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電子書籍

ネクスト・ソサエティ みんなのレビュー

  • P・F・ドラッカー, 上田惇生
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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
10 件中 1 件~ 10 件を表示

キーワードは「少子化」、労働人口の高齢化から見える社会

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:放送作家・松岡 剛 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ドラッカーの推察によると、移民を受け入れるアメリカを除き先進国のほとんどは「少子化病」が根付き始め、もうすでに徘徊している。ドイツ、イタリア、そして日本。日本は今後の労働力確保・空洞化を埋めるためには70万人以上の「移民」を受け入れ、しかも我々が引退できるのは、もうすぐ4人に一人が65歳以上を迎える日本にとって、計算上71歳となると言う。だからINOVATIONも社会構造も変わらざるを終えない。残念なことに日本は移民を受け入れることに過去朝鮮関連の人たちで致命的な欠陥を示している。今年のヒット賞品の一つに「壁掛けTV」「プラズマデイスプレイ」があり、今や家電の主役だ、購入者のほとんどが高齢者との話を家電メーカーから聞く(ちなみに値段は60万円程度)。わかものはデジカメがせいぜいと言った所。サイトの高齢者をターゲットにしているが、肝心のサイト・コンテンツがない。ちなみにジャングルと言うHPメーカーは日記と写真を中心としたHP制作ソフトを出した。「書きたい。書いておきたい」と言う要求は誰にでもある。数あるテンプレートの中から自分の好きなTOOLを選び書き連ねていく…。自費出版的な感覚だが、HPとしては日記に特化するのは一つのアイデアだろう。
P.Fドラッカーの本はマーケッテングの本というよりも「モチベーション」「成果主義」、そして「何が幸せか」「どんな方法論が社会に貢献するか」「その為にどう生きるべきか」を時代の空気を吸わせてくれながら考えさせてくれる書物である。その意味でドラッカーは一流のジャーナリストとも言えるのが私の感想だ。

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飛躍のない、現実的洞察の書

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:PAYTAX - この投稿者のレビュー一覧を見る

未来のマネジメントのあり方を、経済の変化ではなく、社会の変化と結び付けて論じています。私たちがなんとなく肌で感じていたような潮流を、するどい洞察力でまとめ上げており、私たちに新しく明確な視点を与えてくれる本です。

タイトルや「歴史が見たことのない未来がはじまる」という副題からは、グローバリズムや資本主義の行く末を論じたよくある本かなという印象を受けましたが、そうではありません。例えば、『第三の道』で有名なアンソニー・ギデンズの『暴走する世界』なども、本書と訴えたいことは似ているような気がしますが、社会学者の論文は少々難しく、今ひとつ親近感が湧かないものです。

その点、本書はきわめて現実的です。例えば、「資本主義を越えて」という章での、「資本主義の次に来るものは?」という議論では、資本主義に変わって新しく○○主義と呼べるような新しい概念はすぐには出てこないとの前置きをしています。飛躍しすぎていないところに、親近感を覚えます。

偶然ですが、つい最近NHKでも、本書と同じような「社会の変化」をテーマに、非常に示唆に富む番組を放送していました。NHKスペシャル「変革の世紀」(第1回:国家を超える市民パワー 〜国際政治に挑むNGO〜、第2回:情報革命が組織を変える 〜崩れゆくピラミッド組織〜)がそれです。

本書とその番組では、今後変化する社会の中で自分がどのように行動すべきか、考えさせられました。

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2002年に発刊された本です

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る

2002年に発刊された本です。

本書はすでに発表されたいくつかの論文と、インタビューから構成されています。内容は、今後起きる社会の変化についてです。

IT革命がおこしたインパクトは、経済や技術の変化に拍車をかけています。やがてこの変化は、社会にも影響を及ぼすものと考えられています。その変化を読む力が必要になります。

本書では、企業経営に関する項目もありますが、そのほか政府やNPOなどの組織がどのように変わっていくかが書かれています。

本の中ではこれから起こる、またはすでに起こりつつある様々な変化について説明がされています。その中で私がキーワードと考えているのは「知識」です。

これからは、「資本」ではなく「知識」が社会の主役になるということ。

知識労働者そのもの自体が資本である、とも言っています。

企業経営について考えると、外部環境である社会の変化には、十分注意を払い、その流れを見極め事業を展開していかなければなりません。

常に変化していく力、それが企業家精神。

あらゆる組織にとって、アントレプレナーシップが明日の未来を切り開くということなのです。

龍.

http://ameblo.jp/12484/

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次の時代はどうなるー??

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:スネーク - この投稿者のレビュー一覧を見る

これからの時代はどういう時代になっていくのか、ドラッカーが語る。ドラッカーが指摘するのが人口構造の変化であるという。少子高齢化の時代がくる事により、雇用形態の変化がおこる。さらには知識労働者の時代となるという。情報化時代だといわれるがイノベーションはまだこれといっておきていない。インターネットだけだ。金融のイノベーションはデリバティブしかここ最近ではない。このままでは衰退していく可能性がある、ビジネスモデルを変えなければいけない。新たに2つの成長産業がある。それは人材派遣業と雇用業務代行業である、これらは新たな時代の新しいビジネスである。ドラッカーは未来学者ではない、今起こっている事を冷静に分析し、それを語っているだけである。しかし、それは実に重みのある言葉で、ちゃんと耳に入れなければならないと思う。

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次世代社会の予感を実感に変えてくれる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やんちゃ青 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネクスト・ソサエティの背景にあるものは
・若年人口の減少
・労働力人口の多様化
・企業の機能、構造、形態の変容
から来ており、大きな流れ・変化にのった戦略を打つべきだというのが著者の言わんとしている所です。私が最も重要と思ったのは「都市型コミュニティの創設」です。平均寿命の増加、知識労働の繁栄により60歳を超えるシニアの方々が生き生きと働ける・活動できる場を設けると共に、その場により趣味・嗜好を共通としたコミュニティにより地域の活性化となるのではないでしょうか?

先日とある大学病院へ言ったのですが、エプロン姿のボランティアが院内の案内をしていました。やはり「人の役に立ちたい」というのと、どこか仲間との接点を持ちたいというところからボランティアグループを通しての活動を実施しているのではないでしょうか? 着実に次世代の社会が訪れていることを感じました。

私たちも知識労働によりお金だけでなく、自らの成果や自己実現を通して世の中の役に立つような生きがいを感じたいですね。そしてそのような社会を作っていかなくてはいけませんね。本書はそんな次世代社会の予感を実感に変えてくれる一冊です。

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これからの日本を知る手がかりが得られます

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mimi - この投稿者のレビュー一覧を見る

おなじみピーター・ドラッカー氏による未来予測。 近未来における社会と経済のかかわりを描き出しており、一読に値します。第1部は2002年に書かれたもので、第2部以後は主にここ2〜3年に書かれたドラッカーの論文・インタビュー記事から再構成されています。日本社会について、触れている箇所も多く、示唆に富む内容となっているといってよいでしょう。ドラッカーの書物の中では読みやすい部類に入るので、初めてドラッカーを読む方にもお勧めです。

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読者がそれぞれの立場で求めるものを見出すことのできる油断ならない作品

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:宇羅道彦 - この投稿者のレビュー一覧を見る

思想家というよりも、時流の経営学者として読まれてきたドラッカー
の著作は、しかしそこに安易な経営のハウツウを求めるものにとって
は、深遠な何ものかを感じさせる幻想に満ちていることだろう。

「ネクスト・ソサエティ」はその最大の要因である所与の条件の少子
高齢化について「いまわかっていることは、現代社会の出生率を定め
るものが何であるかについては何もわかっていないということだけで
ある。」という前提からその洞察が始められる。

そして、社会と経済とその歴史を見つめる視点がまさに思想家のそれ
であることを証する次のような言葉が現れる。
「人間として生きるということの意味は、資本主義の金銭的な計算で
は表せない。金銭などという近視眼的な考えが、生活と人生の全局面
を支配することがあってはならない。」

この著作における日本社会の現状に対する彼の分析は、人間にとって
経済よりも社会が大切であるという視点に立つなかで、なぜか不思議
な暖かさに満ちている。「日本は社会的混乱を避けつつ、他の国が経
験したことのない難関を何度か切り抜けてきた。」というわけだ。

むしろ、マイクロソフトの独占に触れて引用されるツキディデスの
<覇権は自滅する>という言葉が、米国の未来を示唆していると受け
止められなくはない。

強制的かつ束縛的だった田舎社会のコミュニテイが、資本主義市場経
済によって世界中で崩壊したいま、人間が人間らしく生きるために必
要とする有機的な存在としての都市社会のコミュニティをドラッカー
はNPOに求めようとする。これのみがこの著作が歴史の客観的推移を
語る中での唯一積極的主張である。

そして、これがドラッカーが単なる経営コンサルタントの親分である
というだけではなく、彼が若い日にポラニーの思想の圏内から出発し
た思想家であることの実質だろう。

ここにいるのは九十二歳にして、ますます若くそして優しくなったひ
とつの人格であり、「ネクスト・ソサエティ」は読者がそれぞれの立
場で求めるものを見出すことのできる油断ならない作品である。

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恐れ多くもちょっと不満を…

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:pontrek - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本はドラッカー自身に蓄積した様々な経験と知識から未知を探っている。
しかしその伝え方が完全ではない。
この本の中で描かれる未来予想図は、客観性に乏しく、
論拠が読者の価値観、もしくは筆者価値観でのみ消化されている。
つまり「ドラッカー信者」のためだけの本である。

学問としてこの本を手に取る読者は満足しないのではないか。
あたかも地位と名誉が論理の飛躍を保証するような側面を私は感じた。
論拠が価値観に依存する以上、反証の可能性が完全に無視されている。

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2002/06/10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る

社会と経済の行く末を鋭い視点で問い続けるドラッカー教授の最新著作。変化する雇用構造、少子高齢化、情報技術(IT)の浸透、斬新な起業家精神の勃興などを軸に、今後出現する「異質なる社会」について解説する。
 新たな社会では、トップマネジメントが変わるという。組織には経済機関、人的機関、社会機関の3つの側面があり、米国の「株主主権モデル」は経済的側面を、日本の「会社主義モデル」は人的側面を重視しすぎていたと指摘。また、ドイツに象徴された「社会市場経済モデル」も、社会を安定させられなかったと分析する。
 新たな社会においては、それら3つの側面をバランスよく制御することで社会的な正統性を勝ち得た組織だけが生き残るという。そうした意思決定を行うトップマネジメントこそが優れた企業の条件であり、他の経済活動はすべてアウトソーシング可能だとまで言い切る。雇用の変化では、知識労働者を「(知識を売買する)新種の資本家」と位置づけ、特徴を詳しく説く。
 日本社会の劇的な改革を望む機運に関しては注意を促す。官僚機構が腐敗の象徴とされているが、先送り主義や天下りは、「悪」どころか有効な場合も多いとする。次の社会でも官僚に代わるリーダーはいないと結ぶ。
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編集者コメント

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投稿者:中嶋秀喜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この急激な変化の先にどんな時代が待っているのか、多くの人がその答えを求めています。本書を読めば、その変化の大きな流れ、大局をつかむことができます。明日に備え、いますぐ行動を起こすためのヒントが得られます。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶといいますが、歴史上の事例を引きながら変化の本質をズバリ簡潔に描き出すドラッカー教授の洞察力と表現力は驚くべきものです。本書を読めば、明日を見る眼が変わります。
(ダイヤモンド社 出版局第一編集部/中嶋 秀喜)

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