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  • 販売開始日: 2025/06/20
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春e-book
  • ISBN:978-4-16-391991-1
一般書

サイレントシンガー

著者 小川洋子

著者6年ぶり、世界が待ち望んだ長篇小説400枚。内気な人々が集まって暮らすその土地は、“アカシアの野辺”と名付けられていた。たったひとりの家族であるおばあさんが働いている...

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サイレントシンガー

税込 1,900 17pt

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商品説明

著者6年ぶり、世界が待ち望んだ長篇小説400枚。

内気な人々が集まって暮らすその土地は、“アカシアの野辺”と名付けられていた。たったひとりの家族であるおばあさんが働いているあいだ、幼いリリカは野辺の老介護人に預けられて育った。野辺の人々は沈黙を愛し、十本の指を駆使した指言葉でつつましく会話した。リリカもまた、言葉を話す前に指言葉を覚えた。たった一つの舌よりも、二つの目と十本の指の方がずっと多くのことを語れるのだ。

やがてリリカは歌うことを覚える。野辺の重要な行事である“羊の毛刈り”で初めて披露された彼女の歌は、どこまでも素直で、これみよがしでなく、いつ始まったかもわからないくらいにもかかわらず、なぜか、鼓膜に深く染み込む生気をたたえていた。この不思議な歌声が、リリカの人生を動かし始める。歌声の力が、さまざまな人と引き合わせ、野辺の外へ連れ出し、そして恋にも巡り合わせる。果たして、リリカの歌はどこへと向かっていくのか?

名手の卓越した筆は、沈黙と歌声を互いに抱き留め合わせる。叙情あふるる静かな傑作。

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みんなのレビュー116件

みんなの評価3.9

評価内訳

限られた世界での話 だけど沈黙の世界は広い

2025/08/30 13:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タカミー - この投稿者のレビュー一覧を見る

祖母と暮らすリリカ、母が亡くなったのは自らの髪を首に巻き付けたから。だからいつも髪は短く切られていた。始まりからして 小川洋子さんの世界どっぷり。物言わぬ人が集うアカシアの野辺で祖母は働き リリカは育つ。リリカが赤ちゃんの頃から そっと歌ってくれた老介護人、普段は指言葉で意思疎通をして声を発さないのだが・・・。
 成長してどう生きるか選択ができるが 野辺でずっと過ごす。羊たちが安心して毛を刈られるようにと思いながら歌い、老介護人が亡くなった時に歌う。夕方 町に流れる『家路』を歌ってほしいと懇願されて歌う。自己語りに躍起になってる現代人とは真逆のリリカ。 病院で八つ当たりされて お風呂場で耳を洗うという行動・・・本当によくわかる。
言ったもの勝ち 吐き出すだけ吐き出すことになんの疑問をもたない人々にはわからない 静かな世界。頑固とも捉えられるような 自分軸をしっかりもってるリリカ。

登場人物は少なく説明は少ないが 想像させられ読後も思い出してしまう話だった。迷子になった子を思い、不完全な物を愛し、沈黙を愛し、人の目がないところでも善き行いをし、亡くなった生き物を思い続け・・・。。

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アカシアの野辺

2025/09/19 18:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る

沈黙を尊ぶ小さな共同体、密やかな歌声。優しさのなかに奇妙さが織り込まれた小川洋子さんワールドの一冊。現実味と老いも、しっかり描かれています。(担当さんの、家の修理の描写が秀逸)

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2025/08/14 00:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

リリカにとって、歌は、切り離せないもの、ですね。そして、髪の毛を伸ばしてはいけない理由が悲しい。全体を通して、かなしみがついて回るのは、その髪の毛のエピソードなのか…

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2025/05/05 13:15

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2025/07/14 16:56

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2025/10/15 11:08

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2025/07/15 06:45

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2025/07/17 11:09

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2025/06/22 08:29

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2025/06/24 21:32

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2025/08/23 09:51

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