ザ・ゴール みんなのレビュー
- エリヤフ・ゴールドラット, 岸良裕司, 青木健生, 蒼田山, 稲垣公夫, 三本木亮, ジェフ・コックス
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2002/03/05 02:07
今更の感はあるがお勧め
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:奥原 朝之 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を読んでみると、製造業に携わる人の殆どの人達の目にはそんなに目新しい事は書いていないと写るかもしれない。確かにそうだと思う。
では、なぜ本書の評価が高いのか? それはあまりにも当たり前のことを書いてあるからだと思う。当たり前のことを書いてあるだけじゃないか、と吐き捨てる人もいるかもしれない。しかし、当たり前のことだからこそ意識の奥底に残しておかなければならない事なのだと思う。
私は本書は教科書だと思う。製造業における基本的事項を小説タッチで書いてあるだけで、品質管理や工程管理に応用できるヒント、と言うよりはそのもの、が色々とちりばめられている。
視点を変えることで見方が変わるのは当然なのだが、人間というものは誰しも多角的に事象を観察しろと言っても視点を変えているようで変えていない。自戒を込めて言うが自覚していない人が殆どだろう。
特に文中にある『局所的な最適解が決して全体的な最適解にはつながらない(文中での正確な表現は異なる)』という箇所ではコロンブスの卵のような衝撃を感じた。まさに言われてみればなのである。そういう意味で本書は教科書なのだ。
このように、誰もがちょっと考えれば(視点を変えて考えれば)理解できるようなことなのだが理解出来ていない事柄は案外多いのかもしれない。
当たり前のことを何を今さら、と言って本書を投げ出さないで欲しい。特に製造業では新入社員の教育資料としては良い入門書になると思うし、個人的には数年後にまた読み返してみたいと思う本である。
電子書籍ザ・ゴール コミック版
2016/02/13 14:45
スループットの考え方がよくわかりました
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る
例えば、在庫と業務費用がそれぞれどういったものが入るのかなど、ストーリーの中で分かりやすく説明がなされており苦労することなく読むことができました。
2019/06/29 22:27
全体最適による効率化を考える
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kobavic - この投稿者のレビュー一覧を見る
生産性を目の前の成果やKPIばかり追いかけると、成果が出たと勘違いします。
そういう管理者が多い中で全体を俯瞰しながら、工程をスルーで視て問題点を見つける。
そういうヒントが具体的な例に例えて書かれています。
何に投資をして何を削減するのか考えてみてください。
電子書籍ザ・ゴール2 コミック版
2016/03/26 23:12
思考プロセス
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1作が工場や生産プロセスのボトムネックを解決することを記していたが、今回はビジネスのボトムネック、根本課題を解決するための思考方法を説いた作品。わかりやすく説明してくれているので繰り返し読むべし。
2003/12/23 20:33
目標管理
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サンタさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
目標管理で悩んでいる方、書店にはコンサルタントが書いた「教科書」的な書物が乱立していますが、そんなものを読んで更なる迷路に迷い込むより、
ザ・ゴールをお勧めします。製造業が主体ですがじっくり読むとあらゆる業種(医療でも)に適応します。
2002/11/06 12:39
ザ・ゴール2
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:山田太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ザ・ゴールは小説として面白かったですが、ザ・ゴール2は思考プロセスの実践方法として役立ちました。小説的な要素ももちろん面白かったので、ザ・ゴールを読み終えている人には間違いなくお奨めです。また、思考プロセスについてだけ読みたいということでしたら2から読んでも十分理解できる内容なのではないかと思います。
2002/04/23 22:16
2002/04/08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経コンピュータ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジネスや人生の局面で難題にぶつかる。あるいは何か重大な決断を迫られる。多かれ少なかれ,人はこうした場面を迎える。
そんなときの問題解決手法についてヒントを与えてくれるのが本書『ザ・ゴール2』である。著者はイスラエル出身の物理学者エリヤフ・ゴールドラット博士。自らが提唱する「TOC(セオリー・オブ・コンストレインツ=制約条件の理論)」を小説仕立てで,平易に解説している。
著者は前作『ザ・ゴール』で,やはり小説の形を借りて,TOCを工場の生産管理へどのように適用し,どのような成功をもたらすかを示した。昨年出版された同書がベストセラーになったことは記憶に新しい。
その続編である本書は,TOCが生産管理の側面だけでなく,マーケティング,人間関係の改善,ひいては企業経営全体に応用できる可能性を秘めていることを示唆する。
訳者によれば,著者は「『TOC=生産管理の手法』と一般に受け止められることを危惧」しており,「本書によってTOCがより広範囲な領域の問題解決に適用できることを示そうとした」。
著者の目的は,見事に達せらたと言ってよい。TOCをはじめ,「思考プロセス」,「現状問題解決ツリー」,「好ましくない結果」,「雲」といった難解そうな理論や手法が,説得力をもって語られている。小説として読んでも,実にスリリングで面白い。そしてストーリーを追っていくだけで,自然とゴールドラット博士が提唱する理論を理解できる。
これがもし小説仕立てでなければ,途中で飽きてしまったり,理解が不十分な読者も出たことだろう。おそらく評者もそうなっていた。このあたりの著者の工夫はなかなかで,評者は360ページにもおよぶ本書を一気に読まされてしまった。
本書のストーリを簡単に紹介しておく。主人公は前作と同じく,機械メーカー「ユニコ」に勤務するアレックス・ロゴ。『ザ・ゴール』で,TOCを生産管理の現場に適用し,工場閉鎖の危機を見事に切り抜けたアレックスは,その後の10年間で順調に出世し,今ではユニコの多角化事業グループを統括する副社長として活躍している。
ところがある日アレックスは,社外取締役からとんでもない宣告を受ける。ユニコ社本体の格付けを上げるため,本業とは関連の薄い多角化事業会社,すなわちアレックスが掌握している子会社3社を売却してしまう,というのだ。
この3社はTOCをうまく活用し,ようやく事業として育ってきたところだった。このまま売却されてしまえば,元も子もなくなってしまう。しかも自分は職を失う。何とかしなければ…。
前作同様,いきなり危機に直面することになったアレックスは,再びTOCを徹底的に活用して,この難局を切り抜けようと,各子会社の経営者とともに立ち上がる。そんなアレックスに,次々と難題が降りかかる。結果は読んでのお楽しみだ。
生産管理の現場にいる方はもちろんのこと,企業の経営者をはじめ,より広い層の人に是非とも読んでいただきたい。
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電子書籍ザ・ゴール コミック版
2021/05/04 16:32
ザ・ゴール原作で挫折したけれど
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投稿者:Asala - この投稿者のレビュー一覧を見る
こちらはマンガなので読めました。わたしには内容が難しいので何回も読み直しています。原作にも再チャレンジする予定。
2021/04/09 15:35
マンガ
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投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンガなので、全くの初心者でも読みやすく理解しやすい。主人公の奥さんの存在が読んでいて邪魔だった。そのほかはすんなりとよめた。
2019/10/27 19:23
ページ数は多くても1日で読める
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投稿者:risa - この投稿者のレビュー一覧を見る
フローとは何か、を段階的にストーリーで理解できるので面白く学べます。主人公は工場マネージャーですが、プライベートの息子のボーイスカウト活動からヒントを得たりなど、例えが随所に盛り込まれているので生産管理を勉強していなくてもスムーズに内容を理解することができます。
2019/06/09 20:24
マンガなので入りやすい
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投稿者:しんや - この投稿者のレビュー一覧を見る
まんがと文字だけの両方を読みました。
どちらも良書で、
・仕事においてどこに基準を置いて考えるか
・時間の流れによる自他の変化に対して、何を基準に対応すればよいか
が分かりやすく書かれています。
工場が舞台なので工場勤務の方はすごく分かりやすいと思います。もちろんすべてのビジネスパーソンにオススメの一冊です。
2016/03/23 00:39
全体最適って???
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投稿者:ごろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう何年も前に、全体最適って言葉が流行りましたが、当時は???
でした。ひょんなことから、作者のことを知り、この本についても、、、
読んで見ると、夢中になりました。
全体最適って、言葉がよく使われるけど、そんなことより只々小説として、この本は、実に面白い笑
2016/03/01 19:32
名著
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投稿者:earthbound - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は部分最適には興味が無い。全体最適にしか興味が無い。
的な発言が印象に残っています。
会社ってセクト意識の塊で、部分最適を追い続けて非効率化していきます。
そして会社がいよいよ駄目になっても、なおも部分最適にこだわり崩壊を加速させます。
全体最適とは、会社が一丸となって初めて実現できることだと言うことを卑近な例をひいて教えてくれています。
2015/08/29 13:43
ゴール
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投稿者:はろーはろー - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は絵が合わなくて買って失敗したと思ったが、読み進めるとわかりやすい話の流れで良かった。とっつきは悪いが良い本だと思う。
2015/01/28 23:55
ザ・ゴールは途中でしたが
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投稿者:ジン - この投稿者のレビュー一覧を見る
コミック版は最後まですんなりと読了できました。
数年前は、TOCについて理解しておらず、基本的な理解が無いままだったので、問題意識もなく、何を言おうとしているのか?ザ・ゴールを読み切れずに途中でめげました。
最近は、問題意識も出てきて、TOC関係の書籍を10冊以上は読んで、コミック版は流れもよく理解できたと思います。TOC初心者でも、問題意識があれば、コミック版からTOCについて勉強しようと思えるのではと感じました。