トルストイ―人生に贈る言葉 みんなのレビュー

形骸化した協会と愛の教え

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投稿者：シュガーラッシュ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「トルストイ最後の旅」オードリー主演の「戦争と平和」ナイトレイの「アンナ・カレニーナ」を鑑賞後再読。「既成の協会の考え方と一緒ではなかった」とあり、批判したことによりロシア正教から破門と信念を感じる。また再臨されたキリストの分身であるならばどれほど教会のキリスト教学と乖離があったか推察できる。ロシアの大地に「ロシア革命の中軸になるような宗教を起こす使命」があった驚愕の神の計画を明かされた。ただ、著者は「ロシアでの宗教改革はロシア正教会が、トルストイを破門した罪を認めて、謝罪し、彼をもう一回立てるところから始まるかもしれません」と鋭い洞察力を示した。その他、平和主義、ドストエフスキーについても語りあり。