しい文章で著されているので、気を張らずに読むことができます。
しかも、1論文あたりの紙幅はわずか3頁程度。超スモールステップ方式の内容になっているため、かなり読み進めやすかったです。予想よりかなりの短時間で読み切れました。
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投稿者:パトリシアちゃま - この投稿者のレビュー一覧を見る
専門的なことは興味を持ったが筆者の個人的な趣味は割愛しても良かった本ではないかと思う。ただし、246ページのブロード研究所等これまで知らなかった組織を知り、ネットでその組織が何をしている組織なのかを調べることができ、また、未知の単語、特にAI関連の言葉についてもネットで探して理解を深めることができた。筆者がしてきするようにフェイクニュースがのさばる理由を常に念頭においてネット上の検索は行わなければいけないと再認識した。
難しくない、やさしい論文紹介
2025/07/04 08:46
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投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学論文の紹介とうたっているけど、身近な話題とからめてやさしく、さりげなく、ユーモアを交えて書いてくれているので、ごくごく普通のエッセイを読むような感覚で読めました。こんなふうに紹介できるのは、筆者の関心や知識がとても幅広いんだなと感心しました。
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<目次>
第1章 長寿のヒント
第2章 生物の不思議
第3章 最先端科学の意外な発見!
第4章 「定説」を疑え!
第5章 幸福へのカギ
第6章 究極の思考実験
<内容>
「週刊新潮」連載の記事をまとめたもの。見開き4ページの短いエッセイながら、最新の知見と本人の教養がミックスされて、なかなか面白い作品となっている。すべてが科学論文からの話ではないが、「へえ~」と思うものも数知れず。タコの知識の話や自然界で最大勢力が昆虫類ではないこと(菌類)など、直接役に立つ話ではないが、ちょっと話したいな、と思ってしまう。
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思ってたより評価が低い?
タイトルで、なんとなく大丈夫かな?と思ったけれど、読んでみると意外と面白かった。
まあ論文の紹介というより、雑学みたいな感じもするし、時々挟まれるAIネタがなかったら良かったけれど……。
記憶力が良すぎる弊害の話とか。
アルツハイマーを防ぐガンマ波とか。
退屈によって生じる中毒の話とか。
知らなかったことを小ネタ的に仕入れることが出来たので、満足。
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世の中にはいろんなことを考えたり調べたりしている人が大勢いる。
他とは違うテーマでないと論文になりにくいという事情もあるだろうが…
池谷氏は脳研究者であるが、科学全般に目を向けバラエティに富んだ話題を提供してくれている。
とはいえ興味は、どうしても(脳に関係する)生物とAIに行ってしまうようだ。
6つの章とその中で面白かったトピックスをいくつか挙げてレビューとします。
第一章 長寿のヒント
4.「麻酔」は意識の謎に迫るカギ
麻酔薬はいくつか見つかっているが類似性がなく、人工的に作り出すことができない。
どれも意識を無くす効能がある。
6.人生に訪れる「二大老化期」
老化の厳密な定義はないので、老化度の測定方法はない。
血液中のタンパク質の検査で年齢変化が分かるようになってきているようだ。
9.「ガンマ波」がアルツハイマー病を防ぐ
40Hzの刺激装置が認知機能の低下を抑制する?
シオノギヘルスケアから、kikippaイヤホンとスピーカーが販売されているが、効果あるのか。
第二章 生物のふしぎ
1.「母乳」は生物界の大発明
ヒトは二足歩行を始めたため、哺乳類のなかでもユニークなおっぱいを持つことになった。
2.「一味違う」タコの足の秘密
タコは通常使う足はだいたい決まっている。足の付け根に脳に相当する神経節がある。
6.昆虫の「王座」はいつまで続く?
現在知られている生物の75%が昆虫。だが生物種の90%ほどが未発見と考えられている。
7.ネコの「ゴロゴロ」の正体
ネコがゴロゴロと喉を鳴らすのは、ヒトのいびきと同じ原理?
第三章 最先端科学の意外な発見!
2.匂いを嗅ぎ分ける最新AI
分子の化学式からヒトがどんな匂いと感じるか推定し、50万種類の匂いカタログが作成されている。
6.「生成AI」は透明な夢を見るのか
生まれつき目が見えない人に聞くと、日常的に言葉を聞いていれば「透明」をイメージすることができるそうだ。
8.脳にも“クセ”がある
複数のAIに脳波から誰の脳かを判別させたら、どのAIも成績が良かったが、脳波のどこに着目しているかは随分と異なっていた。
12.AIの価値観は欧米的か
ChatGPTが作る文章は、英語の文章を多く学習しているから欧米の価値観に近い。
第四章 「定説」を疑え!
3.人類はみな“ブレンド”である
ヒトにはネアンデルタール人の遺伝子のほか、絶滅した多様なヒト種が入り交ざっていることが分かった。
4.記憶力は悪いほうがいい
化粧品やダイエット食品と同様に、本当に記憶力を高める方法は見つかっていない。だから成り立つ記憶力ビジネス。
覚えたことを忘れない良すぎる記憶力には弊害も多いらしい。現状の「記憶力の悪さ」の程度こそがベストにチューニングされた状態か。
第五章 幸福へのカギ
6.香りに「奥行き」はあるか
目と耳が左右に2つあるのは立体感���感じるため。鼻の穴も2つあるが匂いに立体感はない。
11.「縄文土器」が変えた調理法
食材を焼いて食べることで、寄生虫や雑菌の除去ができる。火の使用に伴い人類の腸内細菌が変化した。
12.「演奏不可能」と言われた怪物曲の美
演奏不可能な曲は、聴くこともできないということ。
シャルル=ヴァランタン・アルカンの曲が弾けるピアニストが出てきたので聴くことができるようになった。
第六章 究極の思考実験
5.脳はどのように“数”を把握しているのか
1と2、2と3の違いは厳しく区別するが、5と6になると違いの反応は弱くなる。1~4までの数と、5以上の数を認識する脳の場所は異なる。
6.フェイクニュースがのさばる理由
誤情報に頻繁に出会うような人は、嘘か真か確かめようとオンライン検索をしても低品質の情報に行き着いてしまいがち。
9.「生物/無生物」を分けるもの
生物の定義が定まっていないのは、すぐに例外がみつかるから。生物と無生物の2つに分類しようとしていることが間違い?
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ネットで見て購入。もともと池谷さんの本は好きでよく読んでたんだけど、いつもの脳の話じゃなくて、いろんな論文の紹介。人間の肋骨はなぜ胸にしかないのかの話にすごいな~と思いました。
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脳科学で有名な池谷先生の論文エッセイ。ここ数年の最先端の科学論文をやさしく学べる。科学への興味を得てここから深堀っていくというのに適した本かなー。
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脳科学者(というワードがよいのか分からないけれど)の池谷先生のエッセイ集(というワードがいいのか分からないけれど)です。
日常の気づきなどと、科学論文からの新しい知見をつなげたりして、解説しています。こなれた言い回しで、読みやすいです。論文の開設を含んでいて、勉強になります。
以前と違って、論文の範囲が広がっています。
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池谷先生の本、久々に手に取った。最近は脳以外も話題に出されるのか。
本書は著者が読んできた論文について、トピック的に紹介した一冊となっている。それぞれ3ページにまとめていること、掲載元が雑誌だからか、内容も平易にまとめられていると感じた。
時節柄かAIが多く、どこかで見聞きした話題もあるが、薬から動物の不思議など扱うものは幅広く、楽しく読むことができた。
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「中瀬ゆかりのブックソムリエ」
ニッポン放送
ポッドキャスト
2025.5.23より
科学論文って、たくさんあるんだ。
全部読めてないけど、気になったのは
第一章 長寿のヒント
6.人生に訪れる「二大老化期」
老化はステップ式に進む。44歳と60歳頃が一気に老け込むらしい。
そんな気がする。
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科学をオムニバスすると面白い!
子どもが手に取って欲しい一冊です。
AAEアフリカン・アメリカン・イングリッシュや日本人の魚への自負は初耳です。
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覚えておきたい蘊蓄がいっぱい。
楽しく少しずつ読めた。
幸福の鍵は、アランによれば、「不幸な状況や困難に対してただ悲観的になるのではなく、積極的に抵抗し、前向きに対処しようとする“不幸の抵抗”が幸福の一つである」らしい。それが脳科学的にも真実を突いているっていうの、ジーンとした。
覚えておきたいいろいろ
哺乳類は母乳を飲むというのはカモノハシが例外だから、実際は、横隔膜類と言った方が良い
腹部に肋骨がないのは、2億5千年前のペルム紀大絶滅
地下鉄シベリアの火山が爆発して、低酸素状態が一億年も続き、地球上のほとんどの動物が絶滅した。
効率よく酸素を取り込むために、横隔膜を発達させ、胸腔と腹腔を隔離して内臓との連動を避けて、胸腔の容積を直接調節する腹式呼吸を始めた。
トビハゼは目を陥没させて瞬きする
2355のとびぃを見てるから、ほおーと思った笑
閉経する野生のチンパンジーの発見。しかも育児に参加しない。シャチやシロイルカは血縁選択説、つまり孫の世話をするが、チンパンジーはそのプログラムがない。
赤ザルの研究
社会的寛容性は死亡リスクを42%減少させる
AIの研究
人の脳は乱数発生装置になることができない。こうした脳機能の個性のことを認知と呼ぶ。2021年にドイツの研究者によって適当に数字を115人の健康の参加者に並べてもらった。そうすると数字の並びには個性があり、誰がその数字列を作ったかを95%以上の高い制度でAIは識別できたと言う。
ガンマ波がアルツハイマーを防ぐという。
早速youtubeで検索したら、出るわ出るわ、たくさんありました笑
皆聞いてるのね。塩野義のガンマ波サウンド装置も検索しちゃいました。それは流石に買わないけど、YouTubeは聞きます!
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Natureを中心とした,研究者以外にも興味の控える一般的な内容に絡む最新研究内容の紹介エッセイ.まだまだ判らないことは身の回りに沢山あるし,それを科学的に立証するために,忍耐と時間をかけて世界中で研究が行われていることがよく理解できる.日本にも,ウィットに富んだ筆致のサイエンスライタが多く出てくればよいのに,と思わずにはいられない.
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「週刊新潮」連載の「池谷裕二の全知全能」(2023.6.15~24.12.12)、75回分を収録。
「ネイチャー」や「サイエンス」などに発表されたばかりの科学論文から、おもしろそうなトピックを紹介。1回3ページの読みきりなので、どの回からでも読み出せる。数時間読むだけで、最新研究のエッセンスを吸収できる。
とりあげているトピックで断然多いのはAI、続いて動植物、進化、アルツハイマー病、人間行動など。恩師の先生について書いている回もある。
ただ、巻末の参考文献のページは極小文字。これがツライ。せめてもう1ポイント上げてくれていれば、ね。