サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

最大50%OFFクーポン(~8/27)

修正:新規会員30%OFFクーポン(~7/31)

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー4件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

若手研究者の野心的挑戦

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 防衛大学の若手研究者である著者が、敢えてきら星のごとき防衛大の先輩研究者の論理に挑戦状をたたきつけた野心策。不朽の名著「失敗の本質」が提示した日本の組織にある構造的欠陥の指摘を正面から否定。人間が完全無欠な存在には必ずミスを犯すし、あそこが悪かったここが悪かったとあと講釈で欠点をあげつらっても進歩には繋がらないと主張。やや荒削りな部分もあるが傾聴にあたいする指摘も多い。「失敗の本質」ダイヤモンド社との併読を薦める。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

華やかさは無くても、地に足の着いた良書

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:六等星 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間は限定合理的であり、その限定合理的な人間の集団であるいかなる組織も、限定合理的である。そして条件さえそろえば、組織は合理的に非効率な手段を選び、やがて破綻していく。題材は大東亜戦争で敗退した日本軍であるが、今日のどんな組織にも当てはまる、鋭い指摘である。

本書では、人間と組織の限定合理性を認め、常に批判を受け入れる「開かれた組織」を構築することを、その解決策として主張している。セオリーとしての組織論は理解できても、実際の組織が不条理に陥らない方法を見出すことのできる組織経営者は少数派であろう。多くの経営者が、このメカニズムを研究し、具現化することを切に望む。華やかさは無いが、地に足の着いた良書である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

なぜ失敗したのか、その答えはここに

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:北祭 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、戸部良一らによる『失敗の本質』では不明確に終わっていた、大東亜戦争における日本軍の不条理なる失敗の「根本原因」を論理的に解析してみせた名著である。
 ガダルカナル戦における肉弾白兵突撃による日本軍の全滅、インパール戦における日本軍の餓死…なぜなのか。
 これまでの正統派研究者は、日本軍の非合理性を指摘し、戦場における異常な行動であったとしてきた。著者は、ここで凛然と異を唱える。 <しかし、このような不条理な行動に導く原因は、実は人間の非合理性にあるのではなく、人間の合理性にあるというのが本書を貫く基本的な考え方である。p.2>

 人間が様々な意思決定を行うにあたり、いくら合理的であろうとしても、何よりも人間の情報収集・処理・伝達能力は限定されているが故に「限定合理的」でしかありえない。著者は、この理論を適応することで、日本軍の失敗の原因を鮮やかに解明してみせるのである。
 例えば、日本陸軍はガダルカナル戦に至るまでに白兵銃剣主義に適合するように組織的に多くの特殊な投資をしていた。白兵突撃を念頭に軽戦車・手動連発小銃の開発に投資し、多大な教育コストをかけて兵士を訓練していた。ここでもし、白兵戦術を変更すれば、これまでの特殊な投資がすべて埋没コストとなり、利害関係者の説得にも多大な時間と取引コストを生み出してしまう。さらに、<そして何よりも、この伝統的白兵銃剣主義を放棄し作戦を変更すれば、この戦術のもとにこれまで戦死した数多くの勇敢な日本兵士の死自体が回収できない埋没コストとなることを意味した。p.99>と著者はいう。埋没コストなどと表現するにはあまりにも重い。
 これらの巨大なコストのために、ガダルカナル戦における日本陸軍は、たとえ白兵突撃戦術が非効率な戦術であったとしても、依然としてその戦術をスタンダードとして採用し続けるほうが「合理的」な状況にあった。そして日本陸軍はわずかな勝利の可能性を追及するに至る。されど、人間は限定合理的でしかありえない。敵の情報は得られず、現場にいる兵士の本意が大本営には届かず、結果として、非効率かつ非人道的な作戦となってしまう。
 人間が、自らの不完全性に配慮せず、完全に合理的な作戦を取ろうとすればするほどに不条理な結果を招くこととなる。ガダルカナル島やインパールは、人間の合理性が生み出す最悪の戦場と化したのである。

 著者は、日本がなぜ負けるべき戦争に訴えたのか、その原因についても臆することなく「限定合理性」を用いた持論を述べる。大東亜戦争の原因は本書による理論のみで説明されるものではないだろう。しかし、その答えを追い求める者ならば、本書の中に確かな手ごたえを感じるに違いない。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍組織の不条理

2019/03/26 09:09

17年前の本です。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:leftmerge - この投稿者のレビュー一覧を見る

内容の大半をスキップして後半のみ流し読みしたが、理論を安易に現実へ当てはめるような説明が目立ち、説得力が薄かった。
挙句の果てには、硫黄島玉砕は効果的であった、といった肯定的な文脈で扱うなど、現代の感覚では理解しがたい記述が散見された。ジャワ島の今村の善政については、むしろ他の将兵による生ぬるさへの批判が多数あったことから、却って日本軍の全体としてのダメさを際立てている印象を受けた。
最後に出てくる企業の例が古いので奥付を読むと2000年の本だった。
決して学術的裏付けのある内容ではなく、また内容的にもあまり見るべきところがなかった。
組織構造とエージェント理論を絡めて説明する部分は面白そうではあったが、別にこの本でなくとも良いような気もする。
決して現代的な問題意識に沿って書かれた本ではなく、あまり高望みして読む本ではないように感じた。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

4 件中 1 件~ 4 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。