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本好きの下剋上 みんなのレビュー

  • 香月美夜, 椎名優
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みんなのレビュー382件

みんなの評価4.7

評価内訳

382 件中 1 件~ 15 件を表示

web版からの加筆や改稿、書き下ろしが多めでいつも以上に情報量が多い

16人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る

web版既読。
フェルディナンドを救うためにアーレンスバッハへ向かうローゼマイン達。
ランツェナーベとダンケルフェルガーを交えたエーレンフェストとアーレンスバッハ間の本物のディッター前半戦。

プロローグがユストクス視点で、フェルディナンドを失う覚悟をさせられた彼の絶望とジルヴェスターから齎されたローゼマインという希望の一喜一憂。
エピローグがついにゲオルギーネ視点。
嫁がされた時からもずっと諦めてなかったのかと思ってたけど、一度は無気力になってたのか。
でもゲオルギーネ視点を読むとなんとも苦い気持ちになった。
リヒャルダが彼女を悪く言わず大変な努力家と評価して、グラオザムみたいな度を超えた忠臣がいるのも納得の過去回想だったわ。
つまり、やっぱり悪いのはヴェローニカでガブリエーレ。
ジルヴェスターとヴィルフリートほんとに似てるな。

エーレンフェスト防衛戦で久しぶりのブリギッテも良い。
アウブじゃなくてロゼマに真っ先に報告を上げようとするところが側近だったんだなぁと。
そして何より供給の間のフェルディナンド視点書き下ろしがやばい。泣いてしまったわ。
イルムヒルデ様は時の女神の騒動で彼女と会ってるのね。
フェルディナンドにとっての「望みのままに生きる」がどういう重みを持つ台詞で、「家族同然」がどういう解釈だったのか、それがどう裏切られたのかが尊くて、これを読んでからカラー口絵見返すと震えるわ。
あと、遺言送ったのが無自覚なのもわかる。
あー、もう原稿用紙何十枚分の感想書けそうだけどどこまでネタバレ書き散らしていいか悩むし、読めばわかるって感じだ。
他にも本編も加筆と改稿が多量にあって、web版よりわかりやすくなっていた。
次巻も待ち遠しい。

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新しい発見ができました

9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

WEB版は読んでおりましたが、書籍版にしかない情報がとても新鮮で楽しく読むことができました。その中でも私はプロローグとエピローグ後の閑話に心がおどりました。麗乃の家族のことや、麗乃の過去のこと、そしてシュミルや魔石のことなど…まだ読んでいない方にはぜひ書籍版をオススメします。

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設定がすきです。

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふった - この投稿者のレビュー一覧を見る

なろう小説?聞いたことはあるけど。と、どことなく避けていましたが、このシリーズには、はまりました。
ヨーロッパ中世って、不衛生だったのに、理不尽だったのに、というこちらの不満が設定されていて興味深いです。
小説家になろうで最後まで読んで、結末は知っているけど結局全巻買いそうです。

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今回も書き下ろし多数で読み応えたっぷり!

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る

web版既読。
グルトリスハイトを得てユルゲンシュミットのツェントになろうとするランツェナーヴェ王や彼に味方する裏切者達と貴族院での最終防衛戦。

本編はweb版からそれほど加筆がなかったような?
ちょっと説明がわかりやすくなっている箇所があったかな?

プロローグがいつまでもお花畑思考なディートリンデ視点。
エピローグがジークリンデ視点からダンケルフェルガー側の考えと後方支援の様子。
アウブが次期ツェントになってもいいと承諾したのは、ヒルデブラントを養子にして王族に戻せる判断だったか。なるほどね。やっぱ上位領地だわ。

書き下ろし短編でイマヌエル視点から中央神殿の動きとラオブルートとの繋がり。
アナスタージウス視点から離宮の守りと講堂での戦い。
正直「大事な人を人質にとって交渉するのが王族」ってマインに言われたときのアナ王子の内心が一番知りたかったから、そこがないのは残念だったかなぁ。
まぁフェル視点でめちゃめちゃ振り回されててちょっと笑ったけど。
マグダレーナ視点は王宮で襲撃にあった時のツェントの様子や、ラオブルート退治の顛末。
ダンケルの女!って感じで良かったわぁ。
どっちかというとマグダレーナも武寄りだよね。領主一族だから?
ジェルヴァージオ視点から英知を授かる顛末や女神の降臨中のやりとり。
マインにめっちゃ振り回されているの面白いし、フェルの凶悪さが垣間見えるわマインへの気遣いやらでヒェッってなった。
そしてフェル視点。もうめちゃめちゃすごくて怖かったね。
ホントみんなから敵に回したくないって言われるわけだ。
ヴェルデクラフの「戦闘中に戦後の政治的な部分を見据え、敵の弱点を突きながら勝敗を調整する」がまんま見えた。
悪辣!だがそこがいい!
そんな彼が焦ったくらい結構ギリギリだったのも驚きかも。

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完結まで楽しかった!外伝へ続く!

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る

【ネタバレ】
本狂いの転生少女が平民から貴族になり領主となる物語完結巻。
大規模魔術の行使から、完全書き下ろしの就任式まで。
完全書き下ろしのエーレンフェストへいったん帰還する箇所以外にも寮を開けたりするシーンや細々とした会話などweb版からの加筆がめちゃくちゃ多い!
最後までどきどきしながら読み終えた。楽しかった。
プロローグのフェルディナンド視点の焦りも最高だし、エーレンフェストに戻ってそれぞれの移動準備や別れの挨拶をする辺りは終わってしまうんだな、としんみりした。

あぁー、まだまだ読んでいたいよ!終わっちゃった!
ダームエルとフィリーネの進展がweb版と違ってて気になる~!
ユーディットはエーレン残留組だと思ってたけど、本当にアレキサンドリアについていきたい気持ちがずっとあるのは嬉しかったな。
フェルディナンドが目隠ししてくれて、代わりに闇を飲んでくれているから、ローゼマインの周りには良い人が多いんだなぁとほのぼの泣けてしまう。
あと、実はこの終盤はweb版でも大人気な婚約式よりも、やっとできた図書館と研究所を確認に行ったときの、図書館の自室に「寝台とか別にいいから長椅子がほしい」って主張するシーンがめちゃくちゃ好き。
あれ、第四部前半でフェルディナンドは長椅子って例えたやつの、ロングパス伏線回収でしょう?
もちろん第二部ラストの全属性の祝福の伏線回収も、書き下ろしのフェルディナンド視点で呪い返しとかしてたの美味しすぎたし、最大の見せ場なんだけど!
さりげない伏線回収の仕方が上手くて本当に良作。
短編集3とハンネちゃん外伝を楽しみに待とう。
長期連載の完結お疲れ様でした。
ありがとうございました!

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あくまでも個人の感想です。

10人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うん - この投稿者のレビュー一覧を見る

いやいやいやいや、
18,20で成人するけど、死ぬまで大人にならへんくても問題なく生きていけるぬるい現代日本とユルゲンシュミットを1:1の割合で比較しちゃ、あまりにもユルゲンシュミットに生きる人たちに対して、失礼でしょ!!
彼らは第二次性徴とともに裳着・元服を迎え、フリやなくてガチで一人前を求められる人たちにして、武力行使・暗殺行為がまかり通る戦国時代真っ只中を生きる人たちですよ!!?
(平民やったら二次性徴なんて待たず、小学1年時には社会人。って世界!!)
織田信長(≒ローゼマイン) って聞いた瞬間、無条件にきゃあ♪゜+*:.。ってその姿勢を支持してしまふのは読者たるワタクシがその後を知っているからであって、権威(グルトリスハイト)を失って形骸化してる王族(≒末期室町幕府)のもと、現在進行形で戦国の世を生きる彼らにしてみりゃ、そりゃあエーレンフェスト(≒尾張)なんて片田舎の海のものとも山のものともしれぬ存在…。その躍進に彼我ともに振り回されるのは、当然!!!
その中でヴィルフリートに辛い点数がつけられるのは、ローゼマインと比してではなく、同じユルゲンシュミットに生まれ育った同年代より、明らかに劣ってるからだよ!!!
ギーベの息子に過ぎひんマティアスに分かることが、アウブの息子、しかも次期アウブやてのたまってるヴィルフリートに理解できてへんて、あかんやろ!問答無用でその決定に従わされるエーレンフェストの貴族にしてみりゃ、たまったもんやないよ!
しかも、自身の過去の失敗に学んでない!致命的やよ!!
ワタクシだって、彼の純粋さには加点するよ!
特にローゼマインとフェルディナンドのやり取りに自身とおばあさまとの思い出を重ねたって、超加点やった!
でも、その自らの純粋を、速攻自分で汚してるて、ただの阿呆やん!
ヴェローニカ派の人たちの口車にのせられ、白の塔でおばあさまの言い分に耳を傾け、自身が救われ、自身が感じてたローゼマインの印象を、いとも容易く悪で塗り替えた白の塔の事件の時と、なんにも違わへんやん!!これでヴィルフリートにいらいらせぇへんて、無理やろ!
傍から見てることしか出来ひん読者は、こほいふ裏側・他者目線が知りたくて本編やふぁんぶっくなど周辺をうろうろうろしてしまうんやけど、彼に対する苛立ちかて、この作品を愛すればこそ!!
ただの個人たたきや、ないんやからね!

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ツェント選び

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オレンジたま - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰がどういう決断をしてツェントになるのかというのが見所です。

この巻ではマインはあまりやらかしてませんが、代わりにジギスヴァルトと神様達がやらかしてます。
でも、マインも女神に読書より大切な記憶を絶たれているのに、貴族としての日常生活が困らないって時点でやらかしてます。

エグランティーヌとアナスタージウスは分かり合えているのに、アドルフィーネとジギスヴァルトは全く噛み合っていないのが笑えます。

最終巻ではフェルディナンドが報われることを望みます。

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今回はそれぞれの選択回

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る

web版既読。
王族入りが決定した領主会議から帰還し、領地で関係者ごとに段階的な機密を守りながら報告をし、中央に移るための準備に奔走する巻。

プロローグはフロレンツィア、エピローグがルッツ。
ディートリンデ視点はSS置き場からの改稿で、リーゼレータの移動に関してリーゼレータ視点と、アウブの葬儀で起こったアーレンスバッハでの事情聴取をジルヴェスター視点からが書き下ろし。
特典SSはハルトムート。

あとがきにあるように、確かに親子関係に関して説明や描写が多く加筆されている。
一番わかりやすいのはエルヴィーラ周り。個人的にはそれぞれの選択巻。
特にプロローグで母としてヴィルフリートやシャルロッテのことに頭を悩ませるものの、中央へ行くローゼマインの心配は教育面のみというフロレンツィア養母と、成さぬ子で事情も理解した上で、自らの立場とローゼマインの立場をわかっていてなお、自分にできる最大限の助力をと行動するエルヴィーラお母様の対比は大きい。
ローゼマインがレオノーレに「一番尊敬する貴族女性はお母様」と評したロングパスが丁寧に回収された感じでここの加筆すごく好き。

リーゼレータのところとトゥーリ関連は挿絵も素敵だ。

特典SSのハルトムートはまさかの契約魔術で、いろいろ裏側の動きに納得してしまった。
特にまだ書籍化前の終盤でのフェルディナンドとハルトムートの行動に説得力が出るやつだ。
しかし、貴族側で「家族同然」扱いになったフェルディナンドを越えようとするのはすごいな。
ハルトムートがローゼマインの家族愛を本当の意味で理解するのは、あの光景を見てない以上難しいし、さらに異世界転生してる秘密は一生かけて辿り着けるのだろうか。
ハルトムート死ぬ前に聖女伝記書き上げて読ませてくれないですかねぇ。
非常に興味があります。

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フェルディナンド様はグルメ

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Henkeip - この投稿者のレビュー一覧を見る

読書欲と前世の知識で驀進する(ローゼ)マインは、兵士の娘から青色巫女、領主の養女と身分が上がり、話が進めば進むほどおもしろくなっています。第4部の貴族院入学後のローゼマインは今まで以上に活躍して領地外まで影響を及ぼします。前巻からエーレンフェスト領に戻っての話が続きましたが、本巻の最後で2年生に進級して貴族院に戻ったので、次巻が今から待ち遠しくてたまりません。
 本作品には大勢の登場人物がいて、各々のエピソードも興味深いのですが、主人公のローゼマイン以外の最重要人物は、やはり後見人のフェルディナンド様でしょう。
 この巻での見所の一つは、イタリアンレストランでのフェルディナンド様の反応でしょう。今までもフェルディナンド様が美食に興味を持っていることは書かれていましたが、本格的なグルメ舌を持っていることが明らかになりました。そのことが、天才フェルディナンド様のひょうきんさ、じゃなくて、万能さを示すエピソードになっています。

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家族愛にしんみりする最終巻

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふにゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ひとまず大団円。男女の機微…その後が気になりますが、それも含めて伏線回収は外伝に続くという…w。まだまだ続くよビブリアファンタジー。

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【小説31巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身X」

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーな - この投稿者のレビュー一覧を見る

早く…次が読みたいです。

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ここ最近の中では書き下ろしの新情報少なめかな?

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る

【ネタバレ】
web版既読。
これ初読の人は耐えきれずにwebに続きを読みに行った方が精神に優しい。
中央行きの準備をしながら冬を迎え、貴族院に向かってグルトリスハイトを得て成長し、領地に戻って防衛準備をしながら家族同然の危機を知るまで。

プロローグがフェルディナンド視点で、webにあるレティーツィア視点で共に食事をする話の書き直し。
フェルディナンドがゲドゥルリーヒを知りたがった意図が今まではっきりしてなかったけど、ローゼマインの望みを確認して、自分の計画が彼女の願いを踏み躙らないようにするためだったのね。

エピローグはレティーツィア視点で、これもwebにあった話の書き直し。
web版よりもだいぶ詳しくなってる。

ジギスヴァルト視点の話はほぼwebにあるのと同じ感じ。
本編のがまだ改稿と書き足しが多く感じたくらい。
完全書き下ろしはシャルロッテ視点のローゼマイン不在の貴族院ダイジェスト。
彼女の奮闘とハルトムートのいろんな意味でのすごさがよくわかる。
最後に今まで謎だったレオンツィオ視点。
強かで有能な男に見えたけど、それなりに常識的な考えのある若者だったわ。
最後のヴァラマリーヌって初出かな?

応援書店特典はローゼマインの帰還後からラストまでのジルヴェスター視点。
フェルディナンドを死なせたくないお兄ちゃんの葛藤がとても素敵だ。
ボニファティウスの正論をのらくらと躱し続けるのは領主として揉まれてきた貴族らしい手腕を感じた。
正直レオンツィオ視点で読み終えるとかなり苦い気持ちなので、これを読めて良かった。
応援書店特典ない人つらそう……。

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相変わらず書き下ろしの情報が多い!

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る

web版既読。
領主会議でローゼマインが王族に取り込まれることが確定する辺り。
本編の書き下ろしは祠巡りの辺りを大きく加筆している以外は目新しいものはないかな?

プロローグのボニファティウス視点は先代アウブ・エーレンフェストの名前が明らかになったり、この時期のヴィルフリートやローゼマインがどのように見えていたのかよくわかる。
ローゼマインが名捧げの意味を変えてしまった事柄についてはweb版でも感想で紛糾していた問題で、おじい様を非難する意見も多かったし、実際ジルヴェスターが決めたことなので、彼女ばかりが責められるのはおかしいけど、これも彼女とこの世界の常識の違いを浮き彫りにする一つの事柄。

命を救ったと思いきや責められ、頼りの綱だったフェルディナンドとのやり取りを止められ、心配することも許されない。
抑圧されていく中でも孤軍奮闘するフェルディナンドのために王族を相手に交渉する商人聖女はまさに「わたくし、成長したのですよ」である。涙でそう。
web版読んでてもこの一年が一番抑圧されてキツイ。
アナエグの掌返しもダメージ大きいし、ローゼマインの不幸な未来しか見えないのがつらい。

書き下ろしのアドルフィーネ視点では典型的な王族であるジギスヴァルトの傲慢さがよくわかる。
さらにローゼマインの将来への不安が強くなるし、アドルフィーネへの同情心と共感が強まる良い短編。
オルタンシア視点は、トルークについてアナスタージウスら王族がどのように調べていたか、そしてラオブルートの暗躍が察せられる話。
特典のフェルディナンド視点は、ゲオルギーネの底知れなさを警戒しながらも、押さえ付けられる中で対抗手段を得ようとするフェルディナンドの我慢強さがよくわかる。

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祝完結

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オレンジたま - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近数巻のハラハラドキドキという展開ではなく、ほっこりと心温まりました。
マインとフェルディナンドが「家族同然」から「本当の家族」になることになり、昔カルステッドとジルヴェスターが冗談半分で言っていたことが実現しました。
2人が魔石に刻んだ言葉はお互いに一番嬉しい一言です。
ルッツ視点のエピローグまで含めて伏線回収もバッチリで、とにかく最高の物語でした。

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終わってしまう…

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Goya - この投稿者のレビュー一覧を見る

完結を待ち侘びていたのに、終わってしまうのが勿体ない。まだまだ読みたいし、続きが読みたい。そう思える作品に出会えた事を感謝しています。

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