増税が日本を破壊する みんなのレビュー
- 菊池英博
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紙の本増税が日本を破壊する 本当は「財政危機ではない」これだけの理由
2006/03/07 13:52
やっぱりそうか、そうだろうなあ
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱんくぽんく - この投稿者のレビュー一覧を見る
「日本破たん」だ、「下流社会」「大増税社会」など本屋へ行けば、今にも日本が2、3流国家に落ち込むような連想をさせる本がところ狭しと並んでいる。
しかし、本当にそうだろうか。格差社会の話は別として、日本の経済が破たんしたり、日本の社会構造ががたがたになっているような感じを今受けるだろうか。
この本は、こうした危機をあおっている有象無象の最大の論拠、
「日本の財政赤字は危機的」という説をそれは間違いだとばっさり切り捨てる。さらに「財政危機」という前提条件が間違っている以上、小泉政権が取っている緊縮財政政策、さらに将来の増税政策も誤りだと明確に言い切る。
日本人にとって自信回復の書であるとともに、現在の金融・財政政策に疑問を抱かせる警告の書物でもある。
論旨は明快で、データもきちんとしており、過去の論議もきちんと書き込まれており、「眼ウロコ」は間違いない。
ただ、少子高齢化や年金問題に取り組むのに現在の社会保障政策でいいのかその部分の疑問は残る。
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