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3.11 震災は日本を変えたのか みんなのレビュー

  • リチャード・J・サミュエルズ(著), プレシ南日子(訳), 廣内かおり(訳), 藤井良江(訳)
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日本の政治は

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投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

6年前の東日本大震災の対応について、日本の政治、安全保障を専門とするMITリチャード・J・サミュエルズ教授が分析を行った労作である。
 未曾有の大災害なので日本に与えた影響は計り知れない。日本はどうなるか、ということあるし、これを機に大きく変革しなければならない、と考えることもあるだろう。
 第3章に災害の歴史的・比較的考察として、近世近代の日本の大災害の歴史や海外との比較分析を行っており、よく整理された内容で示唆に富む。この章から最終の6章まで各章に論考後の結論が書かれており、著者の考え方をまとめている。最後に結論がある。
 佐倉統氏の書評によれば、「3.11は日本をほとんど変えなかった-これが著者の結論である。希代の日本ウオッチャーが、日英両語の膨大な資料を渉猟し、国防、エネルギー、地方自治の三領域について、透徹した分析をおこなった。その結論は、説得力がある。」である。
 自然災害では脆弱な部分に被害が大きく出てくるが、今回の場合は日本の政治が直撃を受け、災害被害を深刻化させてしまったようだ。被害を軽減するためには、政治力が大きく左右する。末端の行政体や国民が事前の計画に基づいて、あるいは、現場での臨機応変な対応をうまくやっても災害の規模が大きくなればなるほど政治の力が問題になる。現場の力にも限界があるからである。
 もう一つの弱点と思われる自治体組織について、著者は、希望が持てるのは自治体や市民のつながりが強化されたことは大きな収穫だったと述べている。しかし、日本の全ての自治体にあてはまることでもないだろう。
 自然災害は社会の構造的組織的変化の種になると言われてきたようだ。政権交代を果たした政権は危機管理能力のなさを露呈し、信頼を失い、元の自民党政権に戻ってしまった。社会の構造的組織的大きな変化は起こらず、先祖返りしただけだった。
 原発事故処理については、政府、国会、民間等で対応の検証作業が行われたが、自然災害対策について政府は検証していない。各省庁別、内閣府の防災部局の反省や教訓のとりまとめは行われているようだが、当時の政府、国会の危機管理行動は検証されていないようだ。
 改めて日本の政治、政治家について、どうしたらよいのか考えたい。

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