冷徹伯爵の愛玩人形
罪悪感に苛まれても、君を逃がしてはあげられない八歳の時に伯爵家の養女になったシェリルは、養父の急逝に安堵していた。十年もの間、着せ替え人形として弄ばれていたのだ。葬儀のた...
冷徹伯爵の愛玩人形
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商品説明
罪悪感に苛まれても、君を逃がしてはあげられない
八歳の時に伯爵家の養女になったシェリルは、養父の急逝に安堵していた。
十年もの間、着せ替え人形として弄ばれていたのだ。
葬儀のため四年ぶりに帰省した義兄ウォルターは、
かつての優しい彼とは違いシェリルを冷たくあしらう。
唯一の心の支えだった彼に、養父との関係は知られていた。
しかもシェリルが父を誘惑していたと信じるウォルターは、
今度は自分の愛人になるよう迫る。
抗えないシェリルは、真実を言えないまま倒錯した快楽に溺れ、
二人の不埒な関係は加速し――。
生真面目な若き伯爵×弄ばれた美しき義妹、
いびつに絡まる手枷にとらわれた純愛。
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このレーベルらしい展開にうっかり嵌った
2025/06/01 15:41
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投稿者:ミケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の序盤感じる緊張感の理由は、先代伯爵の裏の顔だった。8歳で孤児から養女になったシェリルの幸せは、1年間。義兄ウォルターが寄宿舎生活になった途端、養父は裏の顔を現し、シェリルに表紙絵のようなドレスを着せ、閨でも愛でる人形生活を強いる。ウォルターは、帰省した折に現場を目撃も「シェリルから」と言う父の言葉を信じてしまう。父の葬儀後、苛立ちをシェリルにぶつけるも満たされない心身に苦悩するウォルターと、愛する彼への正解が分からないシェリルが切ない。正解に辿り着いた二人に泣く。